ゲット・アウトのレビュー・感想・評価
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銀河鉄道999か?!
ストーリーが銀河鉄道999にソックリ!!
銀河鉄道999ではメーテルに導かれて惑星メーテルに連れられて来る少年は惑星メーテル(機械化惑星)を支えるための機械のパーツにされてしまう。その繰り返しによって機械化惑星メーテルは永遠に繁栄していくという話。
ヒッチコック作品に匹敵する非常に良質のサスペンス
字幕版を鑑賞。全く予備知識なしに見たのだが,非常に面白かった。監督はコメディアン出身で,今作が初監督作品だと言う。その情報には非常に驚いた。到底初監督作品とは思えないほど完成度が高く,非常に面白かったためである。ヒッチコック作品に匹敵する傑作だと思った。今年のアカデミー賞にノミネートされていると言う話も当然かと思われた。最近見た中ではこれが最も面白かった。
ジャンルとしてはサスペンスに入るのではないかと思う。これをホラー映画と言う人もいるようだが,確かに空恐ろしい話ではあるものの,ホラーとはジャンルが違うような気がする。黒人差別を下敷きにしているが,黒人差別をやめましょうとか言う単純なものではない。非常に練りに練った話で,展開が早く,無駄がなく,見せ方も秀逸で,ゾッとする怖さがある。IT とはかなり毛色が違う怖さである。
黒人差別は歴史的に根が深いが,人類は最初黒人だったことがすでに判明しており,白人や黄色人種は黒人よりはるかに遅れて出現している。生物学的に白人が優っている点は特になく,オリンピックの陸上の金メダリストや MBA のスター選手を見ても黒人ばかりであり,黒人の方がはるかに優れているという証拠ならいくらでもある。この映画の底流にあるのは,実はこの生物としての黒人の優位性である。
この映画の方法が成功するならば,究極の長寿が手に入れられるのだろうが,ちょっと解せなかったのは,あの方法で処理が終了した場合に,何故元の人物の人格が残るのだろうと言うことである。フラッシュの刺激で我に返る理由も不明だったが,全てを説明してしまっては怖さが減ってしまうので,あれで良かったのかもしれない。
怖さといえば,悪意を仕掛けてくる連中の躊躇の無さと,それに対抗しようとする主人公も,全く躊躇わずに思い切った行動をしているところに,アメリカ人らしさを感じた。悪意のプロセスの恐ろしさと,それに主人公が気がつく過程の緊張感は半端なく,最後までハラハラさせられた。最初の構想では違うエンディングになる予定だったと聞くが,この緊張感の後で最初のエンディングが来たら,しばらく立ち直れないかも知れないと思った。
役者は見たことのない人ばかりであったが,非常に印象に残る役者ばかりであり,しかも人格がいじられているという様子を表情で見せる能力の素晴らしさには度肝を抜かれた。音楽担当も無名の人だが,この映画の世界観をよく表しており,不可欠な音楽であったところと,それでもなお,音楽としての独立性を失わなかったところに感心した。演出は非常に見事で,緊張感が途切れることはなかった。是非お薦めしたい作品であるが,米沢での上映は 3/9 までらしいのでご注意を。もう一回見に行きたい作品である。
(映像5+脚本4+役者5+音楽5+演出5)×4= 96 点。
面白かった!
何が伝わった?
17年47本目。 衝撃すぎて感想まとまらない…黒人主人公は白人彼女...
17年47本目。
衝撃すぎて感想まとまらない…黒人主人公は白人彼女家族に会うため実家へ行くが親戚親睦会が。中には黒人もいて、実家使用人は黒人だけ雇っているそうだが…?ホラーなのかスリラーなのかコメディなのか、観る人をかなり選ぶ気がする。面白い人は面白い。ケイレブ相変わらずイケメン。
まぁ黒人差別問題が主題っちゃ主題と思うんだけど、伏線がはちゃめちゃに多いので解説読み漁ってたらラブクラフトまで絡み始めてヤバい。感心し過ぎて語彙力低下してる。コレ、日本語吹替じゃ絶対ダメだし、字幕でも足りない。英語圏のスラング含めた表現を理解してから観たいもんだな〜
マジでもう一回観てぇぇぇ~。レンタル出たら即観たいし、なんなら劇場にもう一度足を運びたいレベルで、結末を知った上でもう一度観たい。味わいが絶対に違うはずなんだよなぁ。知見が無さすぎて味わえていない部分がかなり掘り起こせそうだぞ。
年の瀬に、ヤバい映画観られて良かったなあ。劇場で観て良かったというのもそうだが、DVDでも良いから2回、3回と観たい作品だ。
ゲットアウトはジョーダンピール監督の作品だけれども何かとシャマランと並べられるのは❝何かがおかしい❞って作風だからだろね。私はシャマラン作品にいまいちハマってないんだけど確に❝何かがおかしい❞だもんね。
ただゲットアウト、シャマラン作品製作陣ジェイソンブラムが関わっててギョッとした
悪夢
じんわりと恐ろしさが漂い、最後まで目が離せない極上のスリラーだった。
オープニングの拉致から不穏な空気が漂い、そこから始まるオープニングはまだ明るいが、鹿を撥ねてから不穏な空気はずっと続く。(あの鹿にも暗喩があるのかも?それはこれからの彼の運命か、彼女の死に様か?)
