火花のレビュー・感想・評価
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思った以上に感動の作品
私が読んだ小説の内容からは、漫才を目指す若者のどちらかというと暗いイメージしか想像出来なかった。監督のイメージは私のイメージをはるかに越えていた。そもそも、熱海温泉に行ったこともなければハーモニカ横丁に行ったこともないがこの監督やるなあ~
ほぼ予定どうりストーリが進み、このまま神谷先輩の思わぬ行動でエンディングがどうなるのかなあと思っていたら、コンビを解散することになった後のステージでは思わず涙が溢れてしまった。この映画のクライマックスだ。この下りは小説をあまり深く読んでいなく感動しました。菅田将暉もさすがだなと思ったが相方もいい味を出していたなあ。
満足
やるせない熱が伝わる
菅田将暉の演技が光る
木村文乃を見る価値あり
なんかなぁ〜 芸人の書いた本を、芸人がメガホン取ったという、内輪ウ...
菅田君、いいね👍
2丁拳銃修士の嫁はんが・・・
最後があっさりで余韻なし!
上手すぎる、、、
ほぼドキュメンタリー
あまりにリアルでした。流石は、芸人が書いた原作を芸人が監督した映画だと思います。
ただし、リアル過ぎて笑えないです。
僕も元芸人として、アルアルの連続でした。というか、アルアルしかありませんでした。
映画を観ていて「それはないわ」が、まったくなかったです。
公園で、ネタ合わせをしていて、周りは子供連れのお母さん達がいる。同じ人間が、同じ空間にいるのに、自分達が置かれている状況にとてつもない差がある。
「この生活に耐えれる自信がないねん」
まさにこのセリフに、売れる、売れない、辞める、辞めないの答えがある。
辞めていった芸人の大半が、漫才や、芸に負けたんではなく、生活に負けたのだと思います。
僕が辞めた理由も、これでした。
その後の人生で、確かにずっとモヤモヤしていました。違和感のある生活をしていました。
でも、最後の神谷の言葉で救われました。長年の霧が晴れました。清々しい気持ちで、仕事に励んでいます。
これから、芸人を目指す人、芸人を辞めた人には絶対に観て欲しい映画です。
只々、お笑いが好きで、エンターテイメントで観に行こうとされてる方は、気持ちを切り替えて観られた方がいいと思います。
ドラマであり、笑いは無い。と思えばそこそこ。
いまいち残念。
男にしか分からない、「もがき」って羨ましい。
菅田将暉さんの神がかった演技力に、今回も見事に心臓を鷲掴みにされました。
今回演じたのは、売れない芸人「徳永」。
カメレオン俳優という名に相応しく、ダメ芸人の姿を見事に演じています。
先輩芸人の「神谷さん」に憧れと嫉妬を抱きながら、自分なりの芸で粛々と勝負する姿は本当の芸人のようです。
タバコをプカプカ吸いながらネタ帳の前で思案する姿、相方のダメ出しをする姿、売れなくて途方にくれる姿、全てが売れない芸人「徳永」そのものでした。
やってもやっても上手くいかず、笑いながら苦しみながら、もがき続けた10年間。
続けるか、辞めるか、その葛藤の中でお笑いそのものと真剣に向き合い続ける苦しさがドーンと胸に突き刺さりました。
菅田将暉さん=徳永でなければならないと感じた2時間でした。
途中、涙を流さずにはいられなくなるような、素敵なシーンもありました。
涙をだらだら流しながら、必死に舞台に立ってコントを続けるシーンは圧巻の一言。
徳永の芸人最後の人生に、拍手を送りたるなる、魂の叫びを感じた演技でした。
もちろん、桐谷健太さんの演技も素敵です!
先輩と慕われ、常に面白い自分を見出してきた「神谷」の姿。
始めは純粋に笑わせることそのものを楽しんでいたはずが、徐々に「笑わせなければならない」という気持ちが自分を襲い始めます。
どんどんおかしな方向へ彼が狂ってしまう姿は、観ていてとても痛く感じました。
そして、同時に切なくなりました…。
それでも、お笑いを止めることはしない、「神谷」という人物のアホさ…!
そこに、笑いに対する強い愛を感じずにはいられませんでした。
才能がある無し関係なく、「お笑い」が好きという気持ちがある限り、芸人は芸人であり続けるのでしょう…。
人を笑わせるって楽しい、面白いと思えれば、何年だって夢に向かって全力で生きられるのだと思います。
お笑い漬けの「徳永」と「神谷」は、そういった意味では、とても充実した10年だったなと思います。
これから先も、人を笑わせたいと思う気持ちだけは失わないでほしいです!
火花
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