「見ていて、史実の一つ一つを頭から信じていることを不安に思った。 ア...」否定と肯定 きこさんの映画レビュー(感想・評価)
見ていて、史実の一つ一つを頭から信じていることを不安に思った。 ア...
見ていて、史実の一つ一つを頭から信じていることを不安に思った。
アーヴィングの主張や感じ方に、人には本当にいろいろな感じ方があるなと感心してしまった。
主人公の強さや真っ直ぐな主張に、同調ばかりしている自分をふがいなく感じた。半分の主張もできていない気がする。でも、反面その主張は必要なのか?と疑問に思うこともあった。
傷つくことよりも、自分の良心を守ることを譲れない生き方を正しいと思う。
でも、弱いからできない。
ほかのテーマで作ってもおもしろく見られた映画でした。
それぞれの俳優の演技も良かった。
主人公には、頑ななまでの自己主張に途中いらっともしたけれど、憧れた。
ジュリアスの知的さはスマートでかっこよかった。
アーヴィングのいやらしさを感じさせる話し方、雰囲気はストーリーに感情移入させてくれた。
ランプトンの熟練した弁護士の雰囲気、眼差し、温かさが心地よかった。
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