「面白い」否定と肯定 赤忍者さんの映画レビュー(感想・評価)
面白い
最近だと「女神の見えざる手」も傑作だったし、裁判モノにハズレは少ないと思って見たが、アメリカではなくイギリスの裁判で結構地味だった。判決も、そこから導き出されるべき結論も明白なのだから、もう少しそこに至るまでの、作劇上のショウアップを試みても良いのでは。
出ずっぱりのレイチェル・ワイズは被告なので、ほとんどのシーンで不安顔。だが後半、疑心暗鬼に凝り固まっていた今までの自分を変えよう!と決意する場面で見せる表情がとても良くて、自分的にはそこが映画のクライマックスだった。
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