ドント・ノック・トワイス
解説
呪われた屋敷のドアをノックしたことから恐ろしい事態に巻き込まれる少女の運命を描いたイギリス製ホラー。全ての窓が板で塞がれ、塗装が剥げて庭も荒れ放題の古い屋敷。その屋敷ではかつて少年殺害の容疑をかけられた老婆が自殺しており、屋敷のドアを2回ノックすると老婆の悪霊に襲われるという都市伝説がささやかれていた。ある日、女子学生クロエは友人と一緒に屋敷を訪れ、興味本位でドアを2回ノックしてしまう。それ以来、クロエの周囲で不可解な出来事が続発するようになり……。主演は「シング・ストリート 未来へのうた」のルーシー・ボーイントン。「ザ・マシーン」のカラドッグ・W・ジェームズ監督がメガホンをとった。
2016年製作/93分/イギリス
原題:Don't Knock Twice
スタッフ・キャスト
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2019年5月1日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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自宅にて鑑賞。英国産の日本劇場未公開作。過去を絡め、母娘の関係をじっくりと描くが、後半に至り物語が急激に動き、全体を見渡すとテンポやリズムのばらつきが激しく、バランスが悪い。“ティラ”のP.ハジモアンマディ、終盤近くで急に髪型変わっており、誰だか判らなかった。あれもこれもと欲張って様々な要素を満載にした為か、何度かあるドンデン返しのキレ味もイマヒトツ。ゴア描写は皆無に近いが、肝心の恐怖要素も視点が定まらず印象が薄い。何かが足りないのか、詰込み過ぎたのか、煩雑で混乱気味に思え、何とも惜しまれる。55/100点。
・開始早々、Wales Screen Sgrin Cymru→PINEWOOD→ALTARA→ffilm CYMRU WALES→CONTENT→red and black films、とこれでもかと六社のロゴコールから始まる。
・過去の過ちを踏まえ、母としての葛藤と娘への愛情を併せ持つ“ジェス”のK.サッコフの演技、年齢が判り難い容姿でまずまずの合格点。彼女が夢で見た自身は、喉を一文字に切り裂く際、"Przepraszam"と叫ぶが、これはポルトガル語で"sorry"を意味する。一方、“クロエ”のL.ボーイントン、素直になれない難しい年頃が巧く描かれていた。手の甲の蜘蛛柄のタトゥーや“ボードマン”刑事のN.モランの思わせ振りな表情や態度等、ミスリードを誘う布石があちらこちらに仕掛けられている。
・登場する“邪悪な老女”と呼ばれる存在は、真黒で手足がか細く『MAMA('13)』や『ライト/オフ('16)』辺りに登場したのを彷彿させる。“バーバ・ヤーガ”と云うネーミングは、伊・仏の合作でそのものズバリな『バーバ・ヤーガ('73)』や『ジョン・ウィック('14)』でK.リーヴスの演じた同名の主人公(タイトルロール)の愛称を想起する。
・鑑賞日:2018年11月17日(土)
2017年8月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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なんてこった!完全なバッドエンドだよ!!!
その土地にまつわる都市伝説から起きる悲劇。
子供達を誘拐した犯人とされていた老婆が、自殺を図って亡くなった。
その老婆の自宅のドアを2回ノックすると連れ去られると言う都市伝説を 有り得ないとノックする若者が行方不明に…。
悪魔的なお話。
若い頃に、子供を手放してしまった母親と娘の話が軸になっています。
良くある エンドレスな呪いのお話で、断ち切るまで繰り返されるんだろうなーって感じのエンドです。