ジュラシック・ワールド 炎の王国のレビュー・感想・評価
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今までと比べて展開を一変させてきた大作!
おなじみジュラシックパークシリーズの第5作。
前作の中でオープンしたジュラシックワールドが
崩壊して数年。
島は恐竜たちの楽園とかしていた。
しかしそんな島で火山噴火が発生!
恐竜を人工的に作った人々は恐竜を助けるべきか
自然の秩序に沿って淘汰されるべきか判断を迫られることになる。
さらにその後、恐竜たちと人々の運命を
左右する展開が待ち受けている。
多くの人のロマンを
掻き立てる恐竜パニック映画。
これまでのジュラシックパークシリーズと大きく違う点は
パーク内でのドタバタ劇ではないということ。
命を生み出した人間の責任と欲望が描かれている。
単純に恐竜が暴れるだけの映画ではないので
単純な娯楽映画じゃ物足りないという人も
満足できるストーリーだと思う。
その一方でこれまでの作品をオマージュするシーンが
いくつもちりばめられている。
ブラキオサウルスが出迎えるシーンや
”パーク”時代の車が朽ち果てているシーンなど
シリーズを通してみているからこそ
気付ける面白さもある。
初めてジュラシックパークシリーズを見る人も
これまでシリーズを見続けてきた人も
楽しめる作品だと思う。
恐竜はもはや金儲けのダシ
動物愛護ありきの気持ち悪いお話
楽しめる
大クソバカ映画www
映像は迫力があるが
ど迫力の映像。
CGだかVFXだか、ずいぶん技術が向上したものだとホント感心する。
映像的には文句無し。
これは大きなスクリーンでの鑑賞をお勧めします。
ただ、内容的にはいろんな部分で残念過ぎるというか、ツッコミどころが多過ぎる。
どの辺がどうなのかは敢えて触れないが。
今回は吹替版での鑑賞でしたが、クレア役の木村佳乃はハマり役で、まったく違和感無し。
対して、オーウェン役の玉木宏は、やっぱり玉木宏。
声を聴いただけで、顔が浮かんできてしまう。
あと、ベンジャミン・ロックウッドの孫娘?メイジーを演じた、イザベラ・サーモンがすごくいい。
これがデビュー作らしいが、可愛いだけじゃなく、なかなか良い演技をしてたと思う。
将来立派な女優さんになりそうな気がする。
映画館で見とけば
新たな試み
現在を生きる人間と過去を生きた恐竜。
両者が同じ時代で交わるのは、唯一「ジュラシック・パーク」だけだった。
開園前に少なくとも3回はトラブルが発生し、1回は街に恐竜が放たれている。
そして、前作で開園を迎えたものの、あの惨劇が起こる。正直、ここまで人が犠牲になるのならば、動物園的な娯楽としてでも実現するのは無理だろう。
本作では、そういったものの裏の世界で繰り広げられる、悪い人間らの物語が展開される。そして、自然の摂理の中で生きる恐竜と、欲に溺れた人間が思わぬ形で交わることになる。
娯楽度の高い、エンターテイメント性に優れた本作も、いよいよ怖くなってきた。過去作の中でも最も重く感慨深いテーマになった。次回作が楽しみだが、過ちを犯した人間にどのような結論が突きつけられるのか。その結果によっては本作の描いたテーマが無駄になってしまうだろう。
ここまで次回作へのハードルを上げた作品は珍しいのではないか。とにかく大いに次回作に期待するとしよう。
お決まりのクローン話の1本調子
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