火花のレビュー・感想・評価
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やるせない熱が伝わる
もがいてあがいてトンネルの出口を探す人生のストーリーです。
菅田さんの演技に鳥肌でした。やるせないけど人生を諦めることはできないから不動産会社に勤める菅田さんのスーツ似合っていました、うん、哀愁を感じる着こなしでした。
桐谷さんの胸は本物なのかなと思うけど
菅田将暉の演技が光る
原作未読なのですが、心にズシーンとくるストーリーに笑えるところはあまりなく、泣けました。
下積みが長く、売れるのはほんのひと握りという厳しいお笑い芸人の道。最後の神谷の言葉が「元お笑い芸人」の心を救ったことだろうと思います。
お笑い芸人じゃなくても、夢見た仕事に挫折し他の職業についている人だっている。無駄だったことなど何もない。
そんな気持ちにさせる映画でした。
木村文乃を見る価値あり
木村文乃が出てるところは素晴らしい。木村文乃が素晴らしい。なんでしょう、あのとろーんとした声。
しかし、音楽の映画も落語の映画も、また漫才の映画も難しいな。ほとんど漫才シーンで笑えるところなく、結局泣かせだけが見せ場で、その見せ場もスイッチングが多くてもったいなかった。そしてシークエンスごとに切れ味が悪い。結果本当に平板な繋がりになっている。話は決して平板ではないのに、もったいない。
なんかなぁ〜 芸人の書いた本を、芸人がメガホン取ったという、内輪ウ...
なんかなぁ〜
芸人の書いた本を、芸人がメガホン取ったという、内輪ウケの映画
10年の芸人の浮き沈みを描いたドキメンタリーみたいな
感動も共感もない
菅田将暉の演技の上手さと木村文乃の芸人の支える一途な女性の姿は合格
板尾じゃない人が監督だったら、もう一味違う映画に仕上がったのかも
菅田君、いいね👍
原作は、芥川賞とる前に読みました。それほど感慨も無くて、サラッと読んでしまったので、どんな風に映像に仕上げるのか、楽しみでしたが、まぁまぁ面白かった。
菅田君の最後の漫才ステージは、なかなかの迫力で、カメラ回しっ放しだったのかな…❓
グッと盛り上がげました。
ただ、そこで盛り上がった分、最後の神谷との絡みはいらなかったかな。なんか、場が白けた感じだった。
神谷って男が、性根のところから純粋に芸を極めようとする姿に、チョット哀れに感じながらも、羨ましくもありました。
2丁拳銃修士の嫁はんが・・・
が一番泣いてそう・・・(苦笑)
セリフ、無言、間、表情、仕草、ツッコミetcちょうどええ芝居が作品の世界観を隣りで支えてたといっても過言ではないでしょう。
僭越ですが、日本アカデミー賞優秀新人賞に一票入れときます。
最後があっさりで余韻なし!
予告で歌を聞いて、映画館で最後に歌を聞いてぐっとくるんだろうと思っていたのに、あっさり終わって歌に浸ることもなく、がっかり。
スパークスの最後のステージは、ネタか本音かわからないぐっとくる漫才だったが、
一方神谷さんとのシーンは、同棲相手と別れるシーンが山で後は何もない。
最後に向かってたたみかけるシーンが全くなく
感動も余韻もなく残念!
上手すぎる、、、
はじめに、、この映画は笑いに行く映画ではないです。
殆どの方がそう思いながら劇場に足を運んだのでしょうけど。
主演の菅田さん、桐谷さんいいですね、かなり。
監督の板尾さん、かなり、、いいです。脚本にも顔だしてましたね。
全編をとうして「なんか変だな~~」って感じるところがなかったのです。
途中盛り上がるとこは無いのですがそれもしかたないかな。
その分、ラストの桐谷さんの台詞がドカ~~~ンとくるのですが。
隙の無い演出、板尾さん。次回作、絶対観ます。
ほぼドキュメンタリー
あまりにリアルでした。流石は、芸人が書いた原作を芸人が監督した映画だと思います。
ただし、リアル過ぎて笑えないです。
僕も元芸人として、アルアルの連続でした。というか、アルアルしかありませんでした。
映画を観ていて「それはないわ」が、まったくなかったです。
公園で、ネタ合わせをしていて、周りは子供連れのお母さん達がいる。同じ人間が、同じ空間にいるのに、自分達が置かれている状況にとてつもない差がある。
「この生活に耐えれる自信がないねん」
まさにこのセリフに、売れる、売れない、辞める、辞めないの答えがある。
辞めていった芸人の大半が、漫才や、芸に負けたんではなく、生活に負けたのだと思います。
僕が辞めた理由も、これでした。
その後の人生で、確かにずっとモヤモヤしていました。違和感のある生活をしていました。
でも、最後の神谷の言葉で救われました。長年の霧が晴れました。清々しい気持ちで、仕事に励んでいます。
