「知らなすぎた、、」彼女がその名を知らない鳥たち makincosさんの映画レビュー(感想・評価)
知らなすぎた、、
クリックして本文を読む
原作未読で、鑑賞しました。蒼井優さん演じる主人公十和子、最初はガラの悪い関西弁の女やな、と思わせといて、好きな男の前では可愛い方の関西弁や標準語にチェンジ、とかめっちゃリアルなやなぁと感心。水島との出会い、そんなんある?と一瞬冷めたけど、十和子の魅力と貞操観念の乱れを描くためには仕方ないのかな。
陣治の言動、やたら心配や心配や言うし、本当に狂気を感じてたけど、他の男を寄り付かせない為のオーバーなアクションじゃなく、本当に十和子のことが心配やってんな、、て全部違う意味で理解してた自分が恥ずかしくなりました。不潔なのにも理由があったんじゃん!そこまでする?ていう究極の愛に、やっぱりそこまでせなこの子には分からんやろな、と涙が止まらなくなりました。
コメントする
いぱねまさんのコメント
2020年1月29日
貴殿の『ロマンスドール』のレビューが見当たらなかったので、違う場所ですが、僭越ながら此方にお礼申し上げます。幾つもご評価頂き、大変ありがとうございました。
『彼女がその名を知らない鳥たち』は蒼井優の魅力が存分に発揮された作品でしたね。
高橋一生のクセの少なさが、あの作品のウィークポイントだったと感じております。それに引き替え、『彼女がその名を知らない鳥たち』の阿倍サダヲの怪演技振りは目を奪われたかなぁと。ま、元々の作品内容が違うのだから比較する方が間違っているのが当然なのですが・・・
卑猥さではなく、彼女はキチンと脱ぐべきだと思いますけどね、作品の魅力を彩る上で。