「決して一筋縄ではいかないバヨナ監督らしさが炸裂」ジュラシック・ワールド 炎の王国 ぐうたらさんの映画レビュー(感想・評価)

ジュラシック・ワールド 炎の王国

劇場公開日 2018年7月13日
全542件中、184件目を表示
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決して一筋縄ではいかないバヨナ監督らしさが炸裂

『ジュラシック』シリーズは、人類の変わらぬ恐竜愛を純粋に発露させる娯楽作だと、そう思っていた。だが、本作『炎の王国』ではその奥底に隠されたダークな本性が抑えきれずに溢れ出し、ホラー、サスペンスの要素すら感じられる異色作となった。

何よりも、これまで広大なパーク、あるいはワールド内の物語だったものが、ゴシック様式のお屋敷のお話へと様変わりしてしまうところが、AJ・バヨナらしいところ。この監督は登場人物の心理とお屋敷の構造がリンクすることが多いのだが、今回もまたバヨナの『永遠の子供たち』よろしく、深層心理からジワジワと未知なるものがせり上がってくるかのように、映画は未曾有の恐怖へと飲み込まれていく。この特異な作家性を楽しめるか否かが賛否や満足度を分けるポイントとなることだろう。3部作の中間部分らしく、しっちゃかめっちゃか掻き乱す意味ではバヨナらしい変化球が存分に楽しめる一作になったかと思う。

ぐうたら
さん / 2018年7月27日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  楽しい 怖い
  • 鑑賞方法:映画館
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