ゲット・アウトのレビュー・感想・評価
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ゲット・アウト
2017年101本目の劇場鑑賞。
米国が抱える根深い人種問題を背景に、
白人の彼女の家を初めて訪問することになった黒人青年を待ち受ける予測不能の運命を不穏なタッチでスリリングに描き出す。
ホラーというジャンルに人種問題を持ち込んだユニークな作品。
人気コメディアンでもあるジョーダン・ピール監督作品なんで、
コメディ色の強い作品だと思っていましたが、
意外と真面目なホラー映画でした。
ホラー映画にしてはそんなに怖くはなかった。
残虐描写とかもほとんどなく、
ホラー映画としては物足りません。
ホラー映画というよりはスリラーでした。
本作は伏線の張り巡らせ方が緻密なんですが、
伏線を見事に回収して終わる丁寧なつくりであることが、
消化不良にならずにスッキリできました。
後半のクリスの脱出劇は面白かった。
本作で登場する催眠術ですが、
過去に黒人奴隷に対して行われていたり、
ビンゴカードを使ったオークションなどは、
奴隷制度を想像させるモチーフが描かれてます。
本作にはもう一つのエンディングが存在しているのですが、
もう一つはバッドエンディングだそうです。
気持ち悪い波動!
ホラーは苦手だが、興味本位で観てしまった。
やたら血が流れる訳ではないが、心理的に気持ち悪い。カメラワークや撮り方が怖い!
これは、俳優達の演技力がすごく求められる映画!
ただ、ただ、気持ち悪さだけが残った。。
やっぱり、ホラーは苦手!!
態度と表情の怖さ
途中まではなんとなく不気味さがある。冒頭のシーンがどう繋がるのか、最後までわからない。
暴力や怪奇がなくても、不自然な態度と表情は心理的なホラーだ。
音楽も自然で、よくできた映画でした。
催眠にかけられ触れられたくない過去を思い出し涙があふれ出る、この場...
催眠にかけられ触れられたくない過去を思い出し涙があふれ出る、この場面キャサリン キーナーの見せ場でありこれをキッカケに物語はツイストの連続、ラストやはり黒人ならではの悲劇かと思いきやーーう〜ん上手い!
錯乱
白人の彼女の実家で週末を過ごすことになった黒人男性が体験するスリリングな話。
冒頭の誘拐や鹿等大きな音で脅かせる在り来たりなホラーかと思いきや、以降はとにかく不穏な空気感で進んで行く。
丁寧な振りとそれに沿った展開である程度、いやかなり先が読めるけれど、それはそれだし、それを超えるところまでやってくれてかなり面白かった。
所々登場する友だちがなかなか良いアクセント。
やはり怖いのはお化けでも幽霊でも妖怪でもなくて人間。ホラーと言うよりサイコスリラーという感じかな。
歳を取るとよく分かる
弾けるような肉体で疾走する男。
夜な夜な写し鏡で微笑みを浮かべて我が身に見惚れる女。
誰もが下男下女の黒人奴隷だと先入観を持ってしまうこのシチュエーションがこの映画のホラーなのだ。
しかも白人の恋人の彼女の好みは、親友の言う性の奴隷の女性版と来るからコメディーホラーなのか。
主役がもっとファンキーなら笑えたね。
お笑い芸人?の初監督作品としては◎
意表をつく映画だという情報を得ていたものだから、どんな結末になるのだろうと、楽しみにして行きました。
ずっと引き込まれる映画でした。
ハラハラドキドキが止まない内容でした。
ただ、彼女の正体がわかってからの終わり方が、頭を使ったものではなく、ありがちな内容だったので、スカッと見終わることはできませんでした。
自分好みな衣装や家具、音楽で それらでも楽しめました。
去年のドント・ブリーズみたいに…
一年に一本、こういうのがあるのですね。
だから、映画を観るのが止められないわけです。
アメリカに住む予定など100パーセントないのに、映画の影響で、アメリカの郊外の一軒家が怖くてたまりません。
羊たちの沈黙とかルームなんかもそうじゃなかったかな?ましてや、自然に囲まれて完全に孤立したロケーションは恐怖そのものです。セコムやアルソックだって駆けつけるのに30分以上かかりそうだし(笑)
昔はETに出てくるようなアメリカ郊外の住宅街の一戸建てに住んでみたい、と憧れていたのになぁ。
トンデモすぎ。
ある程度展開はわかったけどラストに向かってのまさかな展開はびっくり物。人種問題だけかの根本と思いきや想像以上の理由にア然なのでした。
スタートから不穏な雰囲気の緊張感が途切れず突っ走るのもグッド。
親友の明るさっぷりがいい緩和剤になってます。
コワイコワイ詐欺
152本目。
タイトルちょっと言い過ぎかな?
怖いと言うより、あっそう来たって感じが強く、やられたなぁと。
この手の作品は、まだ終わってない感を出してエンドロールが多いと思うんだけど、割りとアッサリ。
そっちが意外だった。
全編を通して不穏な雰囲気。 特にメイドの黒人女性が不気味です。 振...
全編を通して不穏な雰囲気。
特にメイドの黒人女性が不気味です。
振り返ってみるとビンゴのシーンが印象的。
おじいさんとおばあさんは何故使用人なのかが理解出来ませんでした。
ざわざわ
ずっとざわざわ。
謎について考える間も無く綺麗に全ての伏線を回収してくれる。
黒人に対する憧れとどう扱っても構わないと根底では思っている差別的な考えが複雑なアメリカ社会を表している。
効果音ふくめ、音楽がすばらしい。
見ごたえがあるホラー
映画を見る前情報はほぼなく、「何かホラーなのかな」と思って映画館に行きました。
かなりブラックな内容のホラーでしたね。確かに、レイシズム(差別問題)も含まれていますが、なんというか、薄気味悪い・・
ホラーのツボもおさえられていて、ドキッとびっくりさせられるシーンなどもあり、それも楽しめます(笑)
見応えはありますが、この「わけのわからなさ」は好き嫌いが分かれるところかもしれませんね。
個人的にはこの監督の他の作品、今後どんなものを出してきはるのかなーと楽しみです。「何だかわからないものが迫りくる怖さ」をゾワゾワと描いていて、それが好きな人には好物かもしれませんよ~
黒人二人のキモ演技!!
序盤の会話内容が微妙で入り込めませんでしたが、あれ…いつからおかしくなったっけ…最初からか?という不思議な感覚を味わう事ができました。黒人メイドと帽子男のロボみたいなキモ演技が良かったです。可愛い彼女なのに髪を上げると誰このBBAという感じで別人でした。友人の下ネタが空回っていて、もっと脚本が洗練されていたら良かったです。楽しいビンゴ大会も後からジワジワくる普通じゃない映画でした。黒人に白人の可愛い彼女でクソーと思っていたら実は…というヘイト上等なプロットも好きです。主演のダニエル・カルーヤは「ブラックミラー」の大好きなエピソード「1500万メリット」の主人公と知りびっくりです。
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