「転生物語 100万回生きたねこを思い出しながら」僕のワンダフル・ライフ リドさんの映画レビュー(感想・評価)
転生物語 100万回生きたねこを思い出しながら
ざっくりと
犬たちの演技が素晴らしかった
たくさんのワンちゃんが登場♪
景色が綺麗で特に広大な農村を走るシーンが良かった
ススキ?の中を走り、ススキから顔がちょこんちょこんと覗く姿が良かった
ストーリー展開早く、テンポ良く鑑賞
それぞれの犬生に色々感じる
イーサン役が少年から初老まで3人の役者で演じているが、どことなく雰囲気が似ていて違和感なく、同一人物の成長のように見えた
わかりやすくてホッコリする、家族で鑑賞おすすめ
100万回生きたねこを思い出した
色んな国で転生したらさらに面白かったかも?
備忘録として犬生、輪廻転生について
1生まれて保健所に捕獲。早々に殺処分
2車内放置で死にかけた所をイーサン親子に助けられる。生涯思い続ける飼い主イーサンとの出会いベイリーと名付けられる
少し気難しい印象のお父さん、綺麗なお母さん、美しい少年のイーサン、立派な家に、田舎には優しい祖父母、おじいちゃんはいつもこっそりおかずを分けてくれる
お父さんはトップ営業マンだがオフィス勤務に配置換え希望があり、交渉のため上司夫婦をホームパーティに招待。イーサンとベイリーのせいでパーティは悲惨なものに。それ以来お父さんは落ちぶれアル中酒乱に。元々弱い所があったのでしょう。
母子家庭になるも、ラグビー選手として活躍し大学推薦を勝ち取る。何かと絡んでくるチームメイトが、嫉妬から父親の話題を出しイーサンが感情的になり手を出してしまう、仕返しに花火の嫌がらせをされ火事に繋がり足負傷の大きな事故となる
些細なイザコザが大事に発展してしまうことが身につまされた
推薦もなくなったようで田舎に引きこもる、追いかけてきてくれた恋人も突き放す、その後、祖父母の家業を継ぐため農学校?に行くためにベイリーとは離れ離れ追いかけてきて車に飛び乗るシーンが素晴らしかった
最後は年老いて病気に。危篤で駆けつけたイーサンに看取られる
3 優秀な警察犬エリー雌としての転生
飼い主の警察官カルロスは妻と別れて孤独だがだんだん犬に心を開いていく様子が微笑ましい。優秀な警察犬として様々な賞を受賞し、最後は事件に巻き込まれた女の子を救出した上に、カルロスをかばって殉職。最後のカルロスが涙をこぼしながら無線を呼ぶ姿に号泣。
4 小型犬のコーギーに生まれ変わった尻尾はない
内気で人付き合いの苦手な女学生が飼い主。男子学生の集まりの誘いも嫌ではないのに断ってしまう。が、犬の散歩繋がりでこの男子学生とカップルに!コーギーもこの男子学生の飼い犬大型犬にひと目惚れ プロポーズや結婚式に立ち合い、たくさんの子どもたちと賑やかに過ごす幸せな一生
5 セントバーナードのミックス犬として転生
鼻ピアスした女性が飼い主となりパートナー男性は厳しい表情で嫌がり、家に入れるな外で飼え。と、幸先不安になる。
案の定、鎖に繋ぎっぱなしのネグレクト。家はゴミ屋敷風で庭には廃品が散らばる。途中で通報されたらしく警察が来て、前世を思い出して、「また捜し物するの?」のセリフがシビアな中にクスッとなる
その後、誰かに譲渡すると車に乗せてつれだすが、やっぱりな置き去りにして捨てられる。
「あんな家帰る気しない」と犬生5回目のベイリーは淡々と野良犬として彷徨う。〜
と、いう流れでラストのイーサン再会へと繋がって行きます
様々な犬生での飼い主達の人生に付き合っていくペットは飼い主次第なんだな。と感じました。
最後はハッピーエンドで安心して鑑賞することが出来ます。