劇場公開日 2017年12月8日

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否定と肯定のレビュー・感想・評価

全110件中、41~60件目を表示

3.0映画の出来栄えについての是非はともかく、ガス室があった論拠とされた...

2018年2月9日
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難しい

映画の出来栄えについての是非はともかく、ガス室があった論拠とされた覗き(のぞき)窓についてのアーヴィングの反論は弱い。しかし、リップシュタットが信奉するホロコースト定説派のプレサックは、シラミ駆除室にも(防護柵がついた)覗き窓があったと書いている。

つまり、覗き窓は虐殺が行われたことの何の証拠にもならないんだよなぁ。

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ぶるー!

3.0偏見による歴史的事実の否定は罪

2018年2月4日
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鑑賞方法:映画館

知的

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DOGLOVER AKIKO

3.5余所事じゃない

2018年2月2日
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「ホロコーストはでっちあげだ」と主張する歴史修正主義者と戦う法廷劇。
いやーほんと余所事じゃないっていう……。
南京事件もだし、慰安婦も捏造って言う人までいるもんね……。
もし裁判官の思想が偏ってたら……ってくだりには背筋が寒くなった。

「人は2回死ぬ。肉体が死んだ時と、生者の記憶から消えた時だ。」
とか言われるけど、歴史修正主義者は虐げられ殺された膨大な人たちの、その存在自体を無かったことにしようとしているわけで、その無慈悲さは国籍とか民族とか関係なく、到底許されるものじゃないだろう。

ホロコースト否定論者のアーヴィングの存在がすごくリアルに感じた。
彼らは自分の主張がデマだなんて微塵も思ってなくて、ただ正しい主張をしていると思ってる。だから裁判に負けてもなお、泰然としている。

彼が裁判に負け、握手を求めてきても無視する姿に多少爽快感を覚えてしまうけど、そんな所で溜飲を下げずにきちんと現実を見つめていきたい。

国や民族間で対立が起こるのは避けられないとしても、命の尊厳を大切にするとか、他の国の人にも敬意を払うとか、苦しんでいる人の気持ちを考えるとか、個人としてそういうふうに思うのが当たり前だよね、とはならないものかなぁ。

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hhelibe

4.0ナチスドイツによるホロコーストをめぐる裁判

2018年1月30日
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知的

ユダヤ人大量虐殺=ホロコーストの真実とフェイクを巡る裁判。
考えさせられる作品

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クララ

3.0真実であれ

2018年1月30日
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知的

難しい

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いぱねま

4.0正統派!社会派映画。

2018年1月28日
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事実に基づく映画。

この映画を観るまで、
この様な裁判があった事を
私は知りませんでした。

また、
「否定論者」や「ヒトラー信者」
と呼ばれる人達がいる事も。

ドイツの歴史に関する裁判ですが、
主な舞台はイギリスで、
基本的に言語は英語でした☆

イギリスの独特な裁判方式や
パフォーマンスが上手い相手に、

どう戦えば、「真実」を
曲げず、妥協せず、
傷ついた 人達を 傷付けずに、
「 勝 利 」する事ができるのか…

最後まで結末が分からず、
主人公と共に右往左往…
ドキドキしながら
最後まで楽しめる映画でした!

裁判モノで、
白黒はっきり結論が出るので
見終わった後は
スッキリした気持ちになれました。

裁判の相手、アーヴィンが
実にイラッとする人物で、

演じている俳優さんも
凄いなー。

どっかで見た事あるなー…

って思ったら、
ハリー・ポッターで
ネズミに化ける嫌な奴!
を演じてた人でした…(^_^;)

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ちびメガネ

2.0薄味

2018年1月26日
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ホロコーストがあった、なかったの論争の中身が薄くて、議論になっていない。裁判の雰囲気だけの映画。

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nakano

4.0まず原題が「否認」であることの意味を考えなければならない。

2018年1月19日
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泣ける

怖い

知的

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ハル

3.5・最初ホラーかと思った ・弁護士の作戦をもどかしく感じるの分かるな...

2018年1月19日
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・最初ホラーかと思った
・弁護士の作戦をもどかしく感じるの分かるなぁ。自分のことを人任せにするのが嫌な性格だと客観的には冷静に見えないんだね
・ 主人公に共感してたせいか、映画に入り込んで裁判を傍聴してる感覚になる

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小鳩組

4.0報道の真実をどこまで見極められるのか?

2018年1月18日
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怖い

興奮

知的

ハラハラする法廷劇で、
最後はそれなりに気持ちよく観終われますが
ホロコーストものというよりは
昨今話題になってる様々な「フェイクニュース」や
インタビューの切り抜きによる印象操作の恐ろしさが
いやと言う良く判る作品ですね。

歴史的にほぼ確実にあったことでさえ、残された資料の、
ごく一部だけど取り出して大仰に言い立てれば
無かった事に出来てしまう。

この映画の恐ろしさ〜〜!!