これから、芸人を目指す人、芸人を辞めた人には絶対に観て欲しい映画です。
只々、お笑いが好きで、エンターテイメントで観に行こうとされてる方は、気持ちを切り替えて観られた方がいいと思います。
ドラマであり、笑いは無い。と思えばそこそこ。
原作は読んでいないし興味もないが、ビートたけしの「浅草キッド」の歌詞のストーリーをそのまま薄ーくした感じのお話。キャストの演技も演出もよかった。が、やはり板尾には脚本と監督両方は荷が重いのか、やっつけ感満載。
いまいち残念。
私のお笑いの感度が悪いのか、、、いろいろな笑いのシーンがわからなくてついていけなかった。まず始めになぜトクナガが神谷にゾッコンになったのかも全く理解できなかった。要するに、この話で一番大事な神谷の破天荒なお笑いへの情熱みたいなものが全然感じられなかった。桐谷は好きなんだけど、演技が今一つ、、、なんであの演技でOKが出るのかなあ。先輩芸人にはもっと暴れて欲しかった。解散してしまったトクナガのほうがよっぽど笑いに対する愛が感じられた。残念ながら消化不良です。
男にしか分からない、「もがき」って羨ましい。
菅田将暉さんの神がかった演技力に、今回も見事に心臓を鷲掴みにされました。
今回演じたのは、売れない芸人「徳永」。
カメレオン俳優という名に相応しく、ダメ芸人の姿を見事に演じています。
先輩芸人の「神谷さん」に憧れと嫉妬を抱きながら、自分なりの芸で粛々と勝負する姿は本当の芸人のようです。
タバコをプカプカ吸いながらネタ帳の前で思案する姿、相方のダメ出しをする姿、売れなくて途方にくれる姿、全てが売れない芸人「徳永」そのものでした。
やってもやっても上手くいかず、笑いながら苦しみながら、もがき続けた10年間。
続けるか、辞めるか、その葛藤の中でお笑いそのものと真剣に向き合い続ける苦しさがドーンと胸に突き刺さりました。
菅田将暉さん=徳永でなければならないと感じた2時間でした。
途中、涙を流さずにはいられなくなるような、素敵なシーンもありました。
涙をだらだら流しながら、必死に舞台に立ってコントを続けるシーンは圧巻の一言。
徳永の芸人最後の人生に、拍手を送りたるなる、魂の叫びを感じた演技でした。
もちろん、桐谷健太さんの演技も素敵です!
先輩と慕われ、常に面白い自分を見出してきた「神谷」の姿。
始めは純粋に笑わせることそのものを楽しんでいたはずが、徐々に「笑わせなければならない」という気持ちが自分を襲い始めます。
どんどんおかしな方向へ彼が狂ってしまう姿は、観ていてとても痛く感じました。
そして、同時に切なくなりました…。
それでも、お笑いを止めることはしない、「神谷」という人物のアホさ…!
そこに、笑いに対する強い愛を感じずにはいられませんでした。
才能がある無し関係なく、「お笑い」が好きという気持ちがある限り、芸人は芸人であり続けるのでしょう…。
人を笑わせるって楽しい、面白いと思えれば、何年だって夢に向かって全力で生きられるのだと思います。
お笑い漬けの「徳永」と「神谷」は、そういった意味では、とても充実した10年だったなと思います。
これから先も、人を笑わせたいと思う気持ちだけは失わないでほしいです!
火花
まず、シンプルに面白かったです。
芸人という職業を通して強いメッセージが伝わってくる作品です。
役者さんの演技も素晴らしく感情移入しやすいです。
映画のラストの続きが気になります。
まあないんですけど…
ちなみに、僕は帰りに原作を買いました。
おすすめの作品です。
有名芸人の書いた話題作
ということで、話題性先行の作品かと敬遠していたが、案外に良かった。起承転結はやや不明瞭な感があるが、大衆に寄せない純文学志向の芥川賞受賞作らしいとも思う。文庫化されているし、原作も読んでみよう。
芸人がテーマということで、著者自身の経験も含んでいるのか。自分が信じる芸を磨く一方で、売れるためには大衆に迎合しないといけない。もがき苦しむ心情が胸に迫る良作だったと思う。ラストステージでの相方との漫才は狡いよねぇ。
もう少し木村文乃を深掘りして欲しかったなぁ。冒頭の首から下が埋まったのはどんな経緯なのか、、、掴みなのだろうがもう少しきちんと説明して欲しかった。映画なのだし2人の出会いの場面ももう少し劇的にして良かったのでは。
それにしても、板尾監督、先日の不倫報道は映画のコマーシャルですか??
普通…。
面白いけど原作も賞を取るほどすごいのか、と感じていたくらいだから映画も同様に普通な感覚だった。芸人に限らず人生で陽の目を見る人も見ない人も生きていくことに変わりはないのだなー、と。
菅田将暉は何をやっても違和感なくうまいなー、と思った。
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