「何を持って否定なのか。」否定と肯定 miharyiさんの映画レビュー(感想・評価)
何を持って否定なのか。
歴史家 デボラ・エスター・リプシュタット 原作 『否定と肯定 ホロコーストの真実をめぐる戦い』。
ホロコーストの事実はなかったとの見解を示す否定論者と肯定論者との争いを描くいた実話。
肯定論者たちは、ナチスによる大量虐殺の存在を裁判で証明するべく、その事実証明に翻弄することになる。
因果関係とか証明とか、裁判で使用される言葉の意味を理解するのに苦しむが、逆に否定論者のあまりの説得力のなさに、否定とは何を持って否定なのかをもっと追求してほしかった。
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