ジュラシック・ワールド 炎の王国のレビュー・感想・評価
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恐竜と溶岩の恐怖
恐竜に襲われる中、溶岩流が迫るなどタイトル通り恐竜だけでない自然活動の要素が合わさったハラハラの連続の映画だなと思った。
前半、火山活動が活発になってきた島に取り残された恐竜という構図は史実の滅んでいった恐竜の姿を彷彿させるものがあり、ラストの逃げだした恐竜が日女生活に紛れ込みつつある状況は遺伝子操作のような生命の領域に踏み込むことに対する警鐘のようなものを感じた
建設的なことにではなく、捏造と隠蔽に巨額を投資する世界。 我々人類...
建設的なことにではなく、捏造と隠蔽に巨額を投資する世界。
我々人類は、いつまで真実から目を背け続けるのだろう。
他の星から来たという設定の可愛いE.T.を見るように今作の恐竜たちを見た。
架空の世界からの架空の生物と現代人の触れあいの物語。
またもや勝手な勘で、この映画が伝えたいメッセージはズバリ、「無いことを在るように思わせることは簡単なことだ。遺伝子組み換え等の研究にも加担しないように。例えば、mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンの被験者になることすら自滅的なことだよ」ってことかな。
前作でハイヒールだったブライス・ダラス・ハワードが再びクレア役で登場したのは嬉しい。
今作で初登場した複雑な生い立ちを持つ少女メイジーの存在に深みがある。
落ちるところまで落ちた
前作がそれなりに面白かった記憶があるから自分の評価を確認しようとレビューを探したがなかった。
と、いうのも、本作を観ているあいだ中、こんなんだったっけ?こんな脳筋系だったっけ?なんなんだコレ?と、終始頭の中をめぐったからだ。
娯楽系の作品であるから細かい辻褄や整合性や物理法則の無視などはどうでもいいが、ラストの是非は置いておくとして、相変わらずお金にしか興味のない大人の悪役を懲らしめるだけのような、80年代のチープなアクション映画のような出来の悪さだった。
思い返してみれば、ジュラシックパークの1とか、娯楽系作品ではあったけど、それっぽく見える知的さみたいなのがあったと思うよ。恐竜の迫力と人間の知恵とでもいうのかな、そういったもので作品を構成していたと思うんだよね。
それが本作ときたらただのB級モンスターパニックに成り下がってしまった。
こんなことならいっそ、クリス・プラットは諦めて、筋肉が売りのアクション俳優を主演に据えた方がまだ見れる。例えば恐竜と並走するジェイソン・ステイサムとか、ドゥエイン・ジョンソンとか、なんならシルベスター・スタローンの方が映えると思うよ。それで、超強い新型恐竜をパンチで伸しちゃうとかの方が面白く観れたはずだよ。
とりあえず、ジェフ・ゴールドブラムが見れたのは嬉しかったけど、ちょっと厳しめに☆一つにしようかな。エンディングに呆れたのもあるしね。
火山のもとで‼️
今作は前半は火山が大噴火するイスラヌブラル島からの恐竜の救出ミッション、後半は恐竜の売買に絡む陰謀に主人公たちが挑む‼️もちろん両方で恐竜に襲われながらですが‼️前半は恐竜に襲われながら恐竜を救出するという大変な任務に火山噴火のパニックが重なり、なかなか見ごたえがありました‼️取り残された恐竜たちの姿にウルウル・・・後半は恐竜の売買に人間のクローン問題まで絡み、最終的に全ての恐竜たちが逃げ出してしまい、これからは共生共存していこう‼️そんなバカな‼️普通に街中を歩いていると道端で人が恐竜に喰われている日常‼️そんなのヤダーッ‼️クローン問題も中途半端だし、もうホント物語的に破綻してますよね‼️前作で初登場したモササウルスもゲートが開いていざ大海原へ‼️期待を抱かせといて以降全く出番ナシ‼️前作がティラノのハイブリットだったから、今回はラプトルのハイブリットでいいだろ‼️みたいな安易な発想‼️前作はティラノがやっつけてくれたから、今回はラプトルのブルーに任せよう‼️君たちはただ逃げ回っていればイイよ‼️少しは怒れよ、クリス・プラット‼️
文句なしの面白さ!
