ジュラシック・ワールド 炎の王国のレビュー・感想・評価
全664件中、421~440件目を表示
純粋な夢が生んだ命の行く末
ハモンドじいさんがキラキラしながら夢の世界を造ったけど、結果的に恐竜たちを傷つけることになってしまった。
すごく脳裏に焼き付いて離れないのがオーウェン達が船で去るときに最後、ブラキオサウルスが桟橋にいるシーン。。。
助けて待ってと言ってるような物悲しい姿が忘れられない。
そしてオーウェンとブルー達の小さいときのシーンと、ブルーとオーウェンの二度目の別れ。。。
映画の中の話だけど、恐竜達が静かに平和に暮らせることを願わずにはいられない。
それにしてもモササウルスに関しては放置しっぱなしで最後に出てくるとは😅
びびり
いきなり背後から現れたりするのは無しでお願いしたい。
ストーリーは予測つくけど、ちょこちょこハラハラするシーンがあって楽しかった。
たとえば、溶岩に触れちゃいそうなトコとか、(実際に溶岩にあんな近づいたら火傷じゃ済まないけど)
Tれっくすの目が覚めそうなトコとか、
トラックで船に飛び乗る所とか!
そしてブルー好き!!
最後はブルー自分から檻に入るかなー?と思ったけど、入らなかったなぁー
まだ次回作もあるのかな?
ジュラシックワールド
映画館で見るにふさわしい大迫力の映画でした!
前回に続いて本物にしか見えないリアルな恐竜がすごい。またメインキャラとなる恐竜がティラノじゃなく、ラプトルであるというのがいい。
最後の恐竜が逃がされて、新しい時代の幕開けが始まり、恐竜との共存を求められる時代に入った。これこそが本当のジュラシックワールドだという、セリフぐっと来た。
続編がありそうな予感でわくわく。
無責任な結末
ワールド
賛否両論侃々諤々なので非常に興味をもって観に行った。
壮大な自然の中で絶滅した恐竜を堪能するという楽しみはもはや無い。
あるのは劇中、『奇跡』と言っている、人間が遺伝子を操作することに対する警鐘。
その恐怖は前作でもしっかり体感させて貰ったが、今作でも十二分に感じた。
『インドラプトル』、見た目からして恐ろしい、というかおぞましい。
人が作り出した異形の物。ただ、その誕生課程は他の恐竜たちと違いはないように思う。
なぜなら他の恐竜も遺伝子の欠けを現存する動物から補填したという事実。
遺伝子の掛け合わせのインドラプトルと何が違うのか?
更に悪魔の所業にも手を出していた事実。
にも拘らず他の恐竜は人の手が作り出したにしても生まれた命として扱われ、インドラプトルは悪魔のように描かれる。それもまた人の傲慢。
そう、今作では人の傲慢、愚かさが描かれ、ジュラシックワールドの幕開けとなる作品。
そこに明るさはない。
この生命誰のもの?
☆☆☆★★★ 桟橋で絶望し咆哮する《アイツ》に涙せずにはいられない...
☆☆☆★★★
桟橋で絶望し咆哮する《アイツ》に涙せずにはいられない。
ここまでだけなら☆☆☆☆★★付けたい。
それくらいに興奮を隠しきれなかったのだったが…。
思えば『キングコング』 は偉大な作品だった。
見世物となるか。コレクションとなるかの細かな箇所や、話の枝葉での違いは有れども。中盤までの大筋にはそれ程の違いを感じずに二番煎じの印象は免れない雰囲気。
勿論、完全に同じな訳では無く。前半の島のPARTが良かっただけに、邸宅内で…の騒動はちょっとね。(ちょっとだけスペクターかよ…と)
それでも終盤での隠れんぼ等は、あの!記念すべき第1作を踏襲している場面が有り。勝手にテンションが上がる。
影を巧みに活かしたショットを始めとし、アクション場面の演出等もかなり良い。
それだけにストーリー部分がちょっと…と。
人知れず開発されていた恐竜の○ロー○開発。
それと対比させる少女の存在に、1作目の原点回帰と言えるアクション場面の演出。
金持ちのコレクションと対比させる、秀逸なコレクション野郎の描写が有るものの、島の火山爆発と対比させる爆発場面までには至らなかったのは勿体ない。
そしてあの《ボ○ン》の存在。
《それ》をどうするのか?
それによってどうゆう未来が訪れるのか?
問題定義を促している様に見えるが。それはつまり、恐竜自体を《○エネルギー》に見立てている様にも見え。【共存】とゆう結論は、今日的な世界的な共通意識からは一体どうなのだろうか…と言う思いは、こちらの穿ち過ぎなのだろうか?
