「ロストワールド以来の駄作」ジュラシック・ワールド 炎の王国 マイケルタカシさんの映画レビュー(感想・評価)
ロストワールド以来の駄作
恐竜が大量に登場するし、CGの素晴らしさには満足した。
が、ストーリーなどはB級でした。
主人公たちは都合よく生き延びて、なんか教訓めいたメッセージを残したつもりの作品。
CGに力とお金を注ぎ込みすぎたのかな??
噴火によって噴石が飛びかい、溶岩が迫ってくる中、恐竜たちは海岸の方に急いで逃げている緊急事態で、なんぼティラノといえど、いちいち主人公たちに襲い掛かるか??スリル感を出すためだけの説得力のない場面。
いかに欲深い人間とはいえ大量に恐竜に殺戮されてもなお恐竜を助けようとする意味不明な行き過ぎた動物愛護?これをやったら多くの罪のない人間が殺戮されるのがわかっているのに?
結局アホな少女が野に放って世界中が危険にさらされるという無茶苦茶な結末。悪党はみんな死んだからよかったの?少女の生い立ちが可哀そうでもまったく共感できない。むしろこいつは悪徳バイヤーたちよりもタチが悪い。
また、特に追加料金を払って3Dで見る必要はないと思う。よくわからん主人公たちの恋愛や人間模様が多いし、そこまで3Dに適した場面もないですし、2Dで十分。