「ヒトに創られた生命の行き着く先は・・・」ジュラシック・ワールド 炎の王国 ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
ヒトに創られた生命の行き着く先は・・・
前作で崩壊したジュラシック・ワールドが、恐竜の保護区になっているんだけど、火山が噴火するってことで、さあどうするか?
なんと、マルコム博士が登場して、恐竜はこのまま絶滅したほうがいいと発言する。
前作であんな大騒ぎを起こしたクレアは、なんと恐竜の保護活動をしていて、島から恐竜たちを助け出そうと画策する。ところが、これには別の陰謀が渦巻いていて・・・
「炎の王国」なんてサブタイトルが示すように、ジュラシックワールド、恐竜の島が火山で崩壊するシーンが展開するんだけど、ここは最高でした。
恐竜パニックにデザスターな要素が含まれて、飛び交う噴石、火砕流、溶岩、逃げまどう恐竜。大迫力のCG映像に大満足です。 滅びゆく島の映像は、ホンっとに大興奮!そして、切なかった。
今回、見直してみても、やっぱりここまでかな。
【ネタバレ】
このあとは、助けるふりして運び込まれた恐竜が、実はオークションにかけられてってことで、館兼研究所が舞台となる相変わらずのモンスターパニックになるだけど・・・
う~~~~ん、それなりにハラハラドキドキはあるけど、やっぱり出来すぎ感は否めない。まぁ、それなりに楽しめたから良かったかな。
それに、今回は悪だった奴が、みんなやられちゃったのはスカッとした。それも、自分好みの、グロいシーンが多くて、その点は大満足です。
ここで再びマルコム博士が登場して、未来を語るんですよね。 ヒトと恐竜の共存?
奇しくも最初の「ジュラシック・パーク」シリーズ3作目のラストに近い雰囲気で最後を迎えた。
次回作に大きな期待をしたのを覚えてます。