ジュラシック・ワールド 炎の王国のレビュー・感想・評価
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恐竜の惑星
前作は人類が“地球に選択されなかった生物”を科学の力で生み出し、結果的に自分たちを苦しめ、最後は地球が産んだ生物によってヒエラルキーの外に追いやられるという涙無しには観られない作品だった。
本作も“地球に選択されなかった生物”がやっかいなのは変わらずだが、その生物と闘うのは人類だ。
種として戦闘能力的な強さはヒエラルキーの階層には影響せず、強いから生き残るというわけではない。
では、どういった生物が生き残るのか?
共生を実現し得た生物が生き残るのだろう。
詰まる所、本作のラストシーンはシリーズにおける最も重要なシーンだったのではないかと思う。
次作と合わせて1つの大きなテーマになるであろう作品。
今までと比べて展開を一変させてきた大作!
おなじみジュラシックパークシリーズの第5作。
前作の中でオープンしたジュラシックワールドが
崩壊して数年。
島は恐竜たちの楽園とかしていた。
しかしそんな島で火山噴火が発生!
恐竜を人工的に作った人々は恐竜を助けるべきか
自然の秩序に沿って淘汰されるべきか判断を迫られることになる。
さらにその後、恐竜たちと人々の運命を
左右する展開が待ち受けている。
多くの人のロマンを
掻き立てる恐竜パニック映画。
これまでのジュラシックパークシリーズと大きく違う点は
パーク内でのドタバタ劇ではないということ。
命を生み出した人間の責任と欲望が描かれている。
単純に恐竜が暴れるだけの映画ではないので
単純な娯楽映画じゃ物足りないという人も
満足できるストーリーだと思う。
その一方でこれまでの作品をオマージュするシーンが
いくつもちりばめられている。
ブラキオサウルスが出迎えるシーンや
”パーク”時代の車が朽ち果てているシーンなど
シリーズを通してみているからこそ
気付ける面白さもある。
初めてジュラシックパークシリーズを見る人も
これまでシリーズを見続けてきた人も
楽しめる作品だと思う。
恐竜はもはや金儲けのダシ
①旧態依然とした恐竜像。最新の恐竜学の恐竜像はもっと違って来ています。②前作よりもっと駄目。ここまで来ると恐竜をダシにしたモンスター映画に成り下がっている。実際にこの地球上に生きていた私たち人類と同じ生物である恐竜が可哀想だ。
動物愛護ありきの気持ち悪いお話
まず前作まであれだけ人が死んでるのに保護することに何も思わないヒロイン
最後に子供に恐竜の扉のボタン押させるシナリオ
えっ8キロ先に街があったよね
彼らの命はどうでも良いの(笑)
どれも気持ち悪いという感想しか思いませんでした
話の中にシーシェパードのような人の命より環境保護の方が大事という思想が背後に見えて全く楽しめませんでした。
シリーズの中で最低の作品です。
楽しめる
いつかはそうなると思っていたが、ラストはそうなった。
子役が今回もかわいくて、恐竜たちがイキイキとしていた。
ストーリーも前作からのひきつづきではあるけど、島があっという間で、すぐに本番の舞台へと移ることに驚いた。ちょっと規模としては小さめで、恐竜たちの大きなアクションが少なめではあるけれど、十分に楽しめた。
だから、やっぱり次回作が楽しみだ。
神妙な顔の奴が正義
動物愛護の皮を被っているが、神妙な顔をしているか、笑って銃を向けるかの違いだけで、主人公側と悪役側に大きすぎる差はないと思う。なんなら悪役は責任を被ってるだけマシかもしれない。主人公たちは悪役にある種守られた存在だなと思う。しかも、ラストは責任の取れない子供に人命や環境という点では最悪の選択をさせてしまう。その手はずを整えたのは何を隠そう主人公達なのに。卑怯だなー。