2023年5月4日
WOWOWのシリーズ一挙放送にて。
恐竜をペットとして保有したいという金持ち向けの恐竜オークションが開かれる。
そこで戦闘能力の高い改良種が展示されていたことで騒動が大きくなる。
そもそも、恐竜はクローンとして試験管で産み出されたのだし、ロックウッド邸の地下でも恐竜の品種改良が行われていたのだとすると、わざわざ島から危険をおかして正獣を運んでくる必要はなかった気がするが、捕獲した恐竜だからこそ高く売れるのかもしれない。
いよいよ本作で「ワールド3部作」のテーマである恐竜の軍事利用計画が形を見せてきた。
そして、衝撃的なクローン少女の登場。
次作(最終章)でこれらが発展、回収されるのだが、本作ではまだ軽く触れるに止めた感じだ。
****以下、公開時のレビュー****
このシリーズは期待を裏切らない。
島の火山が活性化して避難しなければならないなか、恐竜で一儲けを企むバカ野郎が恐竜を持ち帰る。
金持ちの道楽に、ペットとして恐竜を売りつけるだけでなはい。かなりヤバイ研究をしていて、恐竜に付加価値を持たせようとしている。
シリーズ5作目だが、新三部作の2作目ということなのだろう。
「ロスト・ワールド〜ジュラシック・パーク」がそうだったように、本作も恐竜がアメリカ本土に上陸する。
だが、今回上陸するのは1頭や2頭ではない。
しかも、ロックウッド本邸のインドアで大暴れを繰り広げるという展開。
人類にとって驚異となったクローン恐竜は、自然の摂理を無視した人類の横暴の犠牲という位置付けであり、一作目からその基本路線は変わらない。
また、恐竜に追われる子供がシリーズの必須アイテムだが、今回はロックウッドの孫娘が登場。
この孫娘の秘密が極めて重いのだが、ずいぶんあっさりと受け入れられていて、映画自体はあくまで軽い。
隠れた子供に迫り来る恐竜を影で見せるようなスピルバーグの映画的文法が踏襲されていて、全体的には良質のアトラクション映画だった。
逃げた恐竜たちはいずこへ
恐竜の住む自然の壮大なスケールとアダムスファミリーに出てきそうな洋館の対比が面白いし洋館の内部に至ってはその外観から想像もできないような構造になっていて最後はそこで恐竜が大暴れする。
火山や恐竜から逃げるときのドキドキは結構なものが合ったし、火山流が吹き出ている島から脱出するときに助けてやれなかった恐竜の遠吠えは悲しく、メイジーの生い立ちはかわいいだけにさらに悲しく、怖いだけの話ではなく、うるっとくる場面も多いストーリーであった。
それにしても保護した恐竜たちをオークションにかけ次々買われていくがどこで飼うのやろ?
動物園で飼えるような代物では無いと思うけれど・・・
餌代もかかりそうだし餌の確保の大変やろに、知らんけど。
メイジーがボタンを押した理由は明かされないままで想像でしか理解できないのがちょっと残念。
どうしてもジュラシックパークを超えられない
ただのパニックムービーに止まらない
人が退去したジュラシックワールド。
恐竜たちは生き生きと暮らしていたが、火山の噴火により、絶滅に追い込まれる。
レスキューに来た船に置いていかれ、なす術もなく噴火に巻き込まれてゆっくりと倒れゆく首長竜。
見ていて辛かった。
かつてはパークで営利目的で利潤だけを追い求めたクレア、前回の事件を機に変わり、いまは恐竜を保護する側にまわっていたが、騙されて恐竜を売買する企業に利用されてしまう。
子供も楽しめるように、ユニークな恐竜や笑いを入れながらも
恐竜を金や物としか見ていない人間
世界に残酷な人間が少なからずいることも、容赦なく描き出す。
彼らが作り出した戦闘用恐竜が、獰猛な本能のままに創造主を食い荒らすシーンはスカッとする。
そして、物語のキーワードとなる、ジュラシックパークを作った巨大企業の孫娘メイジー。
彼女は実はクローンだった。
炎にまかれ、追い詰められる恐竜達ー自分と同じクローンを、ついに人が住む世界へ解き放つメイジー。
クローン、人に作られた命であっても、
私たちと同じように感情があり、生きたいと思う。
いまや、倫理は置き去りにされ、中国をはじめ、どんどん新たに遺伝子が組み替えられた生き物が作られる恐ろしさ🧬
行き過ぎた科学への警鐘。
クローンの哀しさを
生き物への尊厳を思い出してほしい。
ただのパニックムービーではない、良作。
🦕 🦖 🦕 🦖
序盤のマルコム博士の名言
「何度、証拠を見せればいいのか、何度指摘すればいいのでしょう。人は自ら滅びようとしている。多くのレッドラインを超えました。
私たち人間の築いた社会は基本的に強欲と、それに、権力欲で汚染されている。
遺伝子操作の急速な進歩は、当然のように破局をもたらします。それは恐竜を再生した時から避けられない運命でした。
日常の中での突然の変化は仕方ない、そう言われる方も多い。
例えば交通事故とか死に至る病とか、人間の力では制御しようないものも存在しているのだと、織り込み済みであるが、それがいつ起きるかは人には予測できないと。
しかし、予測可能な変化もあるのです。それがまさに今起きました。
今日、人類は、恐竜との共生を余儀なくされています。彼らは、今、そこにいます。気を付けないと滅びるのは人類かも…。
我々は想像もできなかった脅威に直面している。
新時代の始まりです。
ようこそ、ジュラシック・ワールドへ。」
毎回ドキドキ
予習は完了しました‼️❓
これまでのロストワールドに似たようの感じのストーリーだったなぁ。あ...
恐竜×火山×シチュエーション・スリラーという大盛りパニックアソートセット🦖🌋🩸! これ2つの映画に分ければ良かったんじゃ…?
恐竜パニック映画『ジュラシック』シリーズの第5作。
前作から3年。放棄されたイスラ・ヌブラル島を火山噴火の危機が襲う。島に残された恐竜たちを救い出すべきか、人々の間で議論が巻き起こるのだが…。
○キャスト
オーウェン・グレイディ…クリス・プラット。
クレア・ディアリング…ブライス・ダラス・ハワード。
イアン・マルコム…ジェフ・ゴールドブラム。
製作総指揮はスティーヴン・スピルバーグ。
まず一言。
こんな所にテーマパーク作るなよっ!∑(゚Д゚)💦
う〜ん、なんて杜撰な事業計画。
忌憚のない意見を述べますが、シリーズ最低作品でしょうこれ🌀
内容は『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』の焼き直し。
何故出来も評価も悪い『ロスワー』を焼き直したのだろう?リベンジ・マッチのつもりだったのかな?
何にせよ、今回も上手く行っていません。
まず述べておきますが、おそらく賛否両論あるであろうあのクライマックスは自分としてはアリ🙆♂️
たしかに、クローン人間云々という展開は突飛だったと思うが、あのまま恐竜が死んじゃったら後味悪いしね。やっぱり『ジュラシック』シリーズは恐竜ファーストよ。
まぁ正直言えば、クライマックスに至るまでの展開で完全にこの映画への興味がなくなっていたので、「ボタン?押しても押さなくてもどっちでもいいっしょ〜🥱」という気持ちになっていたんだけど。
そもそも、たかだか100匹くらいの恐竜が逃げ出したところで、それほどの社会問題に発展するのだろうか?日本のブラックバスも最初は100匹くらいだったって言うし、やっぱヤバいのかな?
まぁどっちでもいいけど。
じゃあこの映画の何が問題なの?という事なんですけど、もうね、単純におもんなかった💦
「この映画つまんねーっ…😥」と思ったのは『ジュラシック』シリーズでは初めてだったかも。
本作は3つのパートに大別出来る。
すなわち、前半の火山パートと後半のお屋敷パート、そしてその2つをつなぐブリッヂパートである。
この内、前半の火山パートは文句なしに面白い!👍
これまでのシリーズとは一線を画す、恐竜から逃げるのではなく恐竜を救うという展開には膝を打ったし、恐竜×溶岩という大盛りパニック展開には(多少のやりすぎ感はあったにせよ)かなりハラハラさせられた。
問題は残りの2つ。
まずは2つのパートをつなぐブリッヂ部分。
ここはまぁダレ場というか、次の展開で大きくジャンプするための我慢の時間である。
こういうパートはどんな映画にもあるけど、本作の場合ここが長すぎ🌀
なんか狭くて暗いところでグダグダ…。さっさと恐竜暴れさせろっつーの!🦖
このブリッヂ部分のつまらなさには心底辟易。
とはいえ、その後のパートが面白ければまだ許せる。
このマイナスを帳消しにし、その上で尚それを遥かに凌ぐような面白い展開を見せてくれるのであれば全然問題無かったんだけど…。
お屋敷パートが面白くねぇー💦
『エイリアン』みたいなシチュエーション・スリラーをやりたかったんだろうけど、それが全く上手いこといっていない。
怖くない上に派手さもないし、しかも画面が暗いからものすごく退屈🥱
大体、ラスボスのインドラプトルに魅力が無いんすよね。だって前作のインドミナス・レックスの方が強そうだし。
ピンチにブルーが助けに来てくれるっていう展開も前作で観たし…。ネタ切れ感が半端なかった。
2つの映画を無理矢理くっつけたかのようなチグハグ感。これは『ロスト・ワールド』の時にも感じたこと。
いくら『ロスワー』の焼き直しだからって、悪いところまで引き継がなくても良いだろうに。
前半の火山パート、後半のお屋敷パートでそれぞれ一本の映画にも出来ただろう。
無理に2つのパートをくっつけず、それぞれを一本の映画として独立させるなりして、しっかりと描いて欲しかった。
前半の火山パートで全編描いてくれていたら、この映画のことをかなり好きになっていたと思う。
凶暴なTレックスや巨大なブラキオサウルスをどうやって捕獲・輸送するのか、とかを丁寧に描いていってくれていたら、これまでとはかなり違う切り口になっていた筈だしかなり面白くなったのでは?
それなら、もっとマルコム博士の出番も増やせただろうし。
結局マルコム博士が登場した時が、この映画において一番テンション上がった瞬間だったな…。
映画は足し算だけじゃダメなんだと再確認させてくれたという意味では、貴重な経験になった。
今夏放映予定の最新作『新たなる支配者』に対する期待値はかなり下がっているが、どうなることやら…。
まぁ多分観に行くけど。
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