「正確に伝えるよう努力します」ビブリア古書堂の事件手帖 マーティーさんの映画レビュー(感想・評価)
正確に伝えるよう努力します
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三島有紀子監督の前作「幼子われらに生まれ」が非常に良かったので楽しみにしていたが、やはり面白くなかった。
ミステリーではない→犯人もほぼわかっている。ネタバレ後も異常に長い。
謎解き→してない。まず問題が勝手に解決している。面白みに欠ける。
人物設定→異常に古臭い。昭和角川テイスト?でも現代的にしなければ、アホにしか見えない。おかしい。
成田凌演じる犯人のサイコっぷりが1970年代までしか通用しない。アホ過ぎる。あと、無駄に叫びすぎ。回収もしない。
何それ?て感じです。
美術→まあ無難。絵作りも無難。特筆なし。つまりつまんない。
音楽→クソ。煩いし、台詞聞こえん。センス悪し。最後のエンディング曲何あれ?マジでやってるのか、監督に聞きたい!
幸せのパン ぶどうのなみだ 的な少し不快感を感じる世界観が展開されていた。映像、テンポや音楽などから推察して、きっとこの監督さんの本性は前作ではなくこっちなんだろうなと思いました。
つまり映画的では無く、いわゆる中身のない女性監督にありがちなくだらない感傷的な演出がふんだんに施されて不快感が増していく。小説の世界観ってこんなだっけ?
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