火花のレビュー・感想・評価
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武富健治が描いたマンガ版のみ既読
映画の評判があまり聞こえてこない理由が分かったような気がする。
やはり全ての漫才師にむけたメッセージ性が強く、市井の人には響きにくい。
文学が原作というせいか漫才がネタになっているせいか台詞やナレーションで進むので映像向きではなかったのかもしれない。
漫画版しか読んでないけどほぼ漫画版と変わらない。おっぱいのくだりまで再現されていてびっくりした。脚本に豊田監督が入っていてびっくりした。
漫画よりよかったのはオープニングの火花と木村文乃。金髪も変顔も絶対に合わんと思ったのに。顔で選ばれたとしか思えない高橋努。三浦さんの無頼漫才師っぷりも良かった。
最後の花火はなんだかCGチックだった。
10年の歳月はケータイの機種の変化で。
二丁拳銃のまともな方はなかなかよかたというか本職やから当たり前か。クズの相方も一瞬だけ出てきた。
吉祥寺ロケ
ハーモニカ横丁
居酒屋美舟 居酒屋酔の助
熱海ロケ
のぐち食堂
花火も熱海か
渋谷
高円寺
渋谷CLUB251
下北沢440(four forty)
新宿FACE
菅田君、いいね👍
原作は、芥川賞とる前に読みました。それほど感慨も無くて、サラッと読んでしまったので、どんな風に映像に仕上げるのか、楽しみでしたが、まぁまぁ面白かった。
菅田君の最後の漫才ステージは、なかなかの迫力で、カメラ回しっ放しだったのかな…❓
グッと盛り上がげました。
ただ、そこで盛り上がった分、最後の神谷との絡みはいらなかったかな。なんか、場が白けた感じだった。
神谷って男が、性根のところから純粋に芸を極めようとする姿に、チョット哀れに感じながらも、羨ましくもありました。
よかった!
面白かったー!
最初は大阪が舞台やと思ってたんやけど
上京物語なんや
あまり苦労話は出してなくて(2時間やからか?)
ヒューマンドラマやね
最後の足掻き方とか見苦しくて爽やか
役柄もあってると思うしいい映画やった
映像が美しい
売れない芸人の徳永は熱海の花火大会の営業で神谷と出会う。独特のセンスに惹かれた徳永は神谷に弟子入りするが…。
お笑いの世界を題材にエンタメと趣味の狭間で揺れる生き様を描いていて原作やドラマにも興味を持てた。何より熱海や下町の映像が美しくそれだけでも満足でした。
又吉の小説が良いから監督や脚本や俳優がクソでもある程度は観れる。 ...
又吉の小説が良いから監督や脚本や俳優がクソでもある程度は観れる。
ただドラマ版のと比べるとまじで天と地。
何から何まで劣ってるし2時間で表現できる技量もないクソ芸人に監督やらせんな。
好きな俳優観たくて観るならいいと思うけど火花をちゃんと観たいならドラマ版の方を絶対に観るべき。
真剣に観たのに全然感動しなかったなんぞこれ。
面白いキリ口の師弟映画
原作未読。私が新宿の吉本劇場に初めて行った時には、語りがうまいし噛む事さえない面白い芸人がいっぱい居てビックリした記憶があります。
それでもその中でも一握りしか成功しない芸人の世界。(相方として出ていたが2丁拳銃なんかはその例だと思う。)
人気も運要素もありますが、それに費やす月日は半端ない。そこに人生を捧げ、それを考えさせてくれる映画。
ひっくり返る内容や大爆笑する映画ではないが、面白さを伝えたいという芸人のキリ口(方向性、演出)は色々な面で成立していたし、面白かったでしたよ。
ただ、中盤からの神谷(桐谷健太)の方向性がよく分からなかった。(徳永と同じ髪型、シリコンおっぱい作成)
芸人を観る側に立つ私としては、「人気者ならずとも色んな芸人を見ておきたいなぁ。」と思わせる映画でした。
世論に媚びる笑い
笑いのプロは、世間一般の人を笑わせるプロ。自分が面白いと思うことに世間が同意してく
れるのかどうか。伝える技術が上達すれば
するほど、自分の笑いが受け入れられない事
を直視する事になるのかも。
原作未読だけど面白かった
もともと菅田将暉すげーな、っていうのはありました。映画で見るたびに印象が違うので。そんな中で、わりと「菅田将暉はこういう姿」のまま登場していたので、「ああ、菅田将暉や」と感じます。
桐谷健太はauのCMでしか知りませんでした。いい感じにおかしな人間になってるという印象です。一緒にいたらちょっと恥ずかしくなってしまうけど、存在として非常に興味深い感じの。
彼らが劇中で演じる漫才が面白いかおもしろくないかってのは、ちょっと放っておきます。彼らの漫才で笑わせるのが目的の作品じゃないだろうし。逆に、彼らの芸人としての苦労とか、天性とか、そういう才能持ってるから世間から浮いてしまう感じとかが伝わってきました。
「常識」がわかりながらわからないフリしてる人もいれば、「常識」に囚われてるのに自分はそうじゃないと勘違いする人もいるし、「常識」を知っているつもりでいるのに全く違うところで行動してしまう人もいる。真っ向から「常識」の中で生きようと決意する人もいる。そういう人たちの姿を、(オブラートには包んでいるかもしれないが)わりと素直に描き出している作品です。
いやでも自分の近くに神谷さんみたいな人いたら、受け入れられないだろうなああ。。。!