どれほど中身の詰まった資料や書籍があっても
人は自分の知りたい事、信じてる事しか読み取らないんだな〜
で、自分の信じてる事以外は無かった事にしようとする。

ホロコーストのような過去の話だけではなく
今、巷に溢れる様々な報道やニュースについても
もっとアンテナを張って、広く見回す力が無ければ
あっと言う間に私たちも愚民に堕ちていくんですわ〜

自分自身の戒めとして観て良かった映画です。

★もう一度観るなら?「有料チャンネルやレンタルでじっくり観たい」

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星のナターシャ

2.0実話といえど、もっと演出があっても…

2018年1月15日
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知的

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kazz

2.5観る意義はあった。

2018年1月13日
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鑑賞方法:映画館

演出的には物足りなさは感じたけど、事実がそうなら仕方ない部分もあるけど。なんかもう一息な惜しい作品でした。いい映画なんですけど。
レイチェルはちょっとあってなかったかな。弁護団の演技はとても良かった。

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マクラビン

3.5ある意味で馬鹿らしい話?

2018年1月13日
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知的

寝られる

実話とのことだが…。
題材が題材だけに、今や大富豪となっているユダヤ系の人々から多額の支援があって成立した裁判なんだろうけど、支援がなかったら、どうなっていたんだろう?
そして裁判に負けたとして、ホロコーストの事実は歪められるのだろうか?
そうなってくると、単に個人の名誉だけの問題なのだろうか?
事実の論証よりも、原告の信憑性あるいは人間性?を争点にした法廷心理戦ドラマで、まあまあ面白かったけど、途中、眠かった。

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kawauso

4.0あり得ない裁判も良い子も安心なストーリー展開

2018年1月11日
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北のやまさん

3.0 法廷での丁々発止のやりとりがもうちょっとあるのかと思っていたら、...

2018年1月6日
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KNG-UDNK

0.5女優が終始怒り口調で不快!!

2018年1月5日
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単純

寝られる

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𝖒𝖚𝖓𝖆𝖈𝖞

4.0イギリスの裁判制度

2018年1月4日
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知的

ホロコーストが実際にはなかったと主張するアーヴィングがイギリスで提訴をします。それに対して、弁護団は徹底的にイギリスでは被告側が立証しなければいけないとか、多弁になってはいけないとか、冷静沈着に裁判を進めます。アメリカの裁判を見ることが多かったので勉強になりました。この裁判のやり取りが緻密に描かれていて、おもしろかったと思います。これが事実に基づくというところも、また、裁判ってなんなんだろうと考えさせられました。

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ゆうゆう

4.5見ていて、史実の一つ一つを頭から信じていることを不安に思った。 ア...

2018年1月1日
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見ていて、史実の一つ一つを頭から信じていることを不安に思った。

アーヴィングの主張や感じ方に、人には本当にいろいろな感じ方があるなと感心してしまった。

主人公の強さや真っ直ぐな主張に、同調ばかりしている自分をふがいなく感じた。半分の主張もできていない気がする。でも、反面その主張は必要なのか?と疑問に思うこともあった。

傷つくことよりも、自分の良心を守ることを譲れない生き方を正しいと思う。
でも、弱いからできない。

ほかのテーマで作ってもおもしろく見られた映画でした。
それぞれの俳優の演技も良かった。
主人公には、頑ななまでの自己主張に途中いらっともしたけれど、憧れた。
ジュリアスの知的さはスマートでかっこよかった。
アーヴィングのいやらしさを感じさせる話し方、雰囲気はストーリーに感情移入させてくれた。
ランプトンの熟練した弁護士の雰囲気、眼差し、温かさが心地よかった。

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きこ

4.0白を黒と言い張る人々

2017年12月31日
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怖い

知的

難しい

 当たり前のことのように思っていてもいざそれを証明しろとなると結構大変だ。地球は丸い、プレスリーは随分前に死んでいる、そんなことは証明するまでもなく誰もが知る事実だ。しかしそれを証明しろとなると、途端に難しくなる。ましてや法廷で証明するとなると、どんな展開になるのか見当もつかない。
 ホロコーストがテーマの映画は2か月前に「ブルーム・オブ・イエスタデイ」を観たが、登場人物はそれぞれの価値観で過去としっかり向き合っていて、過去の事実をなかったものとする考え方は登場しなかった。しかし考えてみれば恐ろしい。過去の事実をなかったことにすれば戦争犯罪そのものを否定できることになる。
 日本でも南京大虐殺や従軍慰安婦をなかったことにしようとする動きがある。極右団体の日本会議や暗愚の宰相アベシンゾウなどが明に暗にそう主張している。
 アメリカが、広島や長崎の原爆投下などなかったと主張したらどうなるのか。原爆資料館にあるものはすべて捏造だと主張したら、資料のない我々は説得力のある反論ができないかもしれない。専門家の反論を期待するだけになる。
 この作品では、ホロコーストをなかったことにしようとする仰天の説を堂々と大々的に喧伝する歴史学者とそれを否定する歴史学者の争いであるが、学術論争ではなく法廷闘争だから裁判の進め方や陪審員制にするしないなどで、テクニカルな駆け引きがある。観客は主人公と同じ立場で弁護団の戦術を固唾を飲んで見守るだけだ。

 それにしても国家主義者たちのごり押しは世界的に猖獗を極めている。白を黒と言い張るのだ。金正恩、アベシンゾウ、トランプなどの頭の悪い指導者がいること自体、信じがたい話である。世襲の金正恩は別として、アベもトランプも選挙で選ばれたナショナリストだ。つまりアメリカ国民と日本国民がそれを望んだのである。アベはモリカケ問題を説明すると言いながら、結局国会でも選挙でも説明せず、総選挙で大勝した後は、すでに説明してきたと開き直った。こんなのが日本の総理大臣なのである。来年もお先真っ暗だ。

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耶馬英彦