ビブリア古書堂の事件手帖のレビュー・感想・評価
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残念ながら…
昔懐かしい角川のアイドル映画
原作を大切にした作品
公開初日に鑑賞しました。三上先生の原作を大切にした映画でした。太宰、漱石の作品を愛し、古書が好きな私は、古書店の匂ひ、雰囲気も味わうことができました。栞子さんをはじめとする本好きの人々がおりなす複雑な関係の中に、人間味溢れた大輔くんを置くことで、全体が温かくなり、鎌倉の風や光の匂いも感じるようでした。まだ描けるところがある、続きが観たくなる作品です。
懐かしい気持ち
ちょうど私が小学生の頃、ビブリア古書堂をみんな読んでいた覚えがあります(本を読む小学生が通る道?)。ただ、私は個人的には小学生の頃、ハリーポッターを読みふける子供だったので、原作は読んだことがありませんでした。ただ、どう言う感じの話かは知ってはいました。
今回の映画で初めてちゃんと内容(?)を観ましたが、なんとなく懐かしい気持ちになりました。小学生がよく読んでいる文庫本(?)ラノベ(?)のミステリーものがこう言う感じだった気がします(最初からきっとこの人が犯人なんだろうなという目星がつく感じ?笑)。
犯人が最初から分かっちゃっても個人的には全然楽しめました。本をヒントに過去と現在の謎を解き明かしていくのですが、過去と現在の行き来の仕方がとってもお洒落でした。
黒木華さんはキャスト発表の時から似合うなと思っていましたが、野村周平さんはビブリアには似合わないのでは?、黒木華と野村周平のコンビはどうなんだろうと思っていましたが、二人ともとっても役にあっていました。
鎌倉という場所柄、海と山のシーンが混在していて、とてもシーナリーも綺麗でした。また、ビブリア古書堂も本が所狭しと置かれていて、いまにも古い本の香りがしそうでした。家の近くにこういうお店があったらいいな(もちろん栞子さん付きで!)と思うようなとても素敵なお店でした。エンドロールでの出版社さんたちの名前がずらりと並んでいて、本当にいろんなところに協力してもらっている映画なんだなと感じられました。
世の全ての本好きに、ビブリア古書堂の内装のためだけにでも観て欲しいです。
望んでいたのはこのキャスト
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