DESTINY 鎌倉ものがたりのレビュー・感想・評価
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ほのぼの漫画が美しいファンタジーに
原作の持つ世界観を美しいファンタジー映像に昇華させた本作
原作のこのストーリーは知らないですが、原作は基本数ページのほのぼのとした一話完結のストーリーがメインなので、あの短い原作をここまでうまく長編にまとめ上げたと思います。
素晴らしい脚本を書き上げた監督の力量でしょうね。
デジタルな現代社会においても運命の力を信じたくなる、なかなかの良作です。
もう一度映画館で観たいなと思いました。
堺雅人と高畑充希という力量のある俳優陣の自然で魅力的な演技と美しい映像はぜひ映画館で観てほしい。
二人のように運命で出会ったと愛する家族との時間をほのぼのと大切に生きていきたいですね。
今度は誰かと一緒にみたいな
観てよかったな~とじんわり思えました。亜紀子さんと先生の互いを大事に思うようになる過程がとても丁寧で、中盤に先生が亜紀子さんに対する気持ちを吐露するシーンが素直に心に入ってきます。意外に本田さんと本田さんの奥さんのエピソードにも泣かされました。自分にはどうしようもできず、子どもと妻を残して急に黄泉の国にいくことになった本田さんが、怪物の姿を変化させて怒って泣いて。最後にはどんな気持ちで見送ったのだろうと思いが色々巡りますね。
死神がキュート。
西岸良平の原作がどのようなものかまったくわからないが、出来上がった映画はオリジナリティあふれるものになっていた。
山崎貴監督は、自作はほぼ自分で脚本を書いていて、これまではうまくいってなかったと思うが、本作はうまくいったほうであろう。
「三丁目の夕日」シリーズの古沢良太に習ったかどうかはわからないが、原作者が同じこともあってテイストが似ていた。
VFXもほどがよく、「黄泉の国」も説得力があった。
鎌倉では人が死ぬと死神が迎えに来て、丑の刻に出発する黄泉の国行きの列車に乗って旅立っていく。
死神に扮した安藤サクラがよかった。ある種、映画を活性化させる働きを担っていて、それには十二分に応えていた。
山崎貴は2020年の東京オリンピックに関わることになったので、しばらくは新作はおあずけ、かな。
魔物がもうちょっと
夫婦の絆の強さを描いた作品で、人柄の魅力や映像の美しさは存分に伝わりました。
魔物は序盤から所々出てくるのですが、それぞれの名称もわからず、人間との会話もほとんどないのが少し物足りなかったです。黄泉の国でもコミュニケーションを取るのは亡くなった正和の両親。魔物がどういう存在なのか説明があったり魔物の中にキーマンがいたらもう少しおもしろかったかもしれません。
まさに千と千尋。良い意味でジブリ的
原作未見。
三丁目の夕日が大好きだったので、行ってきました。
新婚夫婦のドライブ風景から始まる本作。
前半の初々しい夫婦関係と、新妻亜紀子の可愛らしさを楽しむ展開。
でも、それがじつは、後半で夫を愛する新妻を演出するためのフリで、本当に感情を揺さぶられました。
そして、その亜紀子の可愛さと健気さがあったからこそ、主人公正和の知恵と勇気に拍手し、天頭鬼の憎たらしさも引き立っていました。
この「ヒロインの健気さ」と「主人公の知恵と勇気」はジブリの方程式みたいなもの。そこに「悪役の憎たらしさ」が加わったので、ラピュタ、カリオストロのようなジブリ風味を感じ、作風から千と千尋の実写版みたいな印象になったのかもしれないですね。
三丁目の夕日ほど大きな感動はありませんでしたが、それでも近年の邦画作品としては上位に入る面白さだと思います。
ただ、気になるのは最後の天頭鬼かな。
確かに憎たらしくはあったけど、ラストの「また行ってしまう~」は、本当に愛していたんだと、少しだけ可哀想になりました。
あの寂しさを埋めてくれる相手が見つかればいいのに、という個人的な心残りから、★は4.5にしました。
めちゃくちゃ良かった
原作は読んでないです
後半は映画を盛り上げるためのクライマックスだとして
メインはあきこが黄泉に行くらへんだった
テーマもわかりやすくて良い
あきこが亡くなった階段で正和と死神の会話が印象的で
正和の「俺は原稿ばっかで全然構ってやれなかった」というような台詞は、普段疎かにしがちだけど本当は大切にすべきことを教えてくれる
あきこの「先生といれれば貧乏でも構わない」という台詞もいい
サラッと言ってるところが特にいい
大切な人との時間をもっと大切にしようと思わせてくれる
面白かった 二人とも上手
いやあ 面白かった!
