劇場公開日 2017年12月8日

  • 予告編を見る

否定と肯定のレビュー・感想・評価

3.5105
8%
64%
24%
3%
1%
採点

採点する

採点するにはログインが必要です。

新規会員登録

全105件中、1~20件目を表示

3.5ユダヤ人迫害問題を現代的な文脈でとらえ直す姿勢は評価するが

2017年12月29日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

知的

ナチスドイツによる戦争犯罪とユダヤ人迫害の歴史は、欧米の映画で手を替え品を替え、多様な切り口でコンスタントに描かれ続けている。本作もそうした「ユダヤ物映画」の一本だが、単なる歴史の振り返りではなく、ポスト・トゥルースとフェイクニュースの現代に通じる“今ここにある問題”として提示したのがミソ。「訴えられた側に立証責任がある」英国の司法制度もどうかと思うが、主人公にとっての困難がドラマ性を高める要素になったのも確か。

米大手スタジオの多くがユダヤ系米国人によって創設されるなど、ユダヤ勢力からの影響が強い映画業界が、ユダヤ人が差別されてきた歴史の啓発と地位向上の道具として映画を活用してきたことは理解できる。一方で、イスラエルでユダヤ人がパレスチナ人を迫害している事実については、このような大金をかけたドラマ作品などで描かれることはほとんどなく、バランスを欠いているようにも思える。

コメントする (コメント数 2 件)
共感した! (共感した人 13 件)
高森 郁哉

4.0のぞき穴

asaさん
2020年9月9日
PCから投稿

なぜのぞき穴が必要なんでしょうかという場面がとても印象的でした

デボラの感情押せ押せには辟易するほどいい演技だったなと思います。
弁護団も敵もすごくキャラが立っていて見やすかったです

コメントする
共感した! (共感した人 0 件)
asa

5.0他人事ではないテーマ

Orcaさん
2020年9月8日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

こういう「否定論者」のような主張をする人、日本にもいるよなと思いながら見た。「自称・被害者がそれをネタにして稼いでる」と主張するところまで一緒。日本だと、女性の近現代史研究者がネトウヨから訴えられる、みたいになるのだろうか。
「両論あると人々に思わせるのが否定論者の狙い」という主人公の言葉に「ほんと、それなー!」と思います。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
Orca

4.0何を持って否定なのか。

miharyiさん
2020年8月29日
PCから投稿

歴史家 デボラ・エスター・リプシュタット 原作 『否定と肯定 ホロコーストの真実をめぐる戦い』。
ホロコーストの事実はなかったとの見解を示す否定論者と肯定論者との争いを描くいた実話。
肯定論者たちは、ナチスによる大量虐殺の存在を裁判で証明するべく、その事実証明に翻弄することになる。
因果関係とか証明とか、裁判で使用される言葉の意味を理解するのに苦しむが、逆に否定論者のあまりの説得力のなさに、否定とは何を持って否定なのかをもっと追求してほしかった。

コメントする
共感した! (共感した人 0 件)
miharyi

3.5フェイクニュース全盛の時代に

yoneさん
2020年7月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

人は結局自分の信じたいものしか信じない。

しかし、歴史は事実の積み重ねであって、人によって「真実」は違っても「事実」は1つだけ。こういう信念が貫かれた映画だったように思う。

南京大虐殺とかと一緒に語られることが多いのかな?
事実として、南京を日本軍が攻めたのは事実。しかし、虐殺があったかは事実ではない。人による「真実」が異なる。

仮に犠牲者が1000人でも大虐殺と言う人がいるなら、その人にとっては「大虐殺」が真実なんだろう。しかし、事実として何人の方が亡くなったのか?それははっきりさせておく必要がある。

解釈を後の世代の人たちが出来るような、正しい材料を整えておけば良い。

この映画の裁判プロセスも、そういう試みの1つなんだろう。

結構楽しめました。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
yone

3.5否定論者は世にはばかる

2020年6月28日
iPhoneアプリから投稿

証拠や証言はあって歴史的にも存在が認められていることに対して否定したい人々は常にいる。
彼らが幅をきかせてしまえば、世の中から真実が奪われる。
これはユダヤ人だけではなく、世界、日本でも起きていることだ。歴史修正主義者に対してのカウンターパンチとなりうる本作は、映画としてというよりは事実として知っておきたい。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
夢見る電気羊

2.0重要な裁判なのでしょうが、映画にする程でしょうか?

