DESTINY 鎌倉ものがたりのレビュー・感想・評価
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期待しすぎたかな……
ALWAYSのスタッフ集結ということで
期待しながら見てみた。
前半、中盤頃までは
涙する場面が多く、後半はもっと
感動へと引き込んでくれるだろうと
思っていたが、
魔物との絡みが少々気分を下げてしまった。
某ジブリ映画と重なってしまったために、
どこかで見たことのある感じということで
なんだか裏切られた感でガッカリでした。
明るい黄泉の国
高畑充希、可愛かった。ウィッグの襟足が浮いてて気になった。
堤真一から、もらい泣きした。
黄泉の国への線路が千と千尋の神隠しのシーンと重なった。CGが素晴らしい。綺麗だった。家族で見れる作品だと思う。
悪くはないけど後半過剰
自然に魔物が行き交う街、死神に親しい人物の死を深刻になり過ぎず笑いも交えて描いていて(魔界転生コース!笑)、しかもテンポがゆったりしているため、じっくり考えながら観ることができて良かった。
前半は。
亜紀子が黄泉の国へ行く直前、正和に添い寝して正和を見つめながら涙を流すシーンなんて、涙でスクリーンが霞むほど。
ところが。
後半、黄泉の国へ正和が行くあたりから、見るからにフルCG背景の中、やたら安直な子供向けの御伽噺に。
その黄泉の国行きの電車も黄泉の国の風景も、おそらく10人が10人、千と千尋の神隠しを想起するだろうし。
こんなチープなイメージしかないのなら、やらない方が良かった。
それと音楽がちょっと気になった。
世界観と少しズレているような気がする。
最初からどこかで聴いたメロディーだと引っかかっていたのだけど、黄泉の国に行ったあたりで、「ハウルの動く城」のメインテーマにちょっと似ていることに思い当たった。
多分、映像のジブリっぽさで連想したのかと…
オープニングから音楽が妙にドラマチックでボリュームも大きく、音楽が邪魔、とも感じた。
役者はみな楽しそうに演じていたし、さすがに上手い人ばかりなので良いのだけど、返す返すも前半が良かっただけに後半が残念。
ほっこりしました(*´˘`*)♡
現実味のない全くのファンタジーだけど…それがまた楽しくて良かったです。ジブリ作品はあまり観ないですが…何だかジブリ作品みたいな感じもして。よみの国に行く電車のシーンが特に。
なぜ鎌倉ものがり?
やはり、この監督は人間を描くのが苦手なのか?
映像もVFX以外はさほど工夫が見られない。
社会性もなく人気スポットの鎌倉を舞台にしただけの映画という印象。
興収が行けば結果オーライ、なのが邦画だからまあいっか。
おすすめです。
なんの予備知識も無しに見てみました。
ストーリー展開が面白い(予測不能)
そして設定が面白い。映像が綺麗。
役者の個性がひきたっている。うまい。
結構いい映画ですが点数が低いのは
ちと上手くまとめてしまってる感があり
パンチがよわいかな?でもこれは
観といたほうがいいです。オススメ。
目に見えない世界の存在を身近に感じさせてくれる作品
ヒットシリーズ「ALWAYS 三丁目の夕日」のチームが再集結して作ったファンタジー。夫婦、家族のドラマあり、怪物が暴れ回るアクションありと、大人も子供も楽しめる映画になっています。原作は西岸良平の漫画。
この作品は、魔物や霊界を扱う作品としては、おどろおどしくなく、目に見えない世界の存在を身近に感じさせてくれる作品です。
宗教の立場から見ても、なかなか正確な霊界描写に驚きました。例えば黄泉の国の姿は、それぞれ心に描くイメージによって、千差万別なんだというのです。そして黄泉の国に向かった主人公が、そこで魔物と対峙する方法も、心に武器や防御となる障害物描くことで対抗していくというものでした。
また輪廻転生や永遠の生命についても、宗教に関心のない人にも、違和感なく共感できる展開となっています。特に結婚する男女の縁については、少々気恥ずかしくなるくらいにロマンチックに描かれていて、まさにタイトルどおり『DESTINY』なんですね(^^)その意味が分かると、カップルや夫婦で一緒に見に行くとき、きっとお連れの方を見る目が変わっていると思もいますよ。
目に見えない世界と現世が一体となってつながっているのは、鎌倉という特殊な地域だからと原作は説明しているようですが、映画の後半では、決して鎌倉特有なことではなく、人は誰もがやがては死んでしまうという普遍的なテーマとして描かれていることにも好感が持てました。
物語は、鎌倉在住のミステリー作家・一色正和(堺雅人)とその幼妻・亜紀子(高畑充希)を軸に、前半は、当たり前のように魔物や幽霊、妖怪と出くわす鎌倉での2人の暮らしをほのぼのと描きだします。また後半では、まだ死ぬはずではなかった亜紀子の命を取り戻すため、黄泉の国に向かう正和の冒険を派手なアクションを交えて描くという内容です。
