ジュラシック・ワールド 炎の王国のレビュー・感想・評価
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「ワールド」の意味を飛躍させた2作目
アバンが良い。悲鳴と悪趣味のスピルバーグイズム(は終始意識されている)。その後は薄味ながら速やかに事が運び、終盤で気付く。あーなるほど、これリブート版『猿の惑星』がやりたかったのね。タイトルの「ワールド」の意味を飛躍させた。確かに次が気になる
『猿の惑星』が主に猿の視点から語ってみせたのに対し、『ジュラシック・ワールド』はほぼ人間の視点からの物語。次作の結末は想像に難くない。それは「ブルー以外の」恐竜達にとって芳しくない結末を一作分先延ばしにしただけに思える。果たして真の意味で「恐竜の世界」を描き切る覚悟はあるか?
次作で人間が滅びて、恐竜達が生き残ったらマジで傑作になると思う。逆にほとんどの恐竜達が死んで、人間が申し訳程度の反省をして終わったら何の意味もない作品になると思う。ということで『炎の王国』の評価は保留、単体の作品としては可もなく不可もなしといったところ
面白かったけど
初4dxで見させて頂きました。
前から次のジュラシックワールドは絶対4dxで見ようと決めていて、4dxで見て正解でした!(迫力がある)
今回の作品は悲しい・残酷なシーンが比較的多かった気がします。もっと楽しい部分もあって良かったのではないかなと思いました。
楽しかったけど
最初の3分で、もうすでにドキドキが始まり、最後は持っていたカーディガン越しにスクリーンを見るという、小心者の私。
映像美、音楽、ハラハラドキドキのストーリーと、娯楽映画として、うまく出来ていると思ったけど、最後のあの選択は、どうなんだ?ダメでしょ?と言いたくなる。
続編があると期待させる終わり方。
あの選択で、いったいどれだけの無関係な人が、犠牲になるのかと思うと、映画とはいえ、気になってしまった…。
次はスッキリ終わらせてほしい。
前作越えのハラドキ体験!色々とすげー映画!!
前作に相当の肩透かしを食らって、あまり期待をしないで観た本作。
いやいや、どうしちゃったの?!って思うくらい、ジュラシックパークっぽさ満載の、めちゃくちゃ良作に仕上がっていました。
本来3時間くらい時間くらいあってもいい内容を二時間で仕上げたため、全編見どころで余すところなく楽しめます。
大きな設定からの、極小の設定に押し込めてからの、最終的には最大級に大きな設定に帰すストーリーテリング。
ツッコミどころもないわけではないが、前作に比べたらかわいいものだし、本筋を大きく揺るがす何かではない。
彼女のあの選択は利己的だけど、そうするだけの理由はあるし、誰も責められない。
「ジュラシックワールド」というシリーズが新たな局面に向かうための、とても重要なのが本作だと感じますす。
お金の無駄! こんなのを4Dで見てしまった・・・
クライマックスが前半という映画
前作のような壮大な恐竜ワサワサ感というよりも、主人公(人間)と1匹の恐竜との逃げて戦ってがメインアクション。CMのようなアメリカ全土に恐竜が襲いまくるのを想像して見ると肩透かしに合う。観るなら4Dがオススメ。駄作だとか酷評するほどでは無いにしても、前作は超えられなかったかなぁ。ただの恐竜飼育員がトムクルーズ バリに何でも出来ちゃう男になっていたのが、ちょっと気になった。前半に興奮と涙のクライマックスがあり、そこからは尻つぼみします。
期待しないで観ればまあまあ。
ああ、ついにやっちまったか、、。
島から島に引越すだけかと思いきや。
大富豪の屋敷を逃げ回るだけ、、。
ここまでのシリーズで、どれだけ危険かを見せてきてたのに。
島だけの話が、次はラスベガスなんですね。
これで、毎年、夏休みになるといろんなところで、恐竜が暴れて、主人公が生き延びる映画が作れます。
”ジュラシック”シリーズ最大の駄作
はじめにお断りしておきますが、
ジュラシックシリーズはすべて劇場で観ていますし大好きです。
好きが故に今作の出来が看過できないので、長文ですがレビューさせていただきます。
(一作目の3D版は本当に”最高”の一言の尽きますので是非観てみてください!)
前作はまさに【みんなが見たかった】現代版ジュラシックパークの再建とお約束の崩壊劇のストーリーに、旧作に登場しなかった学術的に新しい恐竜や、完全に飼育/調教されて人間寄りの立ち位置の仲間のような恐竜、そして「人工」ならではの最強・最恐の恐竜という新基軸を持ち込めたからこそ、傑作という評判をかっさらうことができたのではないかと思います。
久々に前作が心底面白かったので、期待に胸を膨らませて劇場に足を運び、なんの目新しさもなく後味の悪さしか残らない物語の出来にガッカリしました。
こちらのレビューをざっと拝見してほとんど触れられていなかったのですが、この世に存在しなくてはならない「責任」という概念に一切語れられていない点が今作の最大の問題かつ決定的にリアリティに欠ける点だと思います。
終盤の(非常に重い出生の事実を抱えているとはいえ)年端もいかない少女の無謀かつ取り返しのつかないな行動を留めたり咎めるオトナという存在が一切介在しないのは、いくらパニック娯楽モノのフィクションとはいえご都合主義がすぎます。
初代「ジュラシック・パーク」の最大の魅力は、
リアリティのある世界観のパニック大脱出劇の中に「研究一筋で社会性のなかった考古学者が子供との交流を通じて一般的な”オトナ”の感情を知り、人として成長する」と言うヒューマンドラマが組み込めていた点にあり、
だからこそ子どもたちは単純に画面の中を縦横無尽に動き回る恐竜に純粋に感動し、大人たちは「こうやって私達もオトナになっていったんだよなぁ」と共感を持てるという作品としての広さがあり、万人が楽しめる作品になっていたのではないでしょうか。
ところが今作のオトナと呼べる年齢の登場人物たちは、ただ目の前の事象に流されるがまま無責任に行動し、そして最悪の結果として街中に恐竜たちが解き放たれて、
「ジュラシック・ワールドへようこそ」。
「は?」という感想しか出てきませんでした。
人間による生命の”操作”や”管理”の是非という要素はシリーズの根幹を成すテーマであり、途中まではよくこの物語に上手く絡めてきたのだなぁと関心して観ていましたが、人間がこの行為に対してどう責任を取るのか(取るべきなのか)という一番重要な事柄に一切触れる事なく物語が終わってしまい、観終わったあと非常に気分が悪かったです。
楽しみにしている映画はまったく事前情報を入れずに観に行くため、
三部作構想という事を知らずに観たが故の感想かも知れませんが、この適当に広げた大風呂敷を次作でどう回収するのか、期待せずに待ちたいと思います。
(余談ですがブルーちゃんの幼少期のお話は非常に可愛くて恐竜愛を深める良いシーンでしたので、彼女の次作での活躍には期待してます。。。笑)
ジョーズのようなシリーズになる不安
3D 吹き替え版を鑑賞。25 年前に衝撃的に公開されたジュラシック・パークの第1作は,マイケル・クライトンの原作小説に極めて忠実に作られた傑作で,CG の恐竜を世の中に解き放った。CG の恐竜は製作が今とは比べ物にならないほど手間がかかったため,恐竜の種類もあまり多くなく,アニマトロニクス(機械仕掛け)の恐竜も併用されていた。例えば,病気で動けないトリケラトプスや,調理場に子供達を追いかけてくるヴェロキラプトル2頭のうち,1頭はやはりアニマトロニクスであった。
2年後にロスト・ワールド/ジュラシックパークが作られ,恐竜は南太平洋の孤島からアメリカのサンディエゴに上陸した。さらにその4年後にジュラシック・パーク III が作られたが,話の新規性に限界を感じさせる出来で,その後 14 年間このシリーズは沈黙してしまった。
3年前に公開されたジュラシックワールドは,「パーク(公園)」から「ワールド(世界)」とタイトルは大きくなり,CG の恐竜も第1作の数倍に増えたものの,話のネタに困っている状況に変化はなく,遺伝子操作で新種の恐竜を作り出すという話を盛り込んで新規性を出そうとしたのだが,必ずしも起爆剤になったとは言い難く,個人的に最も印象的だった恐竜は,巨大な海竜のモササウルスであった。また,ヴェロキラプトルを訓練できるという設定が追加されていたが,あまり丁寧には描かれていなかった。
本作では,パークのあった島の火山が噴火したため,恐竜を別な島に救い出すというミッションが最初に示され,非常にワクワクするような話だったのだが,実はそのほかに重要な展開があり,前半の話をあまり大事にしていないのが残念だった。遺伝子操作の新型恐竜は今作にも出てきており,前作と同じC人の科学者であったのは,このシリーズにもCの資金が相当流れ込んで来ているのが察せられるようだった。
恐竜を島から脱出させるだけではなく,第2作のロストワールドのような展開になったのには,全く想定も期待もしていなかったので驚いたが,恐竜の大きさを実感させるために身近な風景の中に置くという趣向は,すでに二番煎じの感を免れないし,肝心な恐竜が主役で無くなってしまうのである。悪い奴が沢山出て来て,それぞれ凄惨な最後を迎えるというのもアメリカ映画の特徴であるので物珍しさはない。やはり,このシリーズも,「ジョーズ」と同じようにマンネリ化してしまうのかと思うと非常に残念な気持ちになる。今作に出てくる少女の正体についても,特に驚きはしない話だったし,誰かの思いつきなのだろうが,特に必要はなかったような気がした。どんな理由があろうとあの行動は許されないだろうと思った。
役者は,前作のオーウェンとクレアがそのまま出ていたのは継続性が感じられて良かったと思う。恐竜を作り出すテクノロジーは残っているので,さらに続編も作る積りなのだろうが,次こそはあまり人間側に引っ張った話でないものを期待したい。音楽は,猿の惑星シリーズやローグ・ワンなどを手掛けたマイケル・ジアッキーノで,やはりジョン・ウィリアムスのテーマによる変奏曲を作る仕事も一部あったが,ほとんどはオリジル曲で,しかもそれぞれが各シーンに見事に合っていたので,非常に頼もしいものを感じた。
監督はスペイン出身の若手で,なんと本作が長編映画の3作目だというので,非常に思い切った登用だと思ったが,STAR WARS Ep.VIII のようなとんでもないシーンを押し付けるようなことはなかったと思う。オーウェンがブルーを育てている様子など,前作で見せるべきだったシーンを丁寧に拾っていくという手法も手堅く,好感が持てる。また,火山から救い切れなかった恐竜の哀れを誘う姿は,深く印象に残るものであった。ただ,フェリーが搬入口のドアを締めもせずに出航することはあり得ないなど,奇妙で余計なシーンが結構目についた。ジュラシックワールドの3作目のオファーが既に出ているとも言われており,それでいいのかとかなり気になった。
(映像5+脚本3+役者3+音楽4+演出4)×4= 76 点。
テーマはいいんだけど・・・
作品で描いていたテーマはいいと思う。
ラストは印象に残りました。
パニックアクション映画を期待して鑑賞しに行くと肩すかしを食らうかな。
続編で前作と同じような内容にしてもしょうがないしね。
正直な話、3Dで鑑賞しなくてもよかったかぁ。
なんて思えたし。
(DOLBY-ATOMSでも充分かなぁ。とは思えた。)
賛否両論ありそうね…
最近のシリーズ(某SF大作とか)は、旧作のファンがぶら下がっている分、賛否の幅が大き過ぎる。
旧作と比べると、駄作とする意見に納得もできなくもないけど、適当には楽しかったし、★1とか2ほど低評価でもない気がする。ただ、普通の恐竜では刺激が弱すぎて、ハイブリッドを出す辺りは、とても生命讃歌とは言えないかなぁ…。
この手の映画は、ご都合主義は致し方ないと思うけど、自己矛盾はダメだよ…。
まあ、前々から思ってたけど、モササウルスとかの海洋性大型爬虫類(これらは正確には恐竜じゃない)の血って、どうやって蚊が吸ったのだろう?(笑)
ここまではご都合主義だけど、ティラノサウルスの皮膚は厚くて硬いんだよね…。それをやったらダメだよ…。これには興醒めでした。
関係ないけど、エンドクレジットまで作品だよね?
なのに、何故に途中で立つ?
まあ、それは良いとして、何故、会話をする?
エンドクレジットは会話の時間なんだろうか?
誰か公式見解を教えて下さい(笑)
最高ですよ
後悔はしないと思う
こんなにせつなくなるとは…
巨大な屋敷を
縦横無尽に走り回る
後半のモンスター映画さながらの
追いかけっこがツボにはまる。
ブルーのヒロイックな姿は
前作以上に胸アツでした。
続編で監督が元に戻るのが残念。
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2018.7.28 TOHOシネマズ日比谷にて
2回目はIMAXで。
人間の神をも畏れぬ身勝手さ
その行く末を見つめる哀しき少女
科学の進歩が生んだ人類の傲慢を
これでもかと問いかける本作。
恐竜たちへの思い入れが
ずんずん膨らんでいく。
それを踏まえての
やはり胸締めつけるラストシーン。
マルコム博士の言葉が
人類の功罪を考えさせる。
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2018.7.15 TOHOシネマズ西新井にて
MX4Dで1回目
どのような過程で誕生しようとも
その命はかけがえのない命…なのか
人間の欲望から生み出された
命たちの悲劇をまざまざと見せつけられる。
脅威とせつなさが
どどっと一気に胸に溢れ
映画館を後にしました。
終盤のこども目線は
バヨナ節炸裂。
4D確かに楽しかったけど
もっと真剣に観たいなと。
第一作以来の秀作として評価したい
賛否両論ありますね。
このパターンの場合、否定派になることが多いんですが、この作品は肯定派です。
ジュラシックパーク第一作は、一人の悪役のせいで大混乱、そいつは自業自得の最期。初回ということで緊張感がありました。
第二作は主人公側の人間のせいで多くの命が失われてその責めを負う人間も無し。Tレックス上陸後のストーリーも大味。
第三作は、子供のために他人を巻き込む夫婦にどうしても苛立ちを隠せず。
リブート一作はクレアの序盤の行動は如何と思ったが全体的には楽しめました。
そして今作。
予告編でクレア達が騙されたことが思いっきりネタバレじゃないかと思ったけど、そこから事実上の本編の始まり。
否定派の気持ちは分かるけど、洋館の閉ざされた舞台はジュラシックワールドというよりはバイオハザードかシャイニングという感じ。少女の目線はオーウェンが主人公ということを忘れるくらいのインパクト。
緊張感があって自分としては非常に楽しめました。
そして悪い奴らがどんどん死んでいく様は気持ちいい。
第二作、三作へのアンチテーゼかと。悪役にクレアやオーウェンに対して同罪だと言わしめたのも好感が持てます。
個人的には良かったぞ
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