よしさん
2020年2月14日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ホロコーストを否定した学者との法廷闘争の物語。

実話をもとにした映画。欧米では有名な裁判なのでしょうが、私は良く知りませんでした。スピルバーグが裁判に寄付したことがニュースになった記憶がありますが、そのレベルです。
もし敗訴していれば大変なことになるのはわかりますが、映画にする程ドラマ性がある話でもないように感じました。主人公がひとりでヒステリックになっているだけ、と言う感じです。極東の島国いる私と欧米の方々では感じ方が違うのかもしれませんね。

コメントする
共感した! (共感した人 0 件)
よし

4.0英国の立証責任の制度を初めて知った。 表現の自由を考慮した裁判官の...

jyoueharaさん
2019年12月27日
iPhoneアプリから投稿

英国の立証責任の制度を初めて知った。
表現の自由を考慮した裁判官の逡巡も理解はできる。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
jyouehara

5.0正確さ

2019年12月3日
Androidアプリから投稿

想像した内容とは全然違って、とても分かりやすくて、ホロコーストの話ではあるが、悪に対する真摯な戦いの話であった。見ることを躊躇していたが、見てよかったと思える、また、このような裁判が行われたことを知らなかったこともあって、悪意の嘘が蔓延する今こそ、皆が見るべき映画と思った。
悪意の嘘には、映画のタイトルにあるように、結局肯定ではなく、denialでしか対抗できないという皮肉なこともある。愚かしい嘘ほど、一部の、もしくは大勢の人々の心を麻痺させ、蔓延する。嘘を発信する人がどうにもならない下劣な人でも世の中は信じる人がいるというこの現実。正しい正論だけでは太刀打ちできないのがこの世の常だなーと気を引きしめる。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 1 件)
マッターホルン2

4.0アーヴィング対ペンギンブックス・リップシュタット事件実話ネタ

2019年8月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

知的

難しい

イギリスの法廷モノ
クイーンズ出身のリップシュタッドは赤毛の女傑ながら勝つために沈黙が仕事
弁護団というか弁護士の区分けも独特
ワインとたばこ
ロンドン名物の雨
歴史的事実認定を裁判所が認定?
しかも名誉毀損裁判で
アウシュビッツでロケ
一瞬だけあの小さな窓に映る虐殺描写
被害者を守る弁護団
癒やしではなく勝訴の為の戦略
内なる良心にだけ従ってきた人間が良心を他人に託す覚悟、難しさ
否定論者と討論してはならない。
本人映像無し
その後テロップもなし

コメントする
共感した! (共感した人 0 件)
消されるのでもう公開しない

3.0原題と邦題が…

2019年8月10日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

原題はDenialだが、邦題は否定と肯定であり、違うものになっている。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
カツカレーライス

3.0深みのない単なる裁判もの

2019年8月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
レプリカント

4.5【現代社会でも同様の事が世界のあちこちで起こっている恐ろしさを想起してしまう作品。フェイクニュースが氾濫する今、改めて観るべき作品でもある。】

NOBUさん
2019年8月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

幸せ

 原題:DENIAL 否定

 この映画が実際の2000年のロンドン法廷対決に基づいているという点で、まず震撼する。

 「ホロコーストはなかった」と主張するデヴィッド・アーヴィングなるイギリスの歴史家を演じるティモシー・スポールの姿が怖い。

 アーヴィングの否定の背景に、差別意識があるのは劇中の彼の日常生活の中で発せられる言葉からも明らかである。

 同様の事は、2019年の日本でも「言論の自由」(しかし、多くは言論の自由の意味を履き違えている)を盾にして、幾らでも存在する。

 私は学生時代、ジュリストを小脇に抱えていたが、この作品を観るまで、(恥ずかしながら)英国の司法制度の仕組みを知らなかった。この作品では、その点についても詳しく語られ、とても興味深く魅入った。

 又、ホロコースト学者リップシュタットを演じたレイチェル・ワイズ始め、 トム・ウイルキンソン ジャック・ロウデンといった英国俳優達の演技も見事である。

 フェイクニュースが氾濫する現代社会に強いメッセージを発信する社会派映画の秀作だと思う。

<2017年12月8日 劇場にて鑑賞>

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 3 件)
NOBU

3.0裁判に勝つ為には善良な生存者も陥れて悪人扱いされるという所に裁判の...

