「言うほど悪く無い」ザ・マミー 呪われた砂漠の王女 ゲマ兄さんの映画レビュー(感想・評価)
言うほど悪く無い
映画:ザ・マミー 呪われた砂漠の女王をPS videoで鑑賞終了。
結論からいうと、さすがトムクルーズ。
今作はフランケンシュタインや透明人間などに代表される古き良きアメリカのクラシックモンスターを現代に復権させる試みであるダークユニバースシリーズの第1弾であったが、
批評家の間では大不評の大コケした映画と聞いていた、しかし全然悪く無い。
トムクルーズのアクションや、コメディー的な反応を見てると往年のジャッキーチェンを思い出すね。
そういう意味でもジャッキー好きの僕の肌に合ってたのかもしれない。
またアメリカのホラー映画としての視点で観ても良いと思う。
急にビクッとさせるアメリカ映画らしいホラー映画だ。
たまに日本のホラー映画と比較する人がいるが、
僕は緻密な伏線の上に立つ日本ホラーととにかくビビらせに来るアメリカンホラーは別ジャンルだと考えている。
が今回はアマネット女王の愛憎劇がストーリーの根幹としてストーリーを組み立ててるから、
理由づけもされていて面白みが増している。
これから観る人はアマネットの心情を考えながら観て欲しい。
この一作がキッカケでダークユニバースシリーズを取り止め単体映画として出していく方針になりそうなのは残念極まる。
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