犬ヶ島のレビュー・感想・評価
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犬飼ってる人には大分くる
アタリがスポットを探しに一人でゴミ島に行く所とか、スポットを一緒に探してくれる元野良のチーフがアタリに心開いていて人の優しさに触れていく感じが凄く泣きそうになった。ペット飼ってる人は自分とそのペットがこうなったら…って思いながら観るかもしれない。
話が進むにつれてアタリ、スポット、チーフ以外のストーリーが希薄になっていって、主要人物(犬?)のラストカットが甘かったから☆-1.5かな。この準主要キャラ的ポジションの犬達のラストカットがちゃんと意味のあるものになってれば良かった。
あと、多分狙いだろうけど音楽がどれも結構不気味だったから映画自体の雰囲気も不気味に感じた。
いろんな愛が溢れる映画
変わってるので一見の価値はある
声優さんの声にホレボレ
ウェスアンダーソンはアニメに転向すべき
とても素敵な作品でした
ウェスの新作というだけで見逃すわけにはいきませんでした。
今回はストップモーションアニメなのですが、これがまたすごい。
スクリーンの端から端までびっしりと作り込んだ絵作り、目に飛び込んでくる鮮やかな色彩。
今回も最初からわくわくさせてくれます。
「鮮やかな」と書きましたが、前作「ブダペスト」のようなビビッドな世界ではなく、どちかというとダルトーン。
例えるなら大友克洋の「AKIRA」のような色味を感じました。
今作のポスターを大友氏にオファーしているため、少しそうしたイメージがあったのかもしれません。
ストップモーションなので何となくわかってはいたのですが、1分もすると尋常じゃない作業時間が容易に想像できます。
これ全部手作業かと思うと、うわー…となります。それくらい圧倒的。
そして声優陣がとんでもなく豪華。いわゆるウェス作品常連俳優のビルマーレイ、ジェフゴールドブラム、エドワードノートン、ハーベイカイテル、ティルダスウィントン、マーリー・エイブラハム等、日本からは渡辺謙、夏木マリやオノヨーコ(役名も同じ)までも。
使われる言語は英語と日本語でかなりチャンポンなのですが、これは完全に意図しての事だと思います。
ここら辺もオリエンタルで雑多な文化の日本を表現したかったのでしょう。
また二つの言語ですが、犬と人間の言語の隔たりにもうまく作用しています。
日本語には字幕が入らなかったりする(物語の進行に必要な部分は入ります)ので、日本人的にはさらに美味しいです。
そしてその作品は今回もとてもキュート。ウェスのディープさも含め、やっぱり絵本みたいなんですね。
心温まるとても素敵な作品でした。
二本愛に溢れた犬映画
アンダーソン監督のイメージの中の「なんちゃって日本」なので、細かいことは言いっこなし。
要は、黒澤、小津など過去のいろんな映画をちゃんと見たうえで、日本のイメージを構築しているので、なんちゃってでもそこに愛があります。
エピソードに「ありえない」展開がありすぎて、かなり不思議な作品なんですけど。
ストップモーションアニメならではの、パペット・フィギュアをアーティスト達が動かして作り上げた、動きと画面が芸術的。
飲み物のラベルなど、細部にわたって作り込んだ小物を見ても面白い。
あと、何より犬が事実上の主人公なので、かなり好き。
ウェス、ありがとう
シュールさのレベルが高すぎてギャグなのかどうかがよくわからなかった...
☆☆☆★★ クセが凄い! ファンには堪らんでしょうなあ〜( ˘ω˘...
☆☆☆★★
クセが凄い!
ファンには堪らんでしょうなあ〜( ˘ω˘ )
おっちゃん…そんなにこの監督の作品が好みでは無いので。やってる事の1/3も理解出来てませんが💦
ここまで臆面も無く、トンデモ日本趣味満載で表現されてしまうと、最早何も言えないですね。
或る意味素直に脱帽っス_| ̄|○
多分やりたい事を思う存分にやり切ったんでしょうね〜。
『七人の侍』が高らかに鳴り。『市民ケーン』を思いっきりパクる。
太鼓の響きが耳から離れないわ〜(^^;;
※ 分からない箇所が沢山有ったので、ネットを色々と見ていたら…。
どこか、この作品には。震災で崩壊した瓦礫の山を前に、茫然自失とした日本人の姿を見た監督からの【日本人への応援歌】との意見が有り。成る程、深読みすれば《雲丹》は三陸の事かも知れんし。《メガ崎》は長崎と、捉えられなくはないのかも…と。(何故、福島らしい地域名では無いのだろう?)
おそらくは、その様なキーワードが沢山散りばめられており。それらを読み解くには、かなりのマニア度が必要なんでしょうね。
2018年5月27日 TOHOシネマズ/シャンテシネ1
たまにはこんな映画もいい
吹き替えで見るべき!🐕
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