「否定を否定するのは難しい」否定と肯定 いやよセブンさんの映画レビュー(感想・評価)
否定を否定するのは難しい
イギリスのホロコースト否定論者(ティモシー・スポール)が、自分を攻撃したアメリカのユダヤ人女性教授(レイチェル・ワイズ)を名誉棄損で、イギリスで訴える。
イギリスでは訴えられた方が証明しなければならないからだった。
「あった」ことを「なかった」と主張することを、悪意ある間違いと証明する困難さがよくわかる。
終盤の弁護士(トム・ウィルキンソン)の弁論や、読み上げられる判決は感動もの。
言論の自由には責任を伴う。
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