劇場公開日 2017年12月8日

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否定と肯定のレビュー・感想・評価

全88件中、21~40件目を表示

3.5タイトルなし

2019年3月20日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

難しい

史実を歪曲してはいけない。
マスコミなどの印象操作
惑わされてはいけない。

そんなことを考えながら鑑賞。

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lily

3.5こんな裁判物も、あるのね

2019年2月13日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

よく観る裁判物だと、原告と被告のやり取りの応酬だったり、陪審員にの心にいかに訴えるか。
だけど。だいぶん様子が違いました。

①今作イギリスの司法制度では、訴えられた被告の方が「私は無実だ」という証拠を集め。
②原告は狡猾だから陪審員の思考さえも、想うように操るから。裁判員は招聘せず、判事の判断のみに任せる。
③原告の誘導質問等に乗らないために、被告は発言しない。またホロコースト生き残りの人も、証言に呼ばない。

ええー?!。

「作戦ではなく、事実で原告を追い詰める」。
ホロコースト跡地を実際に尋ねてみる場面がありました。細かい雪が降る中、残っているのは残骸すら焼かれてしまった何もない場所。
ここで主席弁護士が、一人ゆっくり歩いて集合時間に遅れたりなど、不可解な行動を取るところがあり。この主席弁護士、なんか企んでないか?と疑ったりしました。

「視線を外して批判すると、相手は動揺する」。なるほどね。
普通目と目を合わせて批判するけど、相手にのまれることはあるかも。

終盤主席弁護士が、ターボがかかったがごとく原告を打破していく所は、裁判物の面白さが出てました。

事実をもとにした作品だから仕方ないのですが。
被告のレイチェルワイズの目力で、原告をやっつける姿が見たかったかなあ。

イギリスの裁判物につきものの、「裁判官らに法廷での白いカツラ」。映画であまり見たことないということは。イギリス映画って大好きななのに、裁判物は観てないんだな私。そこに気づきました。

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ゆき@おうちの中の人

4.0リアルな現実社会

2019年2月9日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

今作のテーマは裁判のテーマよりもほんので書いた事実でないことがいかに早く世界の中に浸透するかがわかる。このように歴史を根拠なしに否定し、若い世代に誤った歴史認識を与えるような事があってはならない。

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素子

4.0否定を否定するのは難しい

2019年1月31日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

知的

イギリスのホロコースト否定論者(ティモシー・スポール)が、自分を攻撃したアメリカのユダヤ人女性教授(レイチェル・ワイズ)を名誉棄損で、イギリスで訴える。
イギリスでは訴えられた方が証明しなければならないからだった。
「あった」ことを「なかった」と主張することを、悪意ある間違いと証明する困難さがよくわかる。
終盤の弁護士(トム・ウィルキンソン)の弁論や、読み上げられる判決は感動もの。
言論の自由には責任を伴う。

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いやよセブン

4.0真実とは

2019年1月28日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

知的

難しい

ホロコーストの映画というより、真実と正義の追求の映画、主演のレイチェルワイズがそういう通り、これは、真実を追求し、そこに正義を見出す人々の話だと思った。

真実を真実だと訴える。ただそれだけのことがどうしてこれほど難しいのか。
いまだにホロコーストを否定したり、信じていないと言う人も後を絶たない。
ホロコーストだけではなく、人は自分の見たいものを見たいように見る。それが時として、真実を歪曲させる怖さ。
差別主義者ではないと言うホロコースト否定論者の言葉と表情。
それは、あながち嘘でもないのかもしれないとふと思った。
自分の信じるものを信じ、それを語っているに過ぎないとしたら?
はたから見れば、立派な差別主義者だとしても、本人にはその自覚がないとしたら?
判決を決める前の判事の質問を聞き、そんなことを思った。

それにしても、大弁護団が素晴らしい。
本当にカッコいい。(容姿じゃなく仕事ぶりがね)

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yukarin

3.0弁護士ドットコムにて松尾翼弁護士が紹介。 法廷技術の描写に注目。

2019年1月7日
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弁護士ドットコムにて松尾翼弁護士が紹介。
法廷技術の描写に注目。

