「不覚にも泣いてしまった。」火花 ハクタカさんの映画レビュー(感想・評価)
不覚にも泣いてしまった。
M-1を見た翌日だから、今日しかないと思って、仕事を切り上げて映画館に駆け込んだ。
小説を読み、NHKのドラマも見て、これ以上の何も期待するでもなく、締めくくりとして見に行った映画でした。
ボロボロ泣いた。
まさかだった。
原作の太さにあると思う。
夢を追いかけた。
たくさん間違いもあったけど、これしかないと思えるものだった。
だけど夢を掴むことができなかった。
挫けた。
友達さえも失った。
いいことなんて、何があっただろう。
それでも生きてゆく。
勇気とか、希望とかそういう映画ではないと思う。
敗者に寄り添う、とても優しくて力強い映画だったと思いました。
コメントする