「この本を読んでみて下さい、僕の気持ちが伝わるはずです」ビブリア古書堂の事件手帖 shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
この本を読んでみて下さい、僕の気持ちが伝わるはずです
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映画「ビブリア古書堂の事件手帖」(三島有紀子監督)から。
夏目漱石と太宰治の作品が随所に紹介され、
ストーリーとは関係ないけれど、本好きには堪らない。
主人公の黒木華さん演じる「ビブリア古書堂の若い女性店主」
篠川栞子さんは、本の魅力をこう語る。
「本は私を知らない世界へ、知らない時代へ、
そして知らない人々と合わせてくれる」と。
さらに、時代の背景があるかもしれないが、
自分の気持ちをストレートに伝えるのではなく、
「この本を読んでみて下さい、僕の気持ちが伝わるはずです」
「じゃあ、今度オススメの本教えてください」
「読んで欲しい本があるんです」など、本を通じて、
自分はここに書かれている想い、考え方と似ている・・
そういう表現の仕方って、よほど深く読み込まないとできないし、
それはそれで憧れるけれど、相手も本好きでないと、通じない。
今の私は、書籍より映画かもなぁ、とメモをした。
「この映画作品の登場人物○○の考え方と似ているので、
この映画を観て下さい、私の気持ちが伝わるはずです」と。
P.S.
エンドロールのテロップまでメモしてしまった。
【撮影協力】
沼津市、東伊豆町観光商工課、下田市観光交流課
【エキストラ協力】
フィルムコミッション伊豆、下田市観光協会、東伊豆町
(この団体が、同じレベルで紹介されることが面白いな)
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