ジュラシック・ワールド 炎の王国のレビュー・感想・評価
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毎度ながらに恐竜たちのリアリティさに脱帽!
このシリーズに毎回、感心させられるのが恐竜たちの動きのリアリティさ!それを観るだけでも充分に価値があると思えるのだが・・・・・ストーリー的にはどうしても似通った感じになるのはご愛敬か!?
今回はクローン人間の登場等もあり、恐竜話とクローン科学の融合はまだまだ色々な形で広がっていくのでは・・・・・決してかつてのゴジラ映画のように恐竜にスポットを当て過ぎて、子供だましの作品に陥らないことをただただ祈るのみ!!
恐竜が人間を意識しすぎている
そもそも『ジュラシック・パーク』は,「人間VS恐竜の戦い」ではなかった。自然という「より大きなもの」に放り込まれた人間が,自然の中で生き残ろうとする作品だった。自然の一部である恐竜にとって,人間というものは「人間」ではなく,ただの餌であり,食料であり,生存のための手段であった(ただし娯楽にする必要上,肉食恐竜はいちいち空腹かどうか確認されることなく,自動的に人間を襲うものとされているのだが)。
恐竜にとって人間が敵であるか味方であるかという考え方はなく,ただ人間は,動く動物であり,餌だった。空腹時に視界に入れば追って狩るし,満腹時には興味がない。ただ生きるという観点のみにおいて,人間という動くものを捕まえるかどうかという話になる。
『ジュラシック・パーク』の終盤。物語に登場する疑似家族ー父,母,姉,弟の四人構成ーを狩ろうとするヴェロキラプトルに割り込んだT-REXは,ヴェロキラプトルと争いつつ,天に向かって咆哮する。それと同時に,人間の建築したものは崩れて行き,「JURASSIC PARK」の横断幕も地面に向かってなびき落ちる。このシーンが印象づけるのは,人間が「PARK」のなかに自然を囲い込んで,押さえ込み,支配しようとしていたが,その囲みは破られ,空間に恐竜=自然が満ち満ちて,むしろ人間が恐竜=自然に取り囲まれ,放り込まれたのだということ。そしてその自然界の頂点に君臨する王が,ティラノサウルスであるということだ。
ここで強調したいのは,ティラノは決して人間を助けようという意図を持っていたわけではないということだ。人間という餌を得るために争いたかっただけで,もしもティラノがヴェロキに勝っていたら,人間は,ヴェロキからは逃れられたとしても,再び追われていただろう。やはり人間というのは,恐竜にとって敵だとか味方だとかではなく,単に生存のための食料なのだ。
ところが「ワールド」は違う。少なくとも当初は,人間は恐竜の制御に成功し,恐竜パークを商業化することにも成功している。恐竜の制御が試作段階であった「パーク」とは異なり,一度は恐竜の制御に成功してしまった時点で,もはや「ワールド」は「パーク」の趣旨を汲んでいない。
また「ワールド」ではヴェロキラプトルとティラノサウルスが人間の味方をすることによって,制御不可能な新種のインドミナス・レックスを撃退することに成功する。本来「パーク」にはヴェロキにしろティラノにしろ,人間に味方しようという意図も敵対しようという意図もなく,たまたま両者が争うことによって人間は逃れることができたのに,「ワールド」にはヴェロキやティラノを明確に味方にしようという意図を持って人間は作戦を立て,そして成功している。ヴェロキは明確に主人公たちに協力しようという意思を持ってインドミナスと戦っているように思えるし,ティラノに至ってはヴェロキと違って飼いならされていないにもかかわらず,そして食料を必要としているかどうかも問われずに人間(観客)の希望通り,開放された途端インドミナスにぶつかっていく。人間は,自分たちのために恐竜を制御し利用することに成功してしまっているのだ!
この点において,もはや「パーク」の,完全な予測が不可能で,暴発する,制御不能な自然というコンセプトは緩められ,破れ,人間にとって都合のいい物語が成立している。もちろん「パーク」にも,嫌われ者が殺され観客の応援したがるキャラクタが救われるという勧善懲悪&因果応報の様式は持っているけれども,「ワールド」は「パーク」の持っていた人間には制御できない自然の中で,自然の一部として生き延びることによって得られる爽快感を与えることはできないのだ。
インドミナスレックスにしても,ティラノのように人間という存在を認識せず単に動く生き物,餌としてみなすのではなく,人間の技術を理解し,対抗手段を企て,それを掻い潜る。人間を餌とみなすのではなく,敵としてみなし,反抗を試みているのだ。「ワールド」のインドミナス・レックスはもはや人間であり,恐竜=自然ではない。自我や人間的知性を持った存在なのだ。
懐古厨,「そもそも」厨と言われればそれまで。しかし「ワールド」は「パーク」の趣旨を汲んでいるとは言い難い。あれは単なるディザスター映画だ。
『ジュラシック・パーク』は,恐竜を2つの側面から描いていたと思う。恐竜に襲われる恐怖と,恐竜を雄大で愛すべき存在だとみなす視点。ラスボスとも言えるティラノにも,この2面性が備わっている。離れてみれば雄大,襲ってくれば恐怖。ティラノは善でも悪でもなく,ただ生きているだけだった。恐竜を恐怖することなく人間の武器を以って制圧し支配しようとする人間の試みは失敗し,彼らは殺され,愛情や好奇心と慎重な恐怖を併せ持つキャラクタだけが,スピルバーグによって生かされた。
ところが「ワールド」や「炎の王国」が作り出してしまったのは,純粋悪,悪者とも呼べる恐竜だ。この恐竜の出現が,味方とか敵だとかの観点から恐竜に接する考え方を生み出してしまった。インドミナス・レックスや,「炎の王国」に登場する恐竜は,作品中の人間にとって純粋な脅威でしかなく,それゆえに愛護の対象であると観客に思わせないやり方で描かれ,そしてただ消滅させられるのみだった。
「愛情」と「恐怖」という2つの側面を持った恐竜の姿は,もはやそこにはない。
悪くないのだが
もうネタ切れだろう。恐竜CGも相変わらずレベル高いが、スゲェ感は流石に消えた。
ストーリー展開も想定通りだし、キャストへの思い入れも薄い。
次作、まあゴジラや猿の惑星なんかで見飽きてる感じになるんだろな、と。
前評判より楽しめた
規模が小さいとか
色々言われてたけど、
全然楽しめた。
少しホラー要素もあって、
初期の頃を思い出しました。
印象的なシーンは島に取り残された
首長竜が煙に飲み込まれて行くシーンかな。
1.2に出てたおじさんのセリフがそのまま
この映画のメッセージになっててわかりやすかった。
猿の惑星かよとも思ったけど笑
まぁ、ぶっちゃけ言うと
前作からそうだけどブルーみたいなやつがいたらダメだと思う。
恐竜と人間の交流はない方がいい。
現実離れするし、主役のイケメンだけ特別な人になっちゃうし。
恐竜は恐竜。
人間は人間で堂々とパニックして欲しいです。
その中で命の尊さや、
自然の厳しさ等を描いて欲しい。
あくまでも個人的な感想ですけどね!
それでも普通に楽しめました!
新しいジュラシック映画
今までのジュラシック映画には無かった、アドベンチャー、ゴシックホラー、サスペンス、感動、悲哀など見事に詰め込まれた作品。
面白いなーと感心しながら観ておりました。
プレミアシートに座っていた、チャラ男のまま成長したおじさん。
上映中にちょくちょく隣の女性と話しているのが雑音となる。
そのくせ、エンドロールが終わった直後に離席し、スクリーンの前では視聴の邪魔にならいように腰をかがめて歩いていた。
昔の映画館とはちがって、スクリーン位置が高いので頭は映らないんだけれどね。チャラ男の装いだが、年齢がわかってしまいます。
その心遣いあるなら、上映中はしゃべらないマナーも学んでほしかった。
映画が面白かったが、雑音が気になったのが残念。
おもしろかった。。
もう、生きているとしか思えない。。
素晴らしい。
できれば4dxで観たい映画です。
ストーリーも素晴らしいけれど、これは恐らく今後バイオハザードみたいになっていくんだろうなという感じで最後をむかえます。それはそれでおもしろい。
今後も期待します。。
続編が楽しみ
炎の王国、、の割には
火山の噴火から島から脱出が
意外とあっさり終わり
後半は、お屋敷でのバトル
ラストは恐竜が人間界に放たれて
次回へ、、、
次回作が、単に、人間界に放たれた
恐竜が暴れますだとしたら
既に、このシリーズで描かれてるから
きっと、恐竜を落札したセレブが
恐竜で軍隊を組織し、戦争を起こす
そこにクローン人間も絡んで、、、
なんてストーリーでしょうか?
人間って馬鹿だね
前半はいい。後半は、なんだぁ??
家の中でバタバタしてるだけで、スケール小さすぎでしょ!!ロストワールドで学ばなかったのか?!恐竜をアメリカに持ってきたら、あかんねんって。
ドタバタは大自然の中でやりなさい。
良かったとは思いますが
そんなに恐竜を買う人がいるかって思ってしまいました
ジュラシックとしての面白さやワクワクドキドキ感?はやはり凄かったです。ブルーとの掛け合いなど
うーんって感じで終わってしまいました。
ただDVD出たら借りちゃうんだろうな。続編も見てしまうんだろうなーって映画です
ツッコミどころ満載。ハリウッドらしさを楽しむ映画
ハリウッド大作が好きで、暇つぶしに何か映画でも・・・という方にはちょうどいいのでは、という印象。
正直ツッコミどころ満載で感情移入はほぼできず。
実は一番悪いのって主人公側じゃないの? って思えるほど片面だけの正義感を振りかざしているし(少なくともどっちもどっち)、そこでそういう行動する?っていうオンパレード。
記憶は曖昧ながら・・例えば
・俺に考えがあるといって、恐竜たちを解き放ち、かき回すだけかき回す主人公。俺の考えには一切触れられず。回収なし。
・屋敷内から屋外に恐竜を解き放つ女の子。ここにいたら恐竜たちが死んでいく→かわいそう→扉を開けるボタンを押す。逃げ出す恐竜たち。
結果、恐竜たちに2、3人(悪玉たち)瞬殺されます。
世界、どうなんだ? いい人達には無害か。
ちなみにボタンを押した子供を、主人公たちは「その判断仕方なし」と見守っている。そういう判断をするからイスラエルやアフガニスタンが心配に思えてしまう。
・最強の恐竜を倒したと思い、自ら檻のなかに入る悪玉
もちろん、恐竜は死んでおらず、瞬殺。
40代以上なら、志村ー、うしろうしろ。それ以下なら押すなよ、絶対押すなよを想起させるハリウッド芸を見せられる。
・女の子や主人公たちの前ではかなり弱い最強恐竜。
そもそもパワーポイントのレーザー光線みたいなので狙うと襲う仕掛けの最強恐竜って・・・面倒だし、弱い。今流行りのかわいそうな生き物シリーズ行き確定。
まあハリウッド映画なので、こういうところをお約束ってことで割り切って鑑賞する・・・でいいんだけど、それでも危険な恐竜たちを自分たちがかき回した挙げ句、世に放っただけでも終身刑。
共存とかテーマ云々って浸ってる場合じゃないだろ。
ブルーー‼︎
何回心の中でブルー‼︎と叫んだか分からない(汗)
何でオーウェンと一緒にならないのー⁉︎と思ったけど、『クローンにも命がある』のセリフが深いとかんじた。檻は嫌なんだね…。
最後の『ようこそ、ジュラシックワールドへ』のセリフに鳥肌立ったかも←
恐竜達が解き放されて、題名そういうことか‼︎と思った。
鉄板芸と次回作への期待。
やっぱり怪獣、恐竜映画は映画館で観るに限る。
前作からの続きの体をなしているので、オーウェン大活躍、クレアには大イライラをさせられる訳ですが(この人は本当にダメ)、序盤は、「お前、ええ加減にせえよ…。」と同じ轍を踏んでる感満載。
これは、まぁしょうがないんだけど。遺伝子科学で人間が神の真似事をしてはいけないからの…「あ〜あ。」という展開の鉄板劇。今作は、更に恐竜に感情移入する展開になる。もはや、ゴジラ的問題定義。あのT-REXも元気。ブルーは何度も人間裏切られているのに健気…。
余談だけど、オタクや頭脳派キャラの出で立ちが変わりましたよね。ジアなんかは、獣医でギークな感じだけどオシャレだし、タトゥーなんかも入ってて、アメリカの今のオタクって感じ。頭脳派キャラやくに黒人男性が抜擢されるのも、時代の流れというか、変わりましたよね。(キングコングもそうだった)
今回、一番かっこいいのは、ラストのメイジーちゃん。メイジーちゃんに隠された秘密が終盤に明らかになるんだけど、彼女が今後のジュラシックワールドシリーズで凄く大事な役になりそうで、これまた楽しみ。恐竜とのハラハラドキドキ劇も、相変わらずアイディアに溢れる演出で最高。恐竜スマイルも有り。最高に楽しめました!
これぞ王道
恐竜が人間を襲う、人間は逃げる、
悪役は食われるという、誰もが想像つくお決まりのパターンです。
しかし今回は序盤から終盤までハラハラドキドキの展開が盛りだくさんだと思います。
私は前作よりも今作の方が好きです。
ストーリーなど細かいことを突っ込めば色々あるのでしょうが、これぞ王道。
映画館で見れば迫力満点。テレビだと半減します。
ストーリー重視な人は別の映画をどうぞ。
良かったですよ。
ただ、自分の年齢のせいか(59歳)笑
スターウォーズの
『ローグ・ワン』の次くらいに
作品の内容が凄く切ないものに
思えました......。
でも鑑賞して良かったと
思える作品でした。ザックリ言うと
biohazardの洋館事件とジュラシックを
足して2で割った様な感じです。
「THE映画」
70本目。
久々に「THE映画」を見た感じがしました。
非常に良かったです。
洋画も何本かに一本、物凄い映画に出会えますが、
この作品もそんな映画でした。
そして、やっぱり一作目の「ジュラシック・パーク」
を見た時の、感動と興奮が甦ったかのような作品でした。
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