ビブリア古書堂の事件手帖のレビュー・感想・評価
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楽しめました
期待していたほど面白くなかった
華のある、女性監督目線の世界観に引き込まれた
私はベストセラーの映画化で有るにも関わらず、本作を観る迄原作は未読。
なので、本作が原作の良さを何処まで表現出来ているのかは知らないけれど、本作を観る限りラスト20分~30分がもしも無ければ、女性映画としては有り得る良く出来た作品だったと思う。2時間越えの映画はちょっと尺的にも余程の秀作でないとしんどいかな?
黒木華演じる栞子が、読書オタクでリアル人間付き合いがとても不器用なキャラを見事に好演していた点が巧いキャスティングだと思う。
そして、野村周平と、成田凌全く異なるキャラだけれども、この2人も栞子を取り巻くキャラとして良いキャスティングだったと思う。
祖母の若き日々の回想シーンを夏帆と東出昌大の2人が演じていたのもとてもお似合いの2人で良かった!この回想シーンの2人が本を通じて愛が深まっていく過程を観ていると、こんな出会いでも人は互いに愛し合うようになっていくものなのかな?と思わず2人の気持ちに引き込まれてしまう。これも三島有紀子監督の女性目線の作品のマジックなのだろうか?
常識的に不倫は許される恋では無いものだけれども、この回想シーンを観ていると純粋な一途な恋に思えてくるから、三島マジックの違う意味でミステリー作品と呼べるかも知れない。
女性目線で、かくも不倫が美しく描かれるのがちょっと意外だった
冷静に考えると、祖父はどうして祖母を許していたのだろうか?祖父の心を想うとやるせない悔しさと哀しみに襲われる。
芸術の秋、読書の秋等、この季節は盛り沢山。秋は外出するのも楽しい季節。外出ついでに、ぶらりと本作を観る為に映画館に立ち寄るのも良いかも知れない。
「切通坂」絹子の恋物語読んでみたくなりました!でも読めないのが残念ですね。鎌倉でも散歩しながら久し振りに小説でも読んでみようかな?
梅干しは小皿で…。
原作未読、TVドラマ未鑑賞。
食堂を営んでいた祖母が生前人に触らせない程大切にしていた夏目漱石全集の「それから」に夏目漱石のサインをみつけ、購入した書店と思われる「ビブリア古書堂」に持ち込み巻き起こる話。
あらすじに記された以外の予備知識はなく、ミステリー作品として鑑賞したら…
確かにミステリーと言えばそうだけど、マイルドで恋愛ドラマの様相も強く、若者向けのラノベかマンガのテイストをそのまま映画化しましたという様な印象。
エピソード変えればいくらでも続編作れそうな感じだしね。
突っ込みどころはきりがないし、犯人はみえみえでサスペンス感もないし、ご都合主義満載で深く浸みてくるものはないし、キャッチーだから気軽にみる分には何とかという感じかな…ただ、気軽にみるにはちょっと長い。
途中までは良かった…
キャストは良いが
振られるシーンに号泣
カスばかり
期待が大きかっただけに、落胆も大きかった。
久々に本格的につまらなかった。
★1つは黒木華が出ていた分のみ。
まず、登場人物がカスだらけ。
あっさりと夫を裏切り逃げようとしながら、しれっと他人の子を養育させるばばあ。
その不倫相手で太宰気取りで空っぽ、倫理観の欠片もないぼんぼん。
なぜか悲恋のような描き方をしているところが、不快感を増幅させる。
その不倫男の孫2人もまたひどい。
ヒロインを襲い、本を奪おうとした稲垣は言うに及ばず、
野村扮する大輔もカスとしか言いようがない。
頼まれもしないのに強引に本を預かったのにあっさりと奪われ(←ツカエナイ!)、
謝るのかと思いきやよもやの逆切れ(←アリエナイ)。
その後も頼りにならないことこの上なく、苛ついた。
ストーリーはあってなきが如し。
途中まで事件らしい事件はなく、後半も全く盛り上がらなかった。
犯人は初めから明らかで、まさかねと思っていたが何の捻りもなくそのままだった。
犯人が明らかになってからの展開も、警察に連絡しないで人気のない方に逃げるなど不自然すぎた。
余りにつまらなかったので、逆に原作に興味がわいた。
夏帆萌え
原作を編成し直した作品。本作はビブリア古書堂の事件手帖というよりは祖母絹子の秘密が中心で演技陣もそちらの方に力点が置かれていた。栞子のキャスティングも微妙で巨乳の美人という原作設定とはズレがありアップにも耐えられていない、原作ラノベは萌えキャラ設定なのだから、やはり北川景子、深田恭子レベルの美女を持ってきてもらいたかった、サブストーリーの祖母絹子役の夏帆の方が萌えキャラというのはいただけない。それと登場人物が少なすぎで主人公と犯人しか出てないではないか、それにラスト晩年は燃やさなきゃストーリーの流れに合っていない。しかしまあセピアカラーのサブストーリーの出来が良かったのでまあまあ良しとしよう。
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