家に着いてからの使用人たちの不穏な言動やゲストたちの不審な行動、フラッシュに過剰反応する彼、催眠術…不穏な空気が色濃くなるにつれ、彼は脱出を試みるが…
とネタバレなしにはここまでしか語れないか
で、真相は黒人を拉致し、催眠術で洗脳、手術で白人の意識を入れ身体を乗っ取るというまさかのサイコスリラーに!
正直、こんな展開は予想してなかったが催眠術やら脳手術など現実とフィクションのギリギリの辺りを狙い、ハラハラドキドキのスリラーを作り上げていた!
味方なし、催眠術にはかかってるし、頼れる者はほぼなし(遠くに居た友人の頑張りはナイス!)というまさしく悪夢のような状況で明かされる真相に絶望感しかない。
ゆえに最後の戦いはハラハラさせながらも彼の生き残りをかけた戦い、そして復讐の虐殺は苦々しくもグッと爽快にさせてくれる。
黒人だ白人だに関してはこういった差別が社会問題として長年存在しているアメリカ人には思うところがあるのだろうし、こういった文化に精通している人もその観点から考察できるだろう(勉強させていただきます。)
そういった視点が無くとも、悪夢のようなサイコスリラーとして満足!
パンフレット読んでから追記
人種差別への風刺がこもっていたというのも、良く理解出来たし露骨な差別とかではなく特別扱いしているような差別というか、そういう点もあるのだと改めて勉強になった
見終えれば印象はやはりB級映画
黒人の平凡な彼氏によいところの白人美人彼女。
違和感がありありで「後で何かあるな」と思ったら 、案の定ありました、、、。
で物語の柱になる部分でもあり個人的に残念賞。
自分が観た映画館だけなのか分からないが、音響がウルサイウルサイ。
また、意味の無い場面でドキッとさせるシーンもある。鹿は許すが夜走る芝刈り黒人は何なの?状態。
アナログテレビなどでカルト的ホラー演出を狙ったシーンもあったが私的には二番煎じにて空振り。
一番不思議だったのは両手両足縛られてんのにどうやって耳に綿を詰めたの主人公?の状態。
(口から両手のベルトまでの距離なら分かりますが、耳から指までの距離は流石に無理を感じます。)
観終わってB級ホラーだったな感が強かった作品。
じわじわ来る恐怖じゃないんですよね〜。
もう少し脚本(黒人であるが故の理由とか。作品中の理由は捻りが無さすぎでは無く、捻りすぎて無理がある。)を練って貰いたかった。
挿入歌が...
映画冒頭で流れる
合唱のような曲が
聴いててホント気持ちよく無い
絶妙な不快感でした。
上映前にも繰り返し流れてて
不快だったぁ〜
なるほどね‼︎
オチがわかってから
呆気なくオワタ
催眠術の効き目恐るべし‼︎
不穏
ちょっとマジで恐いよ
前半は面白い
レビュー題の通り、前半は主人公の抱く違和感、不気味さを共有できて非常に面白い。しかし種明かしが始まるあたりから「あっふーん…なるほどねぇ…」という感じでどんどん冷めていってしまう。
あれだけ人種差別を匂わせておきながら、オチがSFチックな人格移植ってのは、ちょっと唐突なように思う。人種差別を主題にして、その実は全く関係ないんですよ、という観客をだますための脚本だったのかもしれないけれど。
だとしたら面白いかというと、うーん…?でも、オチが分かったあとにもう一度観ると絶対面白い。発言の裏に込められた欲望がよく見えると、また違った味わいになるのだろう。
何回も見たいかというとそんなことはない。もう一度は観たいかな。劇場でなくてDVDで十分だけど。
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