これが芸人の生き様。ラストを飾る“常識を覆す漫才”とは。
【賛否両論チェック】
賛:2人の芸人の孤高な魂が出逢い、次第にお互いに影響を与えていく姿に、芸の道に生きる者達の真髄を垣間見るよう。感動を呼ぶラストも秀逸。
否:基本的には芸人達の生き様が淡々と語られていくだけなので、見方によっては非常に退屈。笑いのネタも見る人を選びそう。
貧しいながらも自身の夢を叶えようと奮闘する徳永と、敢えて飄々と己の道を歩んでいく神谷。一見すると対照的で、しかしどこか同じ匂いのする2人が出逢い、お互いに変わっていく様がしっかりと描かれていくのが印象的です。
そして、圧巻なのはそのラスト。観る者の心を打つ“常識を覆す漫才”には、思わず感動させられてしまいます。
一方で、ストーリーそのものはかなり淡々と10年間をなぞっていく感じなので、興味を惹かれないと眠くなってしまうかも知れません。
それにしても木村文乃さんの変顔は、可愛すぎて反則ですね(笑)。良くも悪くも原作が話題となった作品なので、気になった方は是非。
太鼓の太鼓のお兄さん!!
芸人の楽しさと難しさが良く伝わってきました。会社員と異なるスキームで生きており、(映画のタイトル通りに良く言えば)自分自身をスパークさせ続けるので、常日頃からセックスや不祥事と隣り合わせで身内を庇うのも納得がいきますし、出てくる女性が何だか皆エロく見えてきます。桐谷メインの前半が特に面白く、後半は物足りませんでした。こんなに面白い人なのにネタはつまらなく、迷走してしまうのは残念です。荷物を取りに行く際の無駄口で吹き出しました。地方に越して、ワンチャン狙いで東京へ行くという価値観が理解できたので、丁度良いタイミングで鑑賞する事ができて良かったです。
芥川賞の基準て何?
10年前の設定の様だがとうも昭和のイメージがする雰囲気 こんな作品作ったらこの世界はみんなこんな人達ばかりなのと思われそうだが桐谷のダメ男っプリと硬派のイメージの木村の汚れ女役は良かったがラストの漫才もお客さんに対して失礼だし観てて不快でした!
笑いとは何なのか?
結果としては、最後の終わりかたがしっくりこなく、呆気なく感じたのだが、物語的には笑えるところが多かった。原作を読んでから観たので、感動系の作品なのかと思ったが、「笑い」や「幸せ」といった、日常の中の娯楽、芸人としてのあり方が描かれていたのだと思った。
日常の中の笑いや、人それぞれの思う笑いが合わさり、芸人として生きていく、神谷と徳永の人生が素晴らしいと思った。自分を貫く姿が素晴らしい!
映像も、雰囲気が少し昔の感じがあるのに、街並みや服装が現代系で、ギャップがよかった。
12/31(日) TOHOシネマズ渋谷にて
20時40分~22時55分の回
2017年ラスト映画
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