観る前は、あの 雰囲気ある「鎌倉ものがたり」を、似ても似つかぬゲテモノ映画にしちゃったのでは?という恐怖感に近い不安をもっていたのだけれど、主演二人の演技は見事で 雰囲気もあって、とても楽しめた。
とにかく二人は、正直言って、どこも漫画の二人に似ていないのに、なんだか雰囲気あってるんだよね。俳優ってすごいなあ。
まわりの役者も上手で、ずっと安心してみていられた。
自分の感覚では、予告編でSFX部分を強調しない方が、俺のような誤解や不安を生まなかったんじゃないかと思います。
あと、原題の前にdestinyみたいな横文字をつけたら、ストーリーは原作とは違ってるよ、ということはお約束なのかな。always三丁目の夕日 もそうだし、他の監督でも。
というわけで、西岸良平さんの「鎌倉物語」とは、似ても似つかぬモノです。
壮大な実写版 千と千尋の神隠し
心配しないで観れる千と千尋の神隠し。
観終わった方はこういうだろう。
うん!いい映画!
ボリューム程よいし、意外と無駄もないサクサクストーリー。
泣くシーンは中盤で、最後まで涙をとっておく必要はないです。そこで泣きましょう。
でも、死後の世界があんなんだったらいいなぁ。
うーん。やっぱり似てるね。
良かったからもう一度という娘の誘いで観ました。映画の内容もよく知らないまま観ている内にほかの方々が受けたように「千と千尋」によく似ているという印象を受けました。高畑充希さんも何とも可愛らしい奥さんを演じているのですが、テレビドラマの配役と雰囲気が重なって今一つ気持ちが入り込めず、良い話もちらほらと散りばめられてはいるのですが、後半は「ぬーベー」や「学校の怪談」的な雰囲気で終わってしまった感じです。完全な子供向けでもなく、かと言って大人だけというものでもなかった。浅い深いはは別にしてジブリほど万人向けではなかったのではないでしょうか。
まぁ、何だかんだと言って素直に観られなかった己を嘆く次第です。
やはり、佐藤直紀さんの音楽はやっぱり素晴らしかった
内容も映像も凄くよかったです。そして、更に音楽が凄くよくてめっちゃいいと思っていたら、エンドロールで佐藤直紀さんの名前が現れてなるほどなそりゃ素晴らしいに決まってると納得しました。高畑充希も可愛くて今年はじめの映画でしたが良い映画始めでした。
千と千尋っぽい
予告編を見て、千と千尋の神隠し的な世界観をイメージしましたが、本編を観て、やっぱり(ますます)そう思いました。
原作読んでないのでアレですが、千と千尋大好きな私としては「後発は設定とか内容変えて来いよー」と思ってしまいました。
加えて、クオリティの高いB級映画って感じで、その妖怪やら戦闘シーンにこんな最高のVSX技術を投入せんでも、、、と勿体無く思いました。
とまあ、書いていて自分のひねくれたものの見方に嫌気が若干差しましたが笑、高畑充希さんの演技は素晴らしく、可愛らしく一途な奥さんに惚れてしまいました。
原作未読
予告とポスターのみで映画館に行くと
びっくりする、そんな感じです。
CG使いまくりファンタジー映画、いやそんなのわかってるけどここまで使っていたとは。SFに近いところも感じます。邦画はあまり観ないのですが、あら堺さんこんな可愛らしい映画にもお出になるの?と言いたい感じでした。
私は好みでした。
小さなお話をつぎはぎして出来上がった映画なので、時々細切れになるストーリーですが、流石長年続いた大御所漫画というべきか芯は一本通っています。
原作がお好きな方は「あの話とあのネタが入り乱れてるのね、なるほど」とご覧になられるでしょうし、私のような俄かな輩は「妖怪たくさん、あはは」と観られます、素敵。
賛否両論聞こえてきますが、私は良き映画と伝えます。原作の漫画もすこし読みたい。
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