「技術的考察が全く無い。」ライフ(2017) 憂国さんの映画レビュー(感想・評価)
技術的考察が全く無い。
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キャストが魅せるだとか、キャストのリアリティだとか、いつから映画がキャストで決まるものになったのか知らないけど、映画はストーリーとその場面の考察が出来ているかで善し悪しが決まる。
キャストはその場面のリアリティを如何に魅せるか程度である。
で、未知の生物そのものは斬新ではあったが、汚染発生そのもののプロセスが余りにも米国人が考えたような杜撰さが出ている。
普通、未知の病気もとい病原菌やウィルスに対して、何らかの予備的な検査や調査もせず、手袋一枚で接触しません。それが生物なら尚の事。
その後は感情論のやり取りだけで、科学技術に基づく様なプロセスが殆ど無い。汚染防止プロセスはきちんと有る様な素振はあるが、素振なだけである。
エイリアン自体はそれが生物かどうかも分らないものから始まっての急激な汚染拡大であり、今から30年以上も前の科学技術を元にされているので、エイリアンはその点秀逸であると言える。
現代でこの程度の作品しか作れないのはアメリカ映画らしい。
ここのレビュアもキャストがキャストがと、馬鹿の一点張りで全く実がない。
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