「劇場でぜひ!」ジュラシック・ワールド 炎の王国 M.Kotaroさんの映画レビュー(感想・評価)
劇場でぜひ!
感想はズバリ「楽しかった!」のひと言に尽きる。
恐竜たちを金もうけの手段としかみない拝金主義の連中と,恐竜たちを彼らの手から救い出そうとする主人公たち……という構図は,単純でありきたりといえばありきたり。しかしシリーズ最大級の迫力と,舞台がジャングルではなく山中の巨大な屋敷という点が一味違う。
特に屋敷というのがポイント。広大な屋敷ではあるが,襲いかかってくるのが巨大な恐竜なので,シチュエーション的には「密室」に近い。そこで繰り広げられる逃走劇はもはやホラー映画さながらのスリルとドキドキ感で,違いといえば追手が新種恐竜インドラプタルか斧を持ったジェイソンかという程度。もはやこれはホラーに属する作品なのではないか。
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