ほろりとするエピソードを積み重ねていく構成は「三丁目の夕日」に通じる。安藤サクラが演じた人間味のある死神とのやりとりも愉快でした。
特に面白かったのは、一色家に居座った貧乏神(田中泯)と亜紀子の交流。嫌われ者に親切にしたことが後半に生きてきます。
バラバラに思えたエピソードが結び付き、なにげない小道具が大きな意味を持つ。うまい脚本だなぁと思えました。
山崎貴監督が得意のCGで作り上げた黄泉の国。そこに向かう江ノ電の走行シーンは、ファンタジー好きの心をくすぐるはずです。最後の戦いはいささか怪獣映画のようで、本作のロマンチックな雰囲気とは大きく異なるけど、きっと子供たちには、そこが一番楽しいかもしれませんね(^^ゞ
劇中、高畑充希の大きなお目々がさらにクローズアップされて、まるで妖怪のように見えてしまいました。その分、本作のヒロインとしての存在感にはとてもマッチしていたと思います。
心が温まります
人間愛を感じられる良い映画でした。
観終わった後、ほっこりした気持ちになりましたね。
山崎監督らしいヒューマンドラマが描かれた作品です。
心が温まるので、寒い季節には丁度良いかなと思います。
また、この映画はキャストが素晴らしいですね。
皆さん、演技が上手い!感情移入しやすかったです。
あと、この映画は妖怪や幽霊が出ますが、ホラー要素は強くないです。
ホラー映画が苦手な方も是非観てみて下さい。
かわいらしい
全体が絵本のように優しく、かわいらしい作品だった。深刻でも残酷でも、過激でもない。子供も大人も安心してみることができる。
ひたすら危機が襲い来るばかりの近年、こんなのも罪がなくていい。
特に前半は大人向けで、後半は子供向けに感じた。
ぼーっと見ていると、見落としがちな伏線がちりばめられているところも憎い。
三丁目のチャガワ先生といい、作家がメインキャストに設定されることには何か意味があるのだろうか。個人的には、中村玉緒さんの演じるやや得体の知れないお手伝いさん、キンがよかった。
ファンタジー超大作だと思っていたが‥‥‥
最近洋画ばっかり観ていたので、久々の日本製映画だった。「ファンタジーものかな」と軽く考えていざ観てみると、予告やポスターで見た時よりも主人公二人の夫婦愛が全面的に押し出されていて驚きだった。自分が事前に内容をしっかり把握していなかったせいでもあるが、ファンタジー超大作を期待していた分、正直“裏切られた感”がある。
舞台が鎌倉の雰囲気がある街、魔物や幽霊が人間と普通に暮らしている、人間から魔物に転生した本田さん、小説家だけでなく先生が鎌倉署の捜査にも協力しているなど。魅力的な世界観やキャラクター設定はたくさんあるのだが、堺雅人と高畑充希の夫婦生活ばかりが目立つ気がした。せっかくのファンタジーな設定も影が薄くなってしまい、それらの描写が少ないために説明不足でモヤモヤする部分も多かった。
魔物が一緒に暮らしているという話が、一番描写が足りないところだと思う。夜市はともかく居酒屋の端にいたり、道を歩いているだけだったりと、本当にただいるだけのように感じたし、もっと彼らを描いてほしかった。本当に仲良く暮らしてるんか? と疑ってしまう。CGを大盤振る舞いする、外国のようにふんだんに使うことが予算や技術の問題で実現できなかったのが理由かなぁ‥‥‥。
しかし、役者さんたちはそれぞれのキャラクターにぴたりとハマっており、キャスティングについてはとても良かった。高畑充希さんも安藤サクラさんも可愛かった。
一緒に行った友人は全員、「面白かった」と感想を述べていて、私だけが恋愛映画が苦手だということも考えると、恋愛ものが好きな人にはウケる映画。これが私の、この映画の印象だ。ファンタジー超大作というより、揺るぎない愛で結ばれた夫婦の物語という方がいいんではないか。
ちょっと期待し過ぎたか
3丁目の夕日が好きなので、原作者・監督が同じ本作を楽しみにしていました。ただ、ちょっと期待外れでがっかり。
本作は夫婦愛をテーマにしているようだけど、登場人物の掘り下げがあまり無いためか各エピソードが薄い。特にメインの一色夫妻は妻がだいぶ年下なためか、終始旦那スキスキなカワイイ妻だけで終わってしまい、感情移入があまりできなかった。可愛かったけど。
また、導入が長いし、山場の盛り上がりもそこまでと言った感じ。
ただ、映像、主題歌、出演者の演技は素晴らしかったと思う。安藤サクラの死神はすごくハマっていたし。
高評価レビューも多くあるので、見る人を選ぶ作品なんだと思う。
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