「愛の形」彼女がその名を知らない鳥たち アルラムさんの映画レビュー(感想・評価)
愛の形
蒼井優演じる十和子は自分を大事にしてくれない男に存在意義を求めてしまう女性
阿部サダヲ演じる陣冶は十和子が自分の事を愛してくれていない事に心のどこかでは気付いてはいるが一途過ぎる愛を貫く男性
十和子と陣冶の出会いの回想シーンをあそこで持ってくるのは、泣かずにはいられないです。子供になって戻ってきたいとゆう陣冶の言葉は自分と一緒に居るせいで子供がいる家庭を築いてあげられない負い目と来世も十和子と一緒に居たい、自分が罪を被って十和子には幸せになって欲しいという気持ちと全て十和子に対する愛で溢れていて、とにかく切なくて辛くて可哀想な気持ちになりました。愛情をお互い与えられる関係性がいかに幸せかと考えさせてくれました。白石監督、演じている人達、脚本、素晴らしいです。
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