猫柴さん
2019年6月29日
iPhoneアプリから投稿

裁判に勝つ為には善良な生存者も陥れて悪人扱いされるという所に裁判の恐ろしさをみた

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 1 件)
猫柴

3.5弁護団のプロ意識とチームワークに拍手👏

2019年5月10日
iPhoneアプリから投稿

泣ける

興奮

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
kimi.chan.com

歴史は勝者が創るもので決して事実ではない。

馬券師さん
2019年4月29日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

知的

難しい

白人が有色人種に対して行った植民地支配は一切不問に付されている。
何故ハリウッドはこの問題を無視するのか。

ホロコースト否定論者が社会的に抹殺されてしまう恐ろしさ。
アーヴィングはこの裁判で破産。
しかもホロコーストを否定した罪でオーストリアで逮捕される。
正気の沙汰ではない。
ホロコーストに関しては言論の自由などない。
科学的な検証が許されず魔女狩りが横行している。
有名なアンネの日記。
作者をご存知ですか。
答えはメイヤー・レビン。
アンネの父オットー・フランクと醜い著作権争いを演じました。
オットー・フランクはアウシュビッツ内でチフスに感染した。
そしてアウシュッビッツ収容所内の病院に入院した。
これは医療記録が残っている。

おかしいと思いませんか。

このことからアウシュビッツは強制収容所であっても
絶滅収容所ではないことがわかります。

歴史は歪曲されています。
他人事ではありません。
慰安婦問題。
吉田清治の作り話から始まり朝日が大々的に報じ広まりました。
決して韓国から出た話ではありません。
南京大虐殺。
当時、蒋介石は何回も記者会見を開いていますが
この問題には一言も触れていません。
そんなことがあり得るんでしょうか?
人口20万の南京で30万人殺されたんですよね。
大騒ぎしなければ嘘でしょう。

コメントする
共感した! (共感した人 0 件)
馬券師

3.5タイトルなし

lilyroseさん
2019年3月20日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

難しい

史実を歪曲してはいけない。
マスコミなどの印象操作
惑わされてはいけない。

そんなことを考えながら鑑賞。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
lilyrose

3.5こんな裁判物も、あるのね

fukui42さん
2019年2月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

よく観る裁判物だと、原告と被告のやり取りの応酬だったり、陪審員にの心にいかに訴えるか。
だけど。だいぶん様子が違いました。

①今作イギリスの司法制度では、訴えられた被告の方が「私は無実だ」という証拠を集め。
②原告は狡猾だから陪審員の思考さえも、想うように操るから。裁判員は招聘せず、判事の判断のみに任せる。
③原告の誘導質問等に乗らないために、被告は発言しない。またホロコースト生き残りの人も、証言に呼ばない。

ええー?!。

「作戦ではなく、事実で原告を追い詰める」。
ホロコースト跡地を実際に尋ねてみる場面がありました。細かい雪が降る中、残っているのは残骸すら焼かれてしまった何もない場所。
ここで主席弁護士が、一人ゆっくり歩いて集合時間に遅れたりなど、不可解な行動を取るところがあり。この主席弁護士、なんか企んでないか?と疑ったりしました。

「視線を外して批判すると、相手は動揺する」。なるほどね。
普通目と目を合わせて批判するけど、相手にのまれることはあるかも。

終盤主席弁護士が、ターボがかかったがごとく原告を打破していく所は、裁判物の面白さが出てました。

事実をもとにした作品だから仕方ないのですが。
被告のレイチェルワイズの目力で、原告をやっつける姿が見たかったかなあ。

イギリスの裁判物につきものの、「裁判官らに法廷での白いカツラ」。映画であまり見たことないということは。イギリス映画って大好きななのに、裁判物は観てないんだな私。そこに気づきました。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 1 件)
fukui42

4.0リアルな現実社会

素子さん
2019年2月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

今作のテーマは裁判のテーマよりもほんので書いた事実でないことがいかに早く世界の中に浸透するかがわかる。このように歴史を根拠なしに否定し、若い世代に誤った歴史認識を与えるような事があってはならない。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
素子

4.0否定を否定するのは難しい

2019年1月31日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

知的

イギリスのホロコースト否定論者(ティモシー・スポール)が、自分を攻撃したアメリカのユダヤ人女性教授(レイチェル・ワイズ)を名誉棄損で、イギリスで訴える。
イギリスでは訴えられた方が証明しなければならないからだった。
「あった」ことを「なかった」と主張することを、悪意ある間違いと証明する困難さがよくわかる。
終盤の弁護士(トム・ウィルキンソン)の弁論や、読み上げられる判決は感動もの。
言論の自由には責任を伴う。

コメントする
共感した! (共感した人 0 件)
いやよセブン
「否定と肯定」の作品トップへ