「観終わっていくつか「?」やモヤモヤが」文豪ストレイドッグス DEAD APPLE ushizo_curryさんの映画レビュー(感想・評価)
観終わっていくつか「?」やモヤモヤが
テレビシリーズを毎週観ていて面白かったので、劇場版を楽しみに鑑賞してきました。
90分があっという間でしたが、テレビシリーズでは特に感じたことのない不明点や疑問点がいくつも出てきました。
(以下ネタバレです)
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1.澁澤龍彦の異能力(ドラコニア・ルーム)とは?
霧を発生させて異能力に能力者本体を襲わせて、本体が死亡したら異能力を宝石化する能力、と認識しています。
2.フョードル・Dの異能力(罪と罰)とは?
テレビシリーズの最後に出てきて、こいつと戦うのかと思ったら実際には戦わなかった、彼の異能力は?
まだ謎は多いですけど、本体を2つにできる能力?
だから霧の影響を受けなかったようなことを終盤言っていたような。
3.澁澤龍彦はどうやって1回蘇生したのか?
フョードル・Dの異能力は死者蘇生ではないなら、どうやって蘇生したのかが、未だ分かりません。
4.全体的に説明不足すぎる
澁澤龍彦の異能力名ですら、鑑賞後にパンフレットを読むまで分かりませんでした。
宝石部屋に太宰たちを案内するときに「ドラコニア・ルームだ」って言っていたような気がしますが、異能力名とは思いませんでした。
TVシリーズのように原稿用紙にカタカタカタ…と打ち込むエフェクトで登場人物名や異能力名を画面に出してもよかったのではないかと思いました。
横浜焼却でステルスを派遣した、アガサ・クリスティーもエンドロールに名前が出てくるまで分かりませんでした。
テーブルの上にリンゴが並んでいて、メスが刺さる描写が何度か出てきました。メスの本数がその都度変わるのも何か意味があるのかもしれませんが、理解できませんでした。
何度か観ると監督や原作者の意図が見えてくるかもしれませんとパンフレットに書かれていましたが、確認のために何度も観たいとは残念ですが思えませんでした。
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目まぐるしいバトルは見応えがありましたが、内容を理解して補完する作業が多く、難解でした。