最近はポリコレポリコレで真っ当に映画だけで評価できる土壌が特にハリウッド映画にはない。ディズニーもそうだ。この映画は少なくとも、この映画の中の主人公側に賛成か否かが求められるような気がしてならない。製作側の意図が明確でないと只のプロパガンダなのだ。私はこの映画を悪役対悪役としてみていた。
映像に関しては進化の一言に尽きる。4Kテレビで視聴したのだが、その場に映画がいて、それを撮影したかのような臨場感だった。素晴らしい。外野を考えない、ストーリーだけならば悪くないと思う。前編、後編の作りで、起承転結はっきりしていた。3部作中の2作目の映画としては快挙だ。単体としても良い出来だし、繋ぎとしても優秀だ。
まとめだが、この映画そのものは好きだ。でも、外の大きな声が忘れ去られた時に更に良い映画として評価できるだろう。この映画はあまりにも動物愛護のやりたいことに満ちている。この映画の中でブルーというラプトルがクリプラを食べ、女の子を嬲り殺しても愛護できるのだろうか。結局は自分に噛みつかない動物を可愛がってるだけなのではないか。そういう雑音が私からも抜ける事を祈るばかりだ。頭の中はそれでいっぱい。
大クソバカ映画www
のちに映画化されるであろう更に知能を高めた恐竜と人類との戦いを描いた「恐竜 vs 人類」爆誕のきっかけとなった映画である。
人類のリーダーに立つのはクローン人間メイシー。
恐竜のリーダーはもちろんご存知ブルーだ。
その狭間に立たされるオーウェン。
さあさあ面白くなってまいりました。
恐竜を現代に蘇らせるほどド偉い頭脳を持った学者さん達やそれに関わる皆様方が1人残らず大バカ野郎w
壮大なスケールの火山島から金持ちのちっちゃいちっちゃい屋敷でドンパチ。
結果滅びゆく島から恐竜を救おうつって全部街に放ってんじゃねぇかw
回を追うごとにつまんなくなってんなぁおい!
次回作へのつなぎかな?
前作からのブルーが再び登場。
モササウルスは海に生息するので炎の王国に関係ない・・・・
というか邦題のサブタイトル要らない。
何故なら、炎の王国になるのは島の火山が
噴火するからなだけで。自然の中でのキメラとの闘いがないので
不評もいっぱいだけど、次回作へのオマージュと思えば、前作同様何回でも楽しめる。
島からでられなくて、後ろから溶岩が迫り、目の前の海に飛び込むこともできずただただ悲しげに鳴くブラキオサウルスに泣いてしまう。
今作キメラとなるインドラプトルは、前作のインドミナス・レックスよりスリムで、ラプトル寄りなので、何回も見るとかわいく思える。
恐竜=大自然のなかでの人間を襲うという概念を捨てて、身近に恐竜が解き放たれたら、建物の中で、こんなことになるんだと思えば酷評にいたることはないと思うけど…
恐竜好きには、スティギモロクやスコミムス、イリタトル、アロサウルス等も可愛い~~
次回作が楽しみ!!モササウルスがきっと活躍するよね??w
ブルーはオーウェンと再会したときに、警戒はするけど、
オーウェンの後ろから麻酔銃?で狙ってる人を明らかに攻撃したよね?
ブルーはオーウェンを襲ことはしない。ちゃんとわかってる。
銃と麻酔さえあればなとでもなると思ってるおっさんと恐竜を利用して金儲けしようとする人たちの醜さは極まりないな。恐竜たちの歯を抜くとか、なんてことしてくれるんだ。
ジュラシックシリーズ見るときは、恐竜目線なので、利用しようとするやつは全て悪い奴と単純に見ているので、評論家のような意見は全くない。
素直に楽しむのみ。そして、いま、また観てるw
何十回めだろう??
肩こるわー
地球や動植物をおもちゃにする金持ちを皮肉る内容だった。
人間が作り出した利口な恐竜が暴れ、金の亡者を襲うところは、現代のどこかに通じるかも。
鬼気迫る場面が多くてすごく肩がこる。
前作はある孤島に恐竜が残されて終結していた。
本作はブルーをはじめ、最後に大陸に放たれた恐竜が今後の次作以降どう展開されるのか楽しみ。
恐竜にも絶滅危惧種の保護を与えるべきか、見殺しにすべきか
映画「ジュラシック・ワールド 炎の王国」(J・A・バヨナ監督)から。
冒頭、私たちに大切な判断を投げ掛けられた・・そう思った。
「恐竜にも絶滅危惧種の保護を与えるべきか、見殺しにすべきか」
これは「恐竜」に限らず、人類が常に意識しなければならないこと。
「絶滅危惧種」を守るために「外来種」は悪役を演じ、
さらに「在来種」と呼ばれるものまで、だんだん減っていく、
それが果たして、自然な流れなのか、自問自答している私がいる。
私の意見は、作品内でこう主張したマルコム博士と似ていた。
「人間が歪(ゆが)めた自然界の流れを正す時です」
恐竜は、この時代に生きていけない危惧種であり、
一度「絶滅」した種を復活させ保護しようとする動きこそ、
私たちがしてはいけないことであり、「人類のおごり」と言うしかない。
人類が自らコントロールできない「恐竜」や「原発」などを、
勝手に「彼らにも命がある」とか「安全だから」と主張し、
推し進めようとする考えには賛成しかねる。
映画の物語としては、とてもリアルで面白かったが、
現実になったら、私は「見殺し」に一票を投じると思う。
「人類は自らが招いた激変に見舞われるのです」
マルコム博士の言葉は、重たかったな。
映像は迫力があるが
ど迫力の映像。
CGだかVFXだか、ずいぶん技術が向上したものだとホント感心する。
映像的には文句無し。
これは大きなスクリーンでの鑑賞をお勧めします。
ただ、内容的にはいろんな部分で残念過ぎるというか、ツッコミどころが多過ぎる。
どの辺がどうなのかは敢えて触れないが。
今回は吹替版での鑑賞でしたが、クレア役の木村佳乃はハマり役で、まったく違和感無し。
対して、オーウェン役の玉木宏は、やっぱり玉木宏。
声を聴いただけで、顔が浮かんできてしまう。
あと、ベンジャミン・ロックウッドの孫娘?メイジーを演じた、イザベラ・サーモンがすごくいい。
これがデビュー作らしいが、可愛いだけじゃなく、なかなか良い演技をしてたと思う。
将来立派な女優さんになりそうな気がする。
全てが無責任
遺伝子を操作し、生き物を管理しようとする人間、その傲慢さ無責任さ愚かさをこのシリーズは描いてきたと思います。
が、今作は無責任もここまで来たかと呆気に取られました。いつもの通り、金儲けしか頭にないいわゆる悪役達が恐竜を利用しようとする。お決まりの展開。
それはなんとも思わなかったのですがひたすらヒロインにいらいらさせられる。
前作での反省まるでなし。ラプトル達を直接育ててきた主人公が、「火山の噴火で死ぬ恐竜を救いたい」と最初に言い出すならまだ(それはエゴだが)分かる。けれどヒロインが何故かいきなり恐竜愛護精神に目覚め(しかも斜め上)、恐竜移送の計画を進め始めてついていけない。
結局それも騙されて金儲けに利用される始末。
そんな事をしておいて、恐竜が火炎に包まれ死にゆくシーンで泣かれても、白けるばかりです。
全てが続編の為に恐竜を世界に解き放つ、という結論ありき。誰かに恐竜を解放させよう、しかし流石に主人公やヒロインにやらせるのはマズいと思ったのか……だからと言ってその役目をあの生い立ちの少女にやらせるのも頂けません。
本当に金儲けに目がくらんで恐竜を冒涜しているのは作中キャラクターではなく、制作陣の方ではないのかと考えてしまいます。
ラプトル、インドラプトル達魅力的な恐竜や美麗で迫力のある映像は文句なしなだけに、人間達の描写が残念で仕方ありません。
ストーリーや人物の行動の整合性などを全く気にしなければ、素晴らしい映画だと言えます。
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