火花のレビュー・感想・評価
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切ない青春映画
芸人(ピース又吉)の原作で、芸人の監督(板尾創路)が撮った作品だからと、漫才芸人のわかりやすい「面白い話」を期待して観にいくと、肩透かしを食らう。
切ない青春映画に仕上がっていた。
夢見たが、「望んだとおりに行かなかった経験」を持ってるかが、この映画に感情移入できるか否かのポイントに思った。
芸人の世界だけに限定しなくてもいい。
たとえば、進学、就職、昇進、恋愛、結婚、さまざまな夢(たとえば、スポーツ選手・アイドル・役者・絵描き・漫画家・デザイナー・職人etc…)。
原作者と監督の、いろんな事情で芸人を辞めていったたくさんの仲間たちへの思いが混ざって、キャラクターに結実していると思う。
ただ菅田が、若い時代の役ではいいけど、歳食った役での見かけ若すぎて説得力がないので、覚めてしまった分、少し採点は辛目。
お笑いが嫌いで本も読んでいないんですが、観てみた
原作も読んでないし、ドラマも見ませんでしたが、これは観て良かったと思った。お笑いの部分はよく解らないけれど、俳優さんの演技の良さかな?人間臭さが良かったと思いました。
監督が違う人ならもっと良くなった映画なんじゃないかな。
夢と魂
小説を読んで、映画を観てやっと火花というタイトルの意味を感じれました。芸人でない方がどういった受け取り方で映画を楽しんだのかわかりませんが、芸人に引退はないという言葉がとても心に刺さりました。芸をしてお金をもらうのが芸人。そうでなくても芸人魂を持っていたらひとたびそれは芸人なのかと。火花のように散ってしまってからもそう認めてくれる人がいれば救われます
画は綺麗です。
綺麗な画がいっぱいあっていいです。お祭りの提灯や花火の光みたいな、儚いけどあったかい感じの景色がたくさん撮られていて、その全てに統一感があり詩的で見惚れました。街を照らす朝日は、現実を残酷に照らしているようにも、夢を包み込む優しい光にも見えてとても美しかったです。菅田将暉と木村文乃のすれ違う画も、運命が変わる可能性の一瞬をスローで切り取っていたりと、なにせ詩的でした。
この映画で好きなところは、芸人が現実と向き合う時でも芸人だったシーンです。
喧嘩している時や悲しい話をしている時ですら、笑いの破片をどうしても探して見つけてしまう、この芸人にある救いようのない愛しさをドキュメントのように見せつけられた気がしました。なので、彼らがどれだけ笑っていても、笑いをもって現実に幼い悪あがきをしているその姿は、痛々しいほどに芸人でした。でも、そこで普通に笑っている観客がいたので集中が途切れて個人的に嫌でした笑
後、神谷のカリスマ性はよく分からなかったのですが、変な方向に落ちぶれていってしまう危うい魅力は理解できました。桐谷健太の衣装も全部オシャレでしたし笑
でも、あの最期の漫才はちょっと異議あります。そこまで芸人として何が面白いか真剣に考えてやってきたなら、最期の最後で感動に逃げるなよと僕は言いたい。あの徳永の叫びが本物だとは思います。けど、芸人を誇るなら最後まで人を笑わせろよと。涙浮かべてでも笑いを取りにいって最期を飾って欲しかった。それが芸人の美しさの極限だと思うのです。あんな感動に酔うみたいなリアルは芸人じゃなくてただの人です。そこで感動に逃げるからお前ら売れんかったんちゃうんかい、くらいまで僕は腹が立ちました。その弱さも含めて芸人の悲哀なのかもしれませんが、折角なら最後まで強がる、笑いをもって現実に反抗する芸人を見たかったです。素人が偉そうにすみません。
まあ多分小説だったら勝手にイメージできるんだと思いますが、映像だとそれが全てなので言いたくなることは別れるのだと思います。芸人の認識だって人それぞれですよね
いいとこ悪いとこ
解散ライブは少し感動
芸人に引退が無いという神谷の言葉に納得
しかし二人の掛け合いが
自分は面白いと思っているが
対して面白くない関西の若者にしか見えず
気持ちが入らなかったかな。
あと2002からの10年であれば
M-1、賞レースのエピソードは避けては通れない。
原作に無くても入れて欲しかった。
あとは
ゆにばーす、ランパンプス、ラフレクラン、ジェラードン、ゲラゲラ星人などなど
そっちに目が行ってしまうwww
そんなでもなかった
原作未読なのですが、気になっていたので観賞
菅田将暉くん好きなので、演技最高でした!
表情とか目線とか本当に間の取り方が上手過ぎる
桐谷健太も悪くはないですが、脚本のせいなのかイマイチそんなに惚れ込む人物に思えなかったので
ストーリーに入り込めなかったです
話もそんなにおもしろくなかったので、小説を読んでみようってゆー気にもなれなかったですね。。
物足りない感じが
小説は読んでいないのですが、NHKのドラマは観ていました。当たり前かも知れないが、展開がドラマとほぼ同じ感じがしました。ドラマとは違う脚色を期待していただけに少し残念だった。
俳優と挿入歌は映画版の方が良いです。
う~ん…
微妙…。
キャスティングも演技も良かったと思う。
そして、最後の神谷の主張も悪くなかったけど、芸人という、ある意味でスモールワールドの中の話であって、万人に共感を与えるものでもないのかも?
例えば、少しは出てきたけど、関わっている人達は?
客の視点は?
おいてけぼり?
予告の期待感を裏切られた感じで、残念でした…。
面白かったけど評判ほどではなく、まぁまぁ。 菅田くん上手。桐谷健太...
面白かったけど評判ほどではなく、まぁまぁ。
菅田くん上手。桐谷健太も上手かった。
話は…んー普通かなー。漫才シーン響かなかったので、残念。
あまり良いとは思えなかった。
暗すぎて泣きそうになった。明るいところが何もなく(個人の感想です。)
良かったのは
①俳優陣の演技、菅田まさき、桐谷健太、木村文乃、あと高橋努も好き。
②エンディングの歌「浅草キッド」
最後の豊胸は何?。意味わかんない。
芸人さんのすごさ。
売れっ子の芸人さんになるのって大変なのね…と改めて思いました。
テレビでも、芸歴十数年〜アルバイトしながらやっとブレイクした~なんて芸人さんを見ますが…笑いを追求するのにも理想と現実の狭間での葛藤があるんですね。。
芸人である又吉さんが書いたからこそのリアリティがすごかったと思います。
ただ、やっぱり原作本の方がより心に残りますね。
又吉さんの文章って何とも言えない哀愁がただよってるんですよね(笑)
それが良いのかも。
必死にもがく人生
観てから1週間経ったが、
まだ消化しきれていない感覚です。
すっきり面白かった!という感想ではないものの、
心に残った作品です。
とても考えさせられるお話でした。(原作未読)
何が正しい、何が間違っている、
もしくは勝ち負けがはっきりある世界で、
何を目指して行くかを巡った葛藤?
うーん、難しい…
ただ生き方は問われているなと感じました。
求める幸せの形とは。みたいな?
うーん、書いていてもなかなかまとまりません(^^;
菅田将暉くんも桐谷健太さんも凄かった。
二人での漫才、みたかったなー^ ^
元気を貰いました!
売れないお笑い芸人の笑えない下積み生活を活写。才能があるのは当たり前、血の滲むような努力も当然のこと。それでも運を味方に付けないと成功は覚束ない。そんな厳しいプロの世界で、鳴かず飛ばずの徳永(菅田将暉)は熱海のイベントで偶然出会った神谷(桐谷健太)を師匠と仰ぎ交流を深めることになる。私たちサラリーマンと全く違う世界ですが、作品を観ながら、心の中で彼らを応援している自分にふと気付きました。目指す世界・目標は違っても、一所懸命頑張っているのは皆同じ。どうやって観客を笑わせるか、人気を取るか、彼らの必死の思いは、時としてとても哲学的だったりする、生き様を賭けた真剣勝負だから。自分の道に真剣に取り組んでいる人ならきっと共感できる、そんな作品に仕上がっていたように思います。
菅田将暉、報知映画賞、主演男優賞、納得
88本目。
11月28日に第42回報知映画賞が発表され、作品賞は「あゝ、荒野」で、主演男優賞は同作品や「火花」に出演した菅田将暉が選ばれたが、「火花」は今年NO.1の演技だった。
純粋に漫才として面白かったし、桐谷健太と菅田将暉の日常での掛け合いは、見ていて飽きなかった。
久しく漫才を見てないが、テレビでも見てみようかな、と思った。
可もなく不可もなく
小説を読んでない状態で行きました。
結論としては、面白いとこもあったけど、途中の間延び感が・・・
最後エンディングに少し期待しましたが、エンドロールまで見ても、期待通りには行かず。(←ネタバレになるので抽象的)。
あまり見たほうがいいとは薦められない。
解散ライブの漫才はぐっときました。 キラキラした憧れや理想は永遠に...
解散ライブの漫才はぐっときました。
キラキラした憧れや理想は永遠に続くものではないけど、やっぱり今を全力で生きることが1番なんだろうな、と。
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