「70年代のTVシリーズから10年後の世界。地下帝国との戦いの後兜甲...」劇場版 マジンガーZ INFINITY よねさんの映画レビュー(感想・評価)
70年代のTVシリーズから10年後の世界。地下帝国との戦いの後兜甲...
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70年代のTVシリーズから10年後の世界。地下帝国との戦いの後兜甲児は科学者の道に進み、剣鉄也はそのままグレートマジンガーでテキサスにある光子力プラントの警備にあたっていた。そんな折富士山麓で謎の巨大構造物が発掘される。同じ頃全滅したはずのドクター・ヘル率いる地下帝国の機械獣達かテキサスを襲撃、剣はグレートマジンガーごと行方不明に。地下帝国は富士山麓に出現、兜甲児は再び戦いに身を投じることを決意する。
設定が設定なので全体的にどエライ昭和風味を醸しているわけですが、とはいえやはり21世紀のアニメなので萌え要素を一手に引き受ける生体ロボットのリサがメチャメチャキュートなのにメチャメチャ強いという実に今っぽい鉄板キャラで大満足。意外にもドクター・ヘルのキャラクターを掘り下げていて、人類に足りないものとしてドクター・ヘルが語る言葉が結構身に沁みる辺り新海、虚淵作品にも通底する奥行きがあります。東映まんがまつり世代には感涙ものですが、そうではない世代には要所要所に出てくる寒い昭和ギャグは理解不明だったのではないかと思います。
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