2018年7月14日 TOHOシネマズ日比谷/スクリーン1
賞味期限
動く恐竜を観るのは楽しい。
ただ、どおにも、マンネリ感は否めない。
シリーズ当初、その動く恐竜は衝撃的でその感動は忘れられない。
TREXの獰猛さや凶悪感、何よりその重量の演出にワクワクした。
今作が初体験ならば、面白いのかとも思う。
ただ、どおなのだろう?
最早、今は…珍しくないのだ。
他の作品でも体験できてしまう…。
そんな現状を反映してなのか、本作は色々と詰め込まれてる。
遺伝子操作の話だったり、絶滅危惧種の話だったり…クローン技術や、手に余る程のテクノロジーの話だったりと。
恐竜自体もハイブリッドで、新種。
最早、恐竜ではなくモンスターの類だ。
なもので…今作自体も色々混ぜ合わせれて、ジュラシックワールドのブランド枠は、もう過去のものなような印象だった。
人気ある恐竜を紹介するカットも、いちいちハナニついてしまう。いわゆるサービスカットではあるのだが…あからさまなのだ。
映像は確かに進化もしてるのだろうが…やはりストーリーを堪能できてこそのような気にもなり、以前のように「恐竜すげえ!」が売りにならなくなった今を感じる。
今作のラストは、恐竜と共存する未来的な一言で終わる。
何を指してるのかがはっきりとしない。
生き残った11種が繁殖するのだろうか?
もしくは火山の噴火から生き延びた種を指すのだろうか?
主人公は言う「そのボタンを押したら終わりだ」と…この恐竜たちを逃すと未曾有の出来事が始まるとも取れるけど、噴火から生き延びた種がいるなら、もうどおでもいい選択なのである。野良恐竜はもう世に放たれてる。
色々ちょいと大人の事情が絡み過ぎてて、思いがけず退屈な感想を抱いた。
次作は増えていく恐竜を駆逐する話しなのだろうか?地球上の覇権を賭け、生存競争になだれ込むのかなあ…。
「動く恐竜」なんて男の子の夢しか詰まってないような映画だったのに、そんな続編はあまり観たくないなぁ。
先へと進んだ
個人的に、映画にたまに出てくる「登場人物が一時の感情の波に流されて愚かな決定をしてしまう展開」は大嫌いだし見ていて苛々してしまう。
だから今作のあの場面も最初は受け入れられなかった。
レビューを読んでいても同じ感想を持たれた方は少なくないように思う。
しかし、最後のマルコム博士のスピーチを聴いて考えが変わった。
あの決断はなくてはならないものだと、むしろあの展開を描くためにこのシリーズはあったのだと、そう思うようになった。
あの展開に納得できない方は彼のスピーチにもう一度よく耳を傾けてほしい、言いたいことはそれだけなのだけれど、あえてもう少し語らせて下さい。
注目すべきは、決断を下したのは“彼ら”ではなくて“彼女”であったことだ。すべてはこれに尽きる。
“当事者”である彼女が、まさに恐竜たちを代表する形で下した選択に対して、「責任は誰が取るんだ」などと批判するのは“部外者”である我々にはお門違いなことだ。
あえて言うなら責任は我々人間にあり、その結果が身に降りかかってきたに過ぎない。
このように、生命の尊厳を踏み躙ってはならないと、生命はどんなに抑圧されようとも新たな道を見つけるのだと、シリーズを通して語られ続けてきたテーマが一層はっきりとした形で我々に突き付けられたように思える。
今作では恐竜がひたすら痛めつけられてかわいそう、という感想も多いが、それも、このラストを盛り上げるための準備であったということだ(それにしてももう少しのびのび生き生きとした恐竜たちを見たかったというのは同感だが)。
さらに言うと、今作は傍観者であった観客を“ジュラシック・ワールド”へと引きずり込む役割を担っているようにも思う。
先ほど、「責任は誰が取るんだ」という感想にも触れたが、我々は誰かが責任を取ってくれること、そのようにして問題が解決されることを願っている。
しかし、それだけで全てが丸く収まる時代ではもはやない。
前作までのように(『ロスト・ワールド ジュラシック・パーク』の後半のように例外はあるが)、ある建物から逃げ出せれば、ある島から脱出できれば、それでもう安心・安全という訳ではない。悪い科学者や富豪が何人か恐竜に食われたから、めでたしめでたしとはならない。
遺伝子組換え、ゲノム編集、クローンやデザイナーベイビーをめぐる倫理的問題etc.
既に人類は恐竜を創り出す以上に神の領域に手を出してしまっている。
後戻りはできない。今はもうそんな時代なのだ。
我々は、主人公が危険な目に遭うのを安全な場所から眺めていることはもう許されない。
“恐竜”は今ここに放たれた。
共存か対立か。それともさらに別の道があるのか。
次作を期待して待ちたい。
「ようこそ“ジュラシック・ワールド”へ」
噴火から逃げるクリプラ
こうきたか
全664件中、421~440件目を表示











