「なんで吹き替えばっかなのよw」僕のワンダフル・ライフ ポップコーン男さんの映画レビュー(感想・評価)
なんで吹き替えばっかなのよw
本当に素敵な映画でした。
犬を飼っていない人でも心にグッとくるシーンがたんまりとあるでしょう。
犬好きの人ならたぶん涙が枯れて、目はパンパン、映画館から出る時も恥ずかしい事にww
僕は現在は犬を飼っていないが小さい頃に飼っていた犬を思いだして、色々と映画のシーンとオーバーラップしたりしてそれはそれはたまりませんでした。
ちょっと予告で見せすぎなのでネタバレしますけど、自分に会うためだけに何度生まれ変わっても探し続けてくれるって犬でなくてもこんな幸せな事があるでしょうか?
この作品の良い点はなんと言っても犬目線でナレーションが入ったり、コメントしたり。非常にコミカルでありながら犬の動きにコメントが合っている。
犬目線な解釈が面白く、キス→食べ物の取り合い。と解釈したりどんどんとベイリーに引き込まれていきます。
この世に輪廻転生なんてあるのか知らないけど、本当にこの映画の様な物語があればなんて素敵だろうと思う。
犬と人の歴史は古いらしく所説ありますが、1万年以上前だとか、、。
昔から犬は人間の一番近い所に存在しており、どの動物よりもお互いを大切に想ってきたと感じます。
最近では愛玩の気が多いですが、、、。
色々な場面で生まれ変わり、色々な人の手助けをし、時には失敗も。しかしそれが一緒に生きているって事なんですね。
劇中で語られる『犬生w』どんな生き方をして、何が目的なのかベイリーも何度も考えます。遊ぶこと、食べること、いや、あなたの役に立つこと。困ったあなたを助けたい。
こんな気持ちに最後まで泣きっぱなしでした。
小さい頃にママに怒られて玄関で泣いていた時に優しく舐めてくれたコロを思いだしたら今現在でもウルウルとしてしまいます。
もっと遊んで、もっと散歩に行けばよかった。
コロの犬生は充実したものだったのだろうか?
なにより素敵な作品に出会えて幸せだと思う。