「気持ちが通じたね」きみの鳥はうたえる くりさんの映画レビュー(感想・評価)
気持ちが通じたね
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佐知子の合図に
気づいて、
120数える。
あてのない約束を
どれだけ待てるかな。
2分って短いけど
理由なく待つ時間としては
長い。
来るとわかっていれば
短い。
エピソードとしては、ネタかな。
ホントにあればいかすけども。
全編を通して、
多くの人が経験する
時間が停滞する年頃の
空気感がシーンからにじみ出でて
目がはなせないです。
何故か、いつも
そばにいる異性が
キレイに見えたり、そうでも
なかったり。
友達と自分の彼女が
仲良くなっていくのが
わかってるのに、
何もできなかったり…
ラストなんて、ほんとに
そのまんま。
変なタイミングで
どうしょうもないのに
自分の気持ちを
ぶちまけて相手を困らせたり…
今となれば
自分の気持ちは、
タイミングよく伝えなければ
響かないことや
相手に遠慮して
嫌なことでも肯定するのは
ケースバイケースなんて
経験して学んでしまう。
まぁ、わかってるのに、
出来ないので同じか。
本作を、あぁあの感じ
懐かしい
と思うか、
なんだこれ
って思うかは、
意見がわかれそうだけど
ノスタルジックで
いいですよ。
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