劇場公開日 2017年9月29日

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「ラッセ・ハルストレムの映画」僕のワンダフル・ライフ そんぼさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ラッセ・ハルストレムの映画

2018年3月29日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

幸せ

ぼくは犬が大好き。
だから、犬の映画をすごくリスペクトしている。
だれだって友達がほしい。きっとひとも犬も友達がほしいんだ。分かるだろう?

「ハチ」の監督。
映画としてはいまひとつなんだけど、すきない映画だと思う。
「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」「ギルバート・グレイプ」「サイダーハウス・ルール」「アンフィニッシュ・ライフ」「シッピング・ニュース」
彼は、ぼくのすきな映画をたくさん作っている。
でも2000年を過ぎてから、あたかもTV映画の監督に近い。
個人的に彼がそれでいいなら、きっと「それでいい」と思う。
彼の映画だから。でも自己模倣の傾向が強いかな?つまりチャレンジングじゃない。
映画の中の「もうすぐ夏が終わる」は、予言的で現実的なコトバだ。ゴールデン・レトリーバーの物語もいつか終わる。幸運な物語がつづくことはない。この映画もおなじだ。「イーサンは足を失い、アメフトを失い」そして恋人も彼が原因で去ってしまう。
2度目の生まれ変わりは、警察犬のシェパード。
犯罪者の銃で撃たれ、つぎに足の短いなんだっけ?犬の名前を思い出せない。女子大生のアイスクリーム大好きな飼い犬に生まれ変わる。そう、コーギーだ。
どの物語も悪くない。悲しさや別れがあっても平和で犬とひとの暖かさがある。
三度目は、なんだろ。牧羊犬なんだけど名前が出てこない。だれか教えて(笑)だいすきなバーニーズみたいにも思えるけど・・ まあ、最後はちょっと涙がでてしまった。

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