「☆☆☆★★★ 桟橋で絶望し咆哮する《アイツ》に涙せずにはいられない...」ジュラシック・ワールド 炎の王国 松井の天井直撃ホームランさんの映画レビュー(感想・評価)
☆☆☆★★★ 桟橋で絶望し咆哮する《アイツ》に涙せずにはいられない...
☆☆☆★★★
桟橋で絶望し咆哮する《アイツ》に涙せずにはいられない。
ここまでだけなら☆☆☆☆★★付けたい。
それくらいに興奮を隠しきれなかったのだったが…。
思えば『キングコング』 は偉大な作品だった。
見世物となるか。コレクションとなるかの細かな箇所や、話の枝葉での違いは有れども。中盤までの大筋にはそれ程の違いを感じずに二番煎じの印象は免れない雰囲気。
勿論、完全に同じな訳では無く。前半の島のPARTが良かっただけに、邸宅内で…の騒動はちょっとね。(ちょっとだけスペクターかよ…と)
それでも終盤での隠れんぼ等は、あの!記念すべき第1作を踏襲している場面が有り。勝手にテンションが上がる。
影を巧みに活かしたショットを始めとし、アクション場面の演出等もかなり良い。
それだけにストーリー部分がちょっと…と。
人知れず開発されていた恐竜の○ロー○開発。
それと対比させる少女の存在に、1作目の原点回帰と言えるアクション場面の演出。
金持ちのコレクションと対比させる、秀逸なコレクション野郎の描写が有るものの、島の火山爆発と対比させる爆発場面までには至らなかったのは勿体ない。
そしてあの《ボ○ン》の存在。
《それ》をどうするのか?
それによってどうゆう未来が訪れるのか?
問題定義を促している様に見えるが。それはつまり、恐竜自体を《○エネルギー》に見立てている様にも見え。【共存】とゆう結論は、今日的な世界的な共通意識からは一体どうなのだろうか…と言う思いは、こちらの穿ち過ぎなのだろうか?
2018年7月14日 TOHOシネマズ日比谷/スクリーン1