劇場公開日 2018年7月13日

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「恐竜がテーマのホラー映画」ジュラシック・ワールド 炎の王国 2638さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0恐竜がテーマのホラー映画

2018年7月14日
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泣ける

怖い

萌える

 レビューでは微妙な評判のようですが、満足しなかった方は「恐竜映画」を見に行ったのだと思います。「ジュラシックパーク」または「ロストワールド」の続編を見に行った人は、結構楽しめるのではないかと思うんですが、どうでしょうね。
 クローンやキメラなど、過度な遺伝子工学に疑問を投げるというテーマは以前から実は変わっていないのでは。生命の操作は「神の領域」という発想はキリスト教的なので、パークの科学者が中国系である点がとても象徴的に思います。そして今回は前作以上に「お金大好き」の悪感が伝わってきます。テーマ性はそんな感じでいつも通り。生命倫理的にはまだ議論の余地がある問題なので、多様な立場から書いてくれればもっと面白いと思います。今回はマルコムさんにアンチクローンの立場を演じさせた感じで。
 にしても今回はインドさんがめっちゃ怖かったですね。もうあれはホラー映画のつもりで作っていると思います。爪が長くて器用とか、前作のインドミナスさんも人握ってむしゃむしゃしてたので、ちゃんと伏線張ってましたね。また、お嬢ちゃんが引き戸を閉めようとするとこはなかなか不意打ちのオマージュでした。
 テーマ性とか全体の雰囲気とか、作品の面白さには難しいことも色々あるでしょうが、要はロリブルーソーキュートで★4です。

追記
吹替も見てきました。
主役二人に関しては、前回よりは違和感なくなってます。金曜ロードショーのおかげかも。傭兵歯おじさんはもっとドス効いた人でも良かったかなー。ドスな人が減ってるのかな…大塚周夫氏がご存命なら是非やってほしかった。吹替で一番良かったのは実はメイジー嬢かも。

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