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753

3.0悲しい歴史

2018年12月8日
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鑑賞方法:映画館

いつもはアクションやホラーを映画館で観るけど今回は裁判モノを観てきました。

実際にあったユダヤ人の大虐殺は無かったという主張に対し、真実を守るために裁判する話!
観に行く前は、こんなことが実際にあったんだな〜くらいでしたが、映画を観ててこれが実話だと考えると私たちが学んだ歴史も真実とは違った形で伝えられてることもあるだろうなと感じた!
こういった歴史関連の映画観ると、歴史をまた詳しくやりたいなと思う。

あと、初めてイギリスの裁判ものを観たからなんか不思議な感じ。
裁判官はあの中世のカツラかぶってるし、服も変わってる!
なんか違和感だらけだった!
イギリスの裁判について、現社の教科書引っ張ってもう一回勉強しようと思った。(現社にイギリスの裁判について詳しく載ってるかは分からないけど)

実話を元にしてるから大きな展開とかは特にないけど、歴史をもう一度学びたいなと思える映画でした。

私には内容が難しく、すぐに頭に入ってこなくてちょっと大変だったので評価は3くらいで!
イギリスの裁判や歴史を学んでからもう一度見直したいです。

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yuuu

3.5世情

2018年9月9日
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劇的ではない。争点を整理しながら問題を炙り出す。意図的な捏造か本人の信念のいずれであるか。それを立証せねば、裁かれる表現であるかが判別できぬもどかしさ。生存者による立証を拒む弁護団。ホローコーストが焦点ではなく、現在社会において公正な共通認識を構築する難解さを論じる。
世の中は臆病な猫だから、他愛のない嘘をいつもついている。見たがるものを選り好みして、嘘はゾンビのように蘇る。

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Kj

3.5所謂悪魔の証明。 どこぞの国でも何十年もあーだこーだやってる。 一...

2018年7月25日
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鑑賞方法:DVD/BD

所謂悪魔の証明。
どこぞの国でも何十年もあーだこーだやってる。
一方的な解決は永遠に見れないのだ。

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sakahiro

4.0真実と正義の追求

Tさん
2018年7月23日
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鑑賞方法:DVD/BD

ホロコーストがあったことを証明するのではなく、否定論者が事実を歪曲している証拠を彼の著作や日記で矛盾しているところから導き出す。ここにはイギリスの司法制度が関係している。

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T

4.0主人公が情熱的

2018年3月29日
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鑑賞方法:映画館

情熱的なのは良いのですが、少し冷静さを失いがちなところが欠点です。

映画自体は結構普通でした。
しかし直接的でなく、間接的にアウシュビッツを描くことで、より醜さや、愚かさといったものか浮き上がっていたように感じます。
正直いって鳥肌が立つシーンもあり、背筋が凍りました。

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Rewind That

4.0最終日に鑑賞

2018年3月9日
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鑑賞方法:映画館

シネマヴィレッジ・イオン柏で鑑賞

重々しい法廷シーンでは役者陣の迫真の演技に魅せられ、最後まで飽きることなく鑑賞できました。

歴史を勝手に都合よく変えるのは言語道断なのですが、善悪ですべてを判断することの危険性を改めて考えさせられました。

今の裁判のやり方では「バケモノ」をホントの意味で裁くことはできるだろうか…

まあ、控えめに言って最高でした!!

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ケー

4.0英国の制度。

2018年3月9日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

知的

鑑賞前も後も地味な印象は拭えない実話ものだったが
英国の裁判制度を学べたのは面白かった。米国と違い、
被告側に立証責任があるのだ。弁護チームを結成して
まさかの異論に立ち向かう彼らの戦術は面白いのだが
訴えられた主人公は自らの主張ができず地団駄を踏む
シーンが多く、嬉々として悪役を楽しむ否定論者側が
やたら目立つ。この手の輩とは向き合わない方が無難。

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ハチコ

2.0ホロコースト

2018年2月24日
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鑑賞方法:映画館

ホロコーストについての知識が習得出来たのは良かった。途中の法廷シーンでは睡魔に襲われてzzz…。否定する人は何に対しても否定する。
2018-41

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隣組

3.0面白い

2018年2月13日
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鑑賞方法:映画館

最近だと「女神の見えざる手」も傑作だったし、裁判モノにハズレは少ないと思って見たが、アメリカではなくイギリスの裁判で結構地味だった。判決も、そこから導き出されるべき結論も明白なのだから、もう少しそこに至るまでの、作劇上のショウアップを試みても良いのでは。
出ずっぱりのレイチェル・ワイズは被告なので、ほとんどのシーンで不安顔。だが後半、疑心暗鬼に凝り固まっていた今までの自分を変えよう!と決意する場面で見せる表情がとても良くて、自分的にはそこが映画のクライマックスだった。

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どんぐり

3.0映画の出来栄えについての是非はともかく、ガス室があった論拠とされた...

2018年2月9日
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難しい

映画の出来栄えについての是非はともかく、ガス室があった論拠とされた覗き(のぞき)窓についてのアーヴィングの反論は弱い。しかし、リップシュタットが信奉するホロコースト定説派のプレサックは、シラミ駆除室にも(防護柵がついた)覗き窓があったと書いている。

つまり、覗き窓は虐殺が行われたことの何の証拠にもならないんだよなぁ。

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ぶるー!

3.5余所事じゃない

2018年2月2日
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鑑賞方法:映画館

「ホロコーストはでっちあげだ」と主張する歴史修正主義者と戦う法廷劇。
いやーほんと余所事じゃないっていう……。
南京事件もだし、慰安婦も捏造って言う人までいるもんね……。
もし裁判官の思想が偏ってたら……ってくだりには背筋が寒くなった。

「人は2回死ぬ。肉体が死んだ時と、生者の記憶から消えた時だ。」
とか言われるけど、歴史修正主義者は虐げられ殺された膨大な人たちの、その存在自体を無かったことにしようとしているわけで、その無慈悲さは国籍とか民族とか関係なく、到底許されるものじゃないだろう。

ホロコースト否定論者のアーヴィングの存在がすごくリアルに感じた。
彼らは自分の主張がデマだなんて微塵も思ってなくて、ただ正しい主張をしていると思ってる。だから裁判に負けてもなお、泰然としている。

彼が裁判に負け、握手を求めてきても無視する姿に多少爽快感を覚えてしまうけど、そんな所で溜飲を下げずにきちんと現実を見つめていきたい。

国や民族間で対立が起こるのは避けられないとしても、命の尊厳を大切にするとか、他の国の人にも敬意を払うとか、苦しんでいる人の気持ちを考えるとか、個人としてそういうふうに思うのが当たり前だよね、とはならないものかなぁ。

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hhelibe

4.0ナチスドイツによるホロコーストをめぐる裁判

2018年1月30日
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鑑賞方法:映画館

知的

ユダヤ人大量虐殺=ホロコーストの真実とフェイクを巡る裁判。
考えさせられる作品

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クララ

4.0正統派!社会派映画。

2018年1月28日
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事実に基づく映画。

この映画を観るまで、
この様な裁判があった事を
私は知りませんでした。

また、
「否定論者」や「ヒトラー信者」
と呼ばれる人達がいる事も。

ドイツの歴史に関する裁判ですが、
主な舞台はイギリスで、
基本的に言語は英語でした☆

イギリスの独特な裁判方式や
パフォーマンスが上手い相手に、

どう戦えば、「真実」を
曲げず、妥協せず、
傷ついた 人達を 傷付けずに、
「 勝 利 」する事ができるのか…

最後まで結末が分からず、
主人公と共に右往左往…
ドキドキしながら
最後まで楽しめる映画でした!

裁判モノで、
白黒はっきり結論が出るので
見終わった後は
スッキリした気持ちになれました。

裁判の相手、アーヴィンが
実にイラッとする人物で、

演じている俳優さんも
凄いなー。

どっかで見た事あるなー…

って思ったら、
ハリー・ポッターで
ネズミに化ける嫌な奴!
を演じてた人でした…(^_^;)

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ちびメガネ