「タッキリ(死)マカン(無限)」彼女がその名を知らない鳥たち いぱねまさんの映画レビュー(感想・評価)
タッキリ(死)マカン(無限)
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原作未読で映画のみ鑑賞。多分映画化しやすい作風かもしれない。ただ、題名と映画のテーマが何処で結びついているのか、メタファーが何処に隠されているのかは分からなかった。まさか最後の飛び降りでの、代わりに鳥たちが浮上して旋回するするところではないよね?!
ストーリー展開はそれ程複雑ではなく、あらすじにも書かれているように多分誰も共感できない役ばかりだが、阿部サダヲはともかく、竹野内豊、松坂桃李のクズッぷりの演技がキモなのかと思う。とはいえ、男優が汚れ役をやるというのはそんなに響かないのだが。女性観客ならばまたイメージも違うのかなと考えたりするのだが。
ハリウッドやフランス映画ならばもっと綺麗な映画になるのかもしれない。折角、前半の蒼井優と松坂の濡れ場後の、ピロートークで砂が上から落ちてくるイメージ演出を施していたのに、後半そういったものがなかったのが、寂しいと感じてしまったので。
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