「ホントにトコトン怪獣映画」ジュラシック・ワールド 炎の王国 Jettさんの映画レビュー(感想・評価)
ホントにトコトン怪獣映画
普通に楽しめます、至って平凡な良作
恐竜が人間の生活圏に拉致されるが、結局 人間の手に負えず大暴れ
クライマックスは今回またもや登場する品種改良され、怪獣の域に達している恐竜"インドラプター"が大きな屋敷の中で主人公達を追いかけ回し、外に逃げてどしゃ降りの中、ドーム型の屋根の上で最終決戦という流れだが、前に見た映画とそっくりで、全然目新しさが感じられず、ありがちなパニックアクション作品で収まっている印象
「ジュラシック・パーク」シリーズでなければ相当 面白いと評価されたでしょうが、残念ながらもっと高次元を期待された作品だけに少々気の毒ですね(苦笑)
でも設定はすごくいい
前作で恐竜島に残された恐竜達が火山噴火で絶滅するのを守るため協力を依頼された主人公達だったが、実は悪い人間達のエゴによる、とんでもない計画に乗せられていた、というとても良くできた脚本です
前作からうまく繋げ、そして次回作への布石もしっかり残して終わります
みどころは火山噴火の中で恐竜達が逃げ惑う中、主人公達も一緒になって懸命に逃げ、島を脱出するくだり、スリリングで圧巻の大迫力スペクタクルシーンです
クリス・プラットさんが相変わらずカッコいいし、ブライス・ダラス・ハワードさんも今回はスキニージーンズで体を張った力強いヒロインを熱演していてカッコいい
総じて全体的に上手くまとまった良作ではあります