ゲット・アウトのレビュー・感想・評価
全390件中、221~240件目を表示
お、おっかねえ…
んー
溢れる涙
単なるホラーで片付けられない
期待し過ぎたかな?
そこまで高評価される映画かな?オチにいくまでは面白いし、家政婦さん役の女優さんが演技上手くて不気味やし、良い感じの怖さ・不気味さがあるんだけど、
肝心のオチが「人格移植?、脳移植?」なんは、、なんとも言えなかったなぁ、ぶっ飛び過ぎてて。星3です。
一言で言って面白い。
まず最初に思ったのは、主人公の俳優さんの演技がうまいです。
字幕ではなく吹き替えで見てても表情遣いがうまいのがわかります。
顔だけであそこまで感情を伝えれるんだなと思いました。
白人さんの家族に、黒人さんが催眠術をかけられて、洗脳されて、脳を入れ替えられてしまうお話でした。
非現実に思えて現実にありそうな話だったので、すごく吸い込まれるように見入ってしまいました。
品定めのためのパーティが行われ、無言のビンゴゲームのような形で落札者が決められて、黒人さんの脳に自分の脳を埋め込む。
人種差別のようで、そうじゃないようで、黒人さんへの憧れがある方、黒人さんの生き方を知りたい方、願望、いろんな感情が入り混じった形で、みんなが黒人さんになろうとしています。
最初はホラー映画よりもポップな音楽が流れていて、冒頭で、仮面をかぶった男に、黒人さんが拉致されていました。
最後にわかったのは、それは黒人さんの脳に自分の脳を入れた家族のお爺さん。
この儀式を作った方でした。
奴隷のように使われているのかと思われた、雇われの男性と女性の黒人さんは、実のおじいさんとおばあさんでした。
部屋の箱からいろんな黒人さんの写真が出てきたときは、うわーーって声が出ました。
ラストで、友人の警察官の友達が来た時はホッとしました。
こんなことがあったにもかかわらず騙して来ていた彼女の首を絞めるのをやめて、悲しい顔をして主人公は彼女のことを本当に愛してたんだなと思いました。
もしかしたら彼女も催眠術にかけられていたんじゃないか、誰にも真相はわかりません。
自分で自分を撃ち殺した、おじいさんに乗っとられた彼は、どんな気持ちだったのでしょう。
おばさまの白人女性と一緒になった黒人の彼がフラッシュの後、主人公に出て行け!!!ここから出て行け!!は、ここにいてはダメだ!出て行けって意味だったんですね、助けたかったんですね。
ホラーとはまた違うホラー映画でした。
サスペンスに近いけど、人の怖さを感じるホラーといっところでしょうか。
冒頭で仮面をかぶって黒人さんの首を締めて誘拐したのは、弟さんだったんですね。
今思えば、首をしめようとしたのよってセリフが冒頭へのヒントへつながっていましたね。
見終えて気づきました。
そして、冒頭の黒人さんがあの白人おばさまの相手になっていたんですね。
ヒゲも髪型も全然違くて、別人ですね!!
不思議な感覚に襲われる
鮮烈な不気味さ
搾取し洗脳するに留まらず、スキンを乗っ取る。そうこの街では黒人がファッションなのだ。パーティに出席した人達は揃いも揃って年配の夫婦が多かった。クリスにかける言葉も、遺伝子学的に〜とかあっちが強いの?とか。人種差別的な発言を超えてまるで品定めしているよう。そしてビンゴの時間は見ての通りオークション。
最終的に身体を乗っ取るとんでもない集団だったことが明らかになった訳だけれど、祖父が入った元彼の行動が鮮烈でした。
今まで人種差別に関して色々な作品を見て来たけれど、この作品は白人が黒人の遺伝子の強さと差別を超えた根拠のない憧れブランド力からファッションとして着るという…嫉妬と妬みが複雑にそして矛盾した社会派ホラー
余計な説明を入れず事実だけを見せてくるのがよりホラー調を際立たせている。
発作を起こした子の「get out」が印象的でした。
予備知識は少な目で
焦れて戦慄する見事な脚本
飛んで火に入る黒い虫
昨年2月の全米公開時は特に気にも留めていなかった。よくある低予算ホラーの一本。
ところが!
製作費僅か500万ドルに対し、OPだけで約3000万ドル、最終的に約1億7000万ドルのサプライズ大ヒット!
しかも、批評もメチャクチャイイ。(ロッテントマト支持率98%!)
一体何だ、このホラー映画は!?
あらすじを聞いて、久々にお~っ!と思った。
ホラーはホラーでも、心霊現象や殺人鬼の類いじゃない。人種差別をホラーに転換。
その手があったか!
そしたら非常に気になり始めてきた。
そうこうしてる内に、賞レースでも善戦。低予算ホラーとしては異例中の異例のアカデミー賞にもノミネートされ、脚本賞を受賞!
早く見たい!
日本では小規模公開で当然ながら我が地方の映画館では上映される事なく、レンタルを首を長くして待っていた。
黒人青年クリスは週末、白人の恋人の実家を訪ねる。
別に人種間が絡むどうのこうのじゃなくても、恋人の両親に会うというのは緊張するもの。万国共通。
恋人の両親は快く迎えてくれた。どうやら人種に偏見は無いようだ。
でも…
会話中のトゲが引っ掛かったような感じ。
やたらと黒人の素晴らしさを話してくる恋人の父。
やたらと催眠術の話をしてくる恋人の母。
やたらと健康そうな身体を誉めてくる恋人の弟。
人種に偏見は無い筈だが、黒人の使用人が居る。
やがて友人や隣人を招いてのパーティー。皆の視線が自分に注がれているのを感じる。
その客人の中に、自分と同じ若い黒人が一人。何処かで見覚えが…。
何か、ヘンだ。
本作が秀逸なのは、例えば、実は両親は本当は人種差別主義者でどんどん化けの皮を剥がしていく…という、ああ、やっぱり、の展開になっていない事だ。
終始まとわりつくような違和感。それがドキッ!とかビクッ!とかなどの怖さより気味悪い。
次第に明らかになっていく衝撃の展開。
確かに戦慄モノ。
もし、自分の身に起こったら…。
さすがに明かせないが(一応はネタバレチェック)、罠にハマり、真っ暗な底なし沼に落ちていく。
催眠術によってそれを具現したイメージも印象的なシーンだ。
ダニエル・カルーヤの受け身の恐怖演技。オスカーノミネート、やったね!
周りの怪演。
そんな中で、クリスの友人がユーモアを交えつつ、ナ~イス!
やられっ放しのクリスが遂に反撃に出るカタルシス。
伏線も効いている。
人種問題の社会的なテーマを据え、ブラック・ユーモアやホラーやショッキング・スリラーなどのエンタメ性もしっかり抑え、戦慄と巧みな展開に唸らされる。
ジョーダン・ピールの手腕に脱帽!
確かに面白かった!
映画の新たな才やアイデアってホント尽きない。それこそ、底なし沼のように。
やられた。
全390件中、221~240件目を表示