「ハマりきれない独創性」犬ヶ島 ユージーンさんの映画レビュー(感想・評価)
ハマりきれない独創性
あいかわらず独特な世界観で、置いてけぼりを食わないよう、ひたすら字幕を追ってばかりいました。
音声も、作中の文字も、日本語と英語が入り乱れており、目の疲れる作品という印象が正直なところです。
主人公に日本語を、犬には英語を話させて、言語の違いによって犬と人間のコミュニケーションの不自由さを表現するという発想はおもしろかったです。
親日家だというアンダーソン監督ですが、やはり着眼点が独特すぎて、自分には、スピルバーグ監督くらいのわかりやすい愛情表現のほうがあっているように感じました。
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