バッド・バディ!私とカレの暗殺デート : 特集
失恋女子 meets 伝説の殺し屋→暗殺能力覚醒キター!
“ネコ耳”キュートガールが、ハッピースマイルで敵をぶっ倒しまくる!
このクレイジーなサイコー設定、映画ファンなら気になるよね!?
クレイジーな失恋女子が、伝説の殺し屋と恋に落ちて「最強の暗殺能力」に目覚めるラブコメ&アクション「バッド・バディ!私とカレの暗殺デート」が5月13日より全国公開。「クロニクル」「エージェント・ウルトラ」のマックス・ランディス脚本のもと、「ピッチ・パーフェクト」のアナ・ケンドリック、「月に囚われた男」サム・ロックウェル、「ヘイトフル・エイト」のティム・ロスら実力派が集結!
「ピッチ・パーフェクト」アナ・ケンドリックが“笑顔”で銃大乱射!
キュートなのにバイオレント! これがイマドキ“覚醒”アクション!
ダメ男ばかり好きになってしまう、可愛いのにちょっとイタい女の子が、「理想のカレ」をゲットしたと思ったら、最強の暗殺能力にも目覚めてしまう!? 思わず「こんなラブ・ストーリーあり?」と言わずにいられないラブ・バディ・アクションが、この「バッド・バディ!私とカレの暗殺デート」。アカデミー賞ノミネート経験も持つ「ピッチ・パーフェクト」シリーズの実力派、アナ・ケンドリックが、ナイフも銃も駆使する本格アクションに初チャレンジ。ネコ耳を付けてハッピー笑顔のキュートな姿なのに、向かってくる敵をブッ倒す姿はバイオレント。サム・ロックウェル、ティム・ロスらベテラン俳優の悪ノリも見逃せない、注目の1本だ。
好きになるのはダメ男、二股を掛けられてはフラれてばかりのマーサ(アナ・ケンドリック)の前に、「理想のカレ」フランシス(サム・ロックウェル)が現れて急速接近。ところが彼は、実は伝説の殺し屋で、FBIや世界中の殺し屋から命を狙われる立場だった。マーサはフランシスと行動をともにするうちに、これまで自分で気付くことのなかった「最強の殺し屋」としての能力に目覚めていく……。
「マイレージ、マイライフ」でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、「ピッチ・パーフェクト」シリーズ、「イントゥ・ザ・ウッズ」で見事な歌唱力も披露。歌ウマ&キュートな魅力で注目を集めてきたケンドリックが、マーサ役で本格アクションに初挑戦した。コメディエンヌの才能を発揮したイタい系女子演技で笑わせつつ、バッチリ決めるアクションも披露。ここにニュー・ヒロインが誕生!
実力派俳優たちが、コメディ演技をノリノリで楽しんでいることも注目ポイント。マーサの能力を覚醒させてしまう「理想のカレ」フランシスを軽妙に演じたのは、「月に囚われた男」「セブン・サイコパス」のサム・ロックウェル。「ヘイトフル・エイト」ほかタランティーノ作品でおなじみのティム・ロスも、フランシスたちを追う悪徳FBI捜査官役として出演するほか、ラッパーのRZAも殺し屋の1人として登場。
“踊るヒットマン”なんて見たことある?
「キングスマン」好きならおすすめ、“トリッキー”アクションをぜひ見て!
「殺し屋」と「ラブ・コメディ」のギャップが楽しい本作だけに、アクション・シーンも一風変わったテイストをかもし出す。本格アクションを披露しながらも、どこかクスッと笑ってしまうのだ。ここでは本編からその一部をピックアップ。トリッキーなアクションが好きな人なら気になるはず、動画とあわせてチェックしてみてほしい。
やっと「理想のカレ」に出会えたのに、このままじゃ自分の命が危ないと、フランシスとの交際を「もうやめる」と切り出すマーサ。そんな彼女にフランシスが「君には才能がある」と殺し屋能力の覚醒を促すシーン。フランシスが次々と投げるナイフや包丁を……マーサがニコニコ笑いながら次々とキャッチ!?
重武装した一団が、結婚パーティ会場にフランシスを追い詰めるシーン。このままでは万事休すと思いきや、どこか牧歌的なロック・ナンバーをバックにフランシスの逆襲が始まる! その模様を別室に控えるFBI捜査官(ティム・ロス)が、ボヤキに近い口調でひとつひとつ解説する!?
え? サム・ロックウェルってこんなに動けるんだ!と見入ってしまうのがこのシーン。マーサとフランシスを追って迫りくる刺客たちをフランシスが、優雅に舞うように次々と倒していくさまを目撃できる。敵の攻撃を利用して、別の敵にダメージを与えるなど、動きとアイデアが面白い!
「クロニクル」「エージェント・ウルトラ」──コイツが書く脚本が面白い!
“マックス・ランディス脚本作”は、今、映画ファン要注目の印
目利きの映画ファンなら、本作の脚本を手掛けたマックス・ランディスにすでに注目しているはず。超能力を手に入れた普通の男子高校生たちの壮絶な運命をPOVの手法で描いた「クロニクル」は、低予算&無名俳優起用にも関わらず全米ナンバーワンの大ヒットを記録。主演したデイン・デハーンを一躍注目スターへとのし上げた。
既存のジャンルを違った視点から尖ったスタイルに仕立て上げるのがランディスの持ち味。続く「エージェント・ウルトラ」では、ジェシー・アイゼンバーグとクリステン・スチュワートをバカップルに設定し、うだつの上がらないコンビニ店員をCIAエージェントに覚醒させるというアイデアが話題となった。「ヴィクター・フランケンシュタイン」は、古典的モンスター映画のストーリーを基に、ジェームズ・マカボイとダニエル・ラドクリフ共演で新たな息吹を注入。そして、企画&製作総指揮を担当したNetflixドラマ「私立探偵ダーク・ジェントリー」(イライジャ・ウッド出演)も、従来の探偵もののイメージを覆す人気作。すでにシーズン2の製作が決定しているほどだ。
「とにかくコイツの書く脚本は面白い!」というのが、ハリウッドでの評価。長く映画を見てきた人にとっては、「狼男アメリカン」や「ブルース・ブラザース」、マイケル・ジャクソンの「スリラー」のミュージック・ビデオを監督したジョン・ランディスの息子という出自にもニヤリとさせられる。「マックス・ランディス脚本作」という触れ込みは、今、映画ファン要注目作という印なのだ。