「ワールド3部作の中間。」ジュラシック・ワールド 炎の王国 takaさんの映画レビュー(感想・評価)
ワールド3部作の中間。
初代ジュラシックパークの理念を受け継ぎ
孤島にて運営開始をしたジュラシックワールド。
前作より続き孤島の休火山が活動を再開し、
島の恐竜を逃がそうとするところから始まる。
朽ち果てたテーマパークの残骸。
オーウェンとクレアは再び孤島へ赴く。
今作は資本主義という人間のエゴでは
恐竜たちを支配できないという戒めを描く部分もある。
原題「Fallen Kingdom」(崩壊した王国)はまさに
彼ら恐竜たちの住んでいた場所という意味もあるが
後半に至る人間の支配欲の価値観の崩壊も意味していた。
前シリーズの「ロストワールド」(2作目)に至る箇所が
類似しており、基本的なDNAはそこをベースにしていると思う。
今作は3部作中の2作目なので前作からのバトンをうまく
受け取り次の3作目へ渡し終えた純粋に綺麗にまとまった
作品だと思いました。
特にキーパーソンとなる「ある人間」が次作以降
どのような立ち位置となるのか気になるところ。
CG映画の一種の頂点となったジュラシックシリーズ。
やはり観るなら大画面で体験しておきたいところ。