彼女がその名を知らない鳥たちのレビュー・感想・評価
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阿部サダヲの演技とてもせつない
玄人好みの映画だな
映画評論はレビュー高評価の皆さんにお任せでいいぐらい同感。
ストーリーが進むに連れて、蒼井優と阿部サダヲのきっかけが分からないもどかしさ。
このままなのか?
ちゃんと見せるのか?
このタイミングで見せるかぁ〜〜😆😆
と憎らしいほどの流れ。
大阪を舞台に大阪弁のセリフ必須という、関西出身でない俳優にとってハードルが高い作品にチャレンジ。
福岡出身の蒼井優さんは完璧でした
千葉出身の阿部サダヲさんはさすがトップレベルの俳優さんですが、実に惜しい😫😫
概ね🆗でしたが、肝心のセリフで残念なイントネーションが数ヶ所。
関西人はどーしてもココこだわるからなぁ。
最後に。
映画監督を目指した映画監督が、これぞ映画作品という形にできた映画らしい映画に出会えました😊
陣治の切ない究極愛
ついていけない
出てくるやつ全員共感できない。
十和子もじんじも、黒崎も水島も、十和子の姉も、胸くそ悪くなるキャラばっかり。
十和子が主人公と思ってたけど、じんじが発信するメッセージが一番強烈だから、主人公みたいなもんか。
究極の愛ってのは自分を犠牲にしてまで相手を全てから守ること、みたいなことなんだろうけど、究極って言葉にかまけていろんなことを置いてきぼりにしすぎてて、もはやズルい。
見てて舌打ちしたくなる映画。ちゃんと生きよーっと。
とにかく阿部サダヲが凄い!
こんな男には気をつけろ!こんな女はダメ。
純愛ものとして観てとても良かったです。原作は未読で、映画の中の情報のみでの感想。
ジンジはトワコ100%で君の為なら何でもするタイプ。下品なオッサンで、マナーとかもなってなくストーカー気質でドジッコ。タコパンティ?送りつけたりとかもして危ないタイプにも思えるが、わりと普通。基本は善人。
イヤな気持ちになる事が多いこの物語の中で唯一イノセントな存在。愛するトワコと同棲するもうまくいっていない。トワコがこんなクソビッチになったのはジンジに原因がある。トワコは会社勤めしていたし、この頃は堅実に生きてた。ジンジがいることで住居があり食べさせて貰える。小さな籠の中のATMを手に入れて自由になった。籍入れてないから他の男にいってもいいくらいの考えで、イケメンから迫られれば即OK。家事も全くせず完全になめとる。うだつの上がらない男だと見下しもしている。
こんな女はダメだ!
マッサージ流れからトワコにエッチなことしようとしたジンジにブチギレて
「男らしいとこみせてみい!」て言う場面がある。
ジンジのことが嫌いか憎いかというとそうではない。ただ理想と現実の差に幻滅している。イケメンじゃないけど自分のことを好いてくれて優しいし、とにかく尽くしてくれる。この男がイケメンで金持ちだったらどれだけいいことか。ところが稼ぎは少ない、全然堂々としていなくて、なしくずし的にエッチしてくる残念男という現実に嫌気がさしている。中盤の電車に二人で駆け込む場面で男まるだしみたいな行動とるジンジに対して女の顔をしてみせたりもする。嫌いではない。口汚く罵ったりもするが心の奥底では、いつか化けるかもしれないとも思う。ただしそれも他力本願で自分は助力も何もしない。やっぱりこんな女はダメだ!
買った時計の修理の対応が悪いと電話かけまくり、レンタルしたDVDが再生途中で止まったとネチャ絡みするクレーマーなトワコ。ほぼ害虫である。
腕時計のクレーム対応にきたのがタッキリマカン水島。こんな男には気を付けろ!言葉遣いは丁寧で物腰柔らかだが、心はなくマニュアルやっつけ仕事。一応頭は下げるが、頭の中はタチ悪いクレーマー対応してたらセフレゲットだぜ!くらいしか思ってないスッカスカの下半身男。トワコを性の対象として見てないというか、女という存在が性欲の捌け口でしかない男。
自分の見てくれが良いことは理解していてそれを武器にもするビッチ属性。ついでに買ったような中国製3千円の時計に外箱つけて誠意を示すフリまでする。
「きれぇな箱に入れてプレゼントするような男は軽薄だろ。」黒崎からもトワコへ箴言(嘘)
そしてバイオレンス黒崎。
こんな男には気を付けろ!
全ては金の為で、他のことは口先だけの男。借金ありで行動原理の根底にあるのは金。金策でスケベジジイにトワコを抱かせたりとか愛していたとしたら考えられない。完全に最初から最後までトワコを利用したかっただけ。用済みとなれば骨折するほど殴って別れる鬼畜ぶり。
別れたあと何年かして会いたいというから、会いに行ったらスケベジジイとまた寝てくれと頼まれて、我を失い滅多刺ししてしまう。その時のショックが大き過ぎてトワコの記憶から殺した部分だけが失くなった。というのがこの作品のミステリー部分。
ジンジの行動原理は全てトワコの為。
会社を起こそう考えたこともあったが現状から抜け出せず、毎日働いて金を渡すだけ。
小説書いて一発当てようとしたりするのもアホだからではなく、全部トワコの為。
タッキリマカンとの逢瀬をストーキングしていたのも黒崎の時のように殺人犯にしまいとしてトワコの為だった。
生命保険入ってるのもトワコの為。
二人のラブストーリーだと思ってみると回想で終わるの最後もしっくりくる。
「私が大切なこと証明してよ」
「トワコがわろた」
トワコはこれからジンジのことだけを胸に生きていくのだろう。
実行出来ませんが、共感は出来ます
蒼井優は面食い。竹野内も松坂も格好いいし、エロい。惚れるのも分かる。しかし、二人とも中身はゲスである。竹野内は保身のために蒼井を他の男に差し出すし、松坂も妻子と別れるつもりはないのに、体をもて遊ぶだけ。プレゼントは偽物の3000円の腕時計だし。対して、同居人の阿部サダヲは不潔で下品。働いて養っているのに家事もさせられ、いいなりである。後半、蒼井は真相を知り、阿部の深い愛を知るわけだが、好きになる時間はもう、残されていない。きっと、ゲスな二人の男の嘘を見抜いていたが、抜け出せないんだろう。阿部を愛することが出来ていたら、幸せになっていたのかも知れない。破滅に向かってしまう気持ちは分かる気がした。
余談ですが、松坂の悪い男ぶりは、良かった。あーと言ってみて。ていうのが耳に残った。シンケンレッド、変わったなぁ。
映画としては優秀なんでしょうが…
高評価レビューばかりだったのでレンタルしてみました。
物語の進み方、映像の取り方、ラストの展開、そして出演者の演技力と非常に優秀な作品だと思います。
ですが、個人的には色々と疑問に思う点もあり、話そのものもそれほど良くもなく、真ん中くらいの評価にしました。
個人的には泣ける部分はなく、ジンジの一方的ともいえる想いが最後に身を結んだようにも感じ取れました。
もう少しだけ話が分かりやすればもっと高評価にしたと思いました。
あと全体的に映画が長く感じました。
必要なシーンばかりなんでしょうが、長く感じさせるのはいかなかった。
これを愛とは呼べなかった。
僕はこれを愛とは呼べなかった。最愛の人の前で飛び降りるのは、意味合いとしては分かるのだけど、これこそトラウマになるだろと、それは愛じゃないよと生きてこそなんじゃないのかよ!と思ってしまった。
まぁ、みんなクズ。だけどみんな足りない部分を補って生活してるのは清々しさすらあった。
松坂桃李くんの変態ぶりも竹野内豊のチンピラぶりも阿部サダヲの胡散臭もみんな良かった。
松坂桃李くんが突然キスして来たり、なんかリアルさに欠ける部分は、後から何かの伏線かトラップか、と深読みして見てたから、真実に対してはそっちか、くらいのインパクトで、蒼井優に対して何故に阿部サダヲはそんなに深く愛せたかも良く分からない。ただ、全部観ると阿部サダヲの行動の意味合いが違って見える手法は好きだった。
題名の良さと、蒼井優の演技が秀逸だと思いました。
セックスシーンで足の小指と薬指の爪がカパーッと開いたのが印象的でした。
何故あんなに深く愛せるのか
みんなおかしい
